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人工血管によるシャント

人工透析を受けるには、シャントは必須です。
シャントは動脈と静脈をつないで、大量の血液が流れるようにしたものです。
ここから血液を抜いて、フィルターを通して綺麗にして、体内に戻します。
シャントは透析のたびに針を刺しますから、血管が細くなってしまうと役目を果たさなくなります。
何度もシャントを作り直している患者さんも多いようです。
最後の手段として人工血管を使ってシャントを作る方法があります。
人工血管は太いので非常に都合が良いように思えますが、デメリットもあります。
人工血管につなぐ自己血管が細くなってしまう事があります。
また、感染症になり易いという欠点もあります。
現在、人工透析患者の10%弱が人工血管によるシャントです。

シャントとは

腎臓病になって状態が良くならないときは、人工透析を受けることになります。
人工透析では、機械が血液をフィルターにかけますので、腎臓機能の低下を補う事が出来ます。
基本的には週に3回行う事になります。
人工透析によって身体は良い状態を保つことが出来ます。
人工透析は動脈から血液を抜いて機械のフィルターを通し、また体内へ戻します。
その為に動脈に注射針を刺さなくてはなりません。
毎回これを行うのは大変なので、シャントという準備をします。
これは腕の動脈を皮膚近くに持ってくる手術をして、透析をしやすい様にすることです。
一度手術をすると、個人差はありますが、結構長い間使えます。
人によっては、だんだん注射がしにくくなって再手術が必要になる事もあります。
シャントを作ると、動脈が皮膚の近くになるので、ぶつけたりしないように注意が必要です。
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