話題:恋愛

12月、今からわくわくしてしまう。1年でいちばんすきなとき。待ち遠しかった、1年ぶりの再会。12月は、イベントごとが多く、普段はそんなに買い物しないあたしもだれかに贈るプレゼントや自分をあまやかすプレゼントを選ぶのはたのしく、かわいらしい紙袋を持つ重みがいとおしくなる。喜んでくれるといいなという魔法をかけてプレゼントフォーユー。彼の誕生日プレゼント、そして自分の誕生日プレゼントを。



感情的に恋をして一喜一憂していた日々、恋をすることに心を揺らし、ときめいたり、苦しくなったりしていた。ジェットコースターのような起伏は、恋してる感じがした。それが錯覚なのか本物なのかはわからないけれど、たいせつな思い出として記憶される。

突然、わかってしまった。ときめかないのはわるいことじゃない。恋がなくなったのではなく、恋が愛に昇華した。あたしたちも愛と呼ぶにはまだまだ不恰好だけれど、恋よりは愛にちかづいている気がする、希望的観測かもしれないけれど。喧嘩もたくさんするけれど、離れることなくおなじアパートで暮らしている。喧嘩するたびにもう無理だと絶望し、離れることを考えるのに気づけば、互いにゆるしている。恋の高鳴りは思考回路を相手でいっぱいにしてしまう魔法のように甘美で虜になってしまうけど、愛の一緒にいるのが当たり前で落ちついている感情もたいせつで、愛を育てるほうが長い人生必要なのを知っている。

そんなことを思いながらもあたしと彼もまだまだで愛に向かって歩いている。これが愛に育ててばいいなと望んでいる。ときめきはいくらでも容易く手に入るけれど、愛はなかなかみつからないし、育てるのも容易ではない。時間だけがつなぐものでもないし、信頼なんて目にみえない。感謝だけはわすれず、互いを見失わないように想い合えればいいな。