飛し視。
《柳楽優弥のうつすら胸毛》
『5分でわかる「おんな城主 直虎」』で済むことをだらだらと40分以上掛けて描いてゐる。
龍雲丸の髪の一部が赤いのはまだしも青いのは何故なのだらうか。
飛し視。
井伊直親(三浦春馬)
中野直之(矢本悠馬)
松下常慶(和田正人)
石川数正(中村織央)
武田義信(オレノグラフィティ)
が可愛かつた。特に、胡座をかいた直之の足の裏を注視してしまつたよ♪
話は、『5分でわかる「おんな城主 直虎」』以外の部分の方が面白いのでは?
それにしても、直親に現地妻や現地妻との間に子供が居たことは、別に驚くことではないだらう。そのことを直親が黙つてゐたのは、政治的に悪いことだとは思ふが。
面白かつた。
直盛(杉本哲太)、あの時点で自害するものかしらん。
でんでん奥山御乱心。高橋一生小野に返り討ちに。
面白かつた。
直親は、好人物風だけど、実際は、悪どくて無責任だ。加へて、そのことに無自覚であるだけでなく、自分では、善いことをしてゐて務めを立派に果してゐる、と思つてゐさうだ。頭は良いのかもしれないけど、“分つてない”タイプなんだらう。“分つてない”ところは、(一見全く違ふやうでゐて)『真田丸』の石田三成と似てゐるかも知れない。政次に殺されるらしいけど、「身から出た錆」的な最期なのかな。
そんな直親(&とわ)のせいで政次は、着々と暗黒化してゐるやうだ(笑)。此方はとわに殺されるらしいけど、どんな末路になるのかねえ。邪悪さを存分に撒き散らしながら華々しく散つてほしいなあ♪
それなりに面白かつた。
《饅頭二つ。一つ食つて、もう一つは備へ》
不相変三浦春馬肥後守がいい男だ。眼福(笑)。
「幾ら待つてもとわはお前のものにはならない」
三浦春馬肥後守は「とわは誰のものにもならない」といふ意味で言つたんだらうけど、高橋一生但馬守は「(仮令とわと結婚出来なくとも)とわは俺のものだ」といふ意味に受け取つたのでは?
婚礼が決つた伊藤麻実子姫。雀を飼ひ慣らす阿部サダヲ竹千代。それを見て驚く菜々緒瀬名。
面白かつた。
三浦春馬、中々いい男だわ。時代劇効果かしらん。ほんのり割れ顎も素敵だし。
市原隼人の腕が逞しげだつた。イッチーは、矢張、インテリ役よりも肉体派の役の方が魅力的かなあ(笑)。
但馬守(高橋一生)は、とわや井伊のことを思へば思ふ程、アナキン・スカイウォーカーのやうに暗黒面に堕ちて行くのだらうか。
瀬名(菜々緒)は、般若の面を外しても般若のままだ(笑)。此方は既に暗黒面に堕ちてゐるやうな。
「ほうひ
せなひめをわかつまに
たつおう」
哀れ深い。
【脚本】森下佳子【演出】福井充広
面白くなかつた。
和泉守(吹越満)を狙つた男の演者は、細田善彦かと思つたら稲葉友だつた。仮面ライダーマッハの頃よりは棒読みがましになつたやうな(笑)。
何故和泉守の月代は、あんなに細いのか? あんなに細くては月代を剃る実用的な意味がないのでは?
生け花をする武士は、『直虎』以外の時代劇では見たことがないやうな気がするんだけど、『直虎』的演出なのかしらん? それとも、普通に生け花は武士の嗜みなのかしらん?
第四回は面白くなかつたけど、次回からは大人キャストになるからちよつと楽しみだ。
【脚本】森下佳子【演出】渡辺一貴
それなりに面白かつた。
初回より好かつたと感じたのは、多分、子役に多少慣れたからと子役場面が初回よりも第二回の方が少なかつたからではないかしらん。まあ、不相変、大人場面も、子役場面よりはましとは言へ、今一つなんだけど。
――とか何とか言ひながら、とわが「亀が可哀想だ」と泣く場面でちよつと目頭が熱くなつてしまつた(笑)。あと、前田吟が刀を振り上げてる後で、筧利夫が抜刀するのを周りの者から抑へられてるのが微笑ましかつた。
【脚本】森下佳子【演出】渡辺一貴
面白くなかつた。
子役の演技が視てゐて辛い。だからと言つて、大人の演技が好い訳でもないけど。そもそも、話が退屈だし。結構、期待してゐたから、残念だ。子役から柴咲コウに替る前に挫折しさう。
杉本哲太パパや吹越満家老が花を活けてゐたけど、あれは、演出なのかしらん。それとも、当時の武士の間で生け花が流行つてゐたのかしらん。
ところで、杉本哲太パパは、設定上、17〜18歳(数へ19歳)なのだね。若い。主人公が生まれた時、幾つだつたのかしらん(笑)。
小林薫和尚と猫の組合せがいいよね。和む(笑)。
面白かつた。
石田三成、馬鹿と話をしたくないのは解るけど、愛想よくした方がいいよねえ。それにしても、何だかんだ言ひながら、源次郎に色々教へてやつて親切だ。真田兄弟の手紙の遣取だつて、握り潰して知らん顔をしていればいいのに、わざわざ、源次郎に手紙を返したり、源三郎からの手紙を保管して、そのことを源次郎に知らせたりで、まるで、密かに手紙を遣取する方法の訓練を施してゐるやうだ(笑)。
源次郎は、茶々を牽制するためにきりと理無い仲であるかのやうに装つたけど、これのせいできりと結婚せざるを得なくなるのかしらん。可哀想な源次郎。井戸に落ちて死ぬよりはましだらうけど(笑)。
真田パパは、徳川の真田攻めが取り止めになつた理由をすつかり読み違へてゐて「あらあら。何てことかしら」と思つた。次回は秀吉に冷淡な仕打ちをされて意気消沈するやうだし。以前「儂は海を見たことがない」なんて戯れ言を言つたことがあつたけど、結局のところさういふ人だつたのかしらん。
《騎馬三十郎腰振りセクシ〜♪》
面白かつた。
景勝は、為政者・統治者としては「ちよつとどうなのよ?」と思ふけど、好い人なんだらうね。そんな景勝に仕へる兼続も素敵だつた。家康を煽つて真田征伐をけしかける阿茶がちよつと怖くて好かつた。あと「噛ま、ない」も好かつた。(笑)。
次回、梅は死んぢやふのかしらん。心配だ。
《驚いたな。私はおきりさんと一緒になるもの――(どつかれ)》
面白かつた。
藤本隆宏の上半身裸が素敵だつた。