多くの方がそのお得さに気付いている「訳あり蟹」。
私がその購入を肯定しているのにも、ちゃんとした理由があるのです。
それは通販ならではの利点と言えます。
実店舗で購入する場合、品質や状態が保証されている分、値段もそこそこ(というか普通に)するので、「得した!」という気になることはあまりないと思います。
一方、蟹通販の場合、形さえ気にしなえれば、傷物の蟹が味は落ちないからと割り切って安価で売っている場合があり、私などは味さえよければ形は気にしませんから、非常にお得だといえます。
国内のかにの産地はどこかと考えると、北陸地方が目立ちます。
冬はかにと温泉と思えば有名な観光地の一つが粟津温泉で、かに料理と、温泉を追求して全国からその評判を聞きつけた客が続々と集まっています。
粟津近辺のかには加能がにと呼ばれ、ズワイガニですが、歯応えのある甘い身が特長です。
かにのシーズンにとれたてを味わいたい方は、間違いなく嬉しい体験ができるでしょう。
毛蟹と言えばその濃厚な蟹味噌で人気のある蟹の一つですが、他の蟹より小さい体をしているため、どうやって選ぶかが重要で、一歩間違うと殆ど身の入っておらず味が悪い場合もあり、注意が必要です。
そうすると、不味い毛蟹を選ばないようにするために注意することはなんでしょうか。
店で選ぶ際は、その場で手に取れるので、重みを確認して身のつまっていそうなものを選択すればいいですが直接商品に触れられない通販の場合には、販売会社の定めた品質の基準であったり、業績であったりをきちんと調べたうえで購入に至ることがうまく手に入れるために必要なことです。
丸ごとの活かにが手に入ったら、まずはきれいに洗い、30分くらい真水につけます。
ここからは軍手着用です。
腹の三角形部分を外して、関節に切れ込みをいれてはずしやすくします。
半身は一気に外します。
甲羅と半身を持って、半身、また半身と外していきます。
半身を外すと黒い部分が残るので、きれいに取り除いてかに味噌は取り分けておきましょう。
脚を外して食べやすくし、関節部分で切ります。
殻に切れこみを入れたり、殻を一部削いでおいたりすると、後で楽です。
一度やってみれば、きっとコツがわかってくるでしょう。
買ってもいない蟹が突然家に送られてくる。
それがいわゆる蟹通販詐欺と言われる詐欺の手口です。
自分は覚えがないが、家族が頼んだのかと思い、代引きでもまんまと支払わされてしまうのですね。
きっぱり断ってもいいのですが、そこまで高い金額でもないし、ひとまず蟹は手に入ったのだからいいかと思って警察にも言わずに済ませてしまうことが多いのです。
少しでも変だなと思う荷物が来たときには、本当に家族が注文したのか、よく確かめてから支払いましょう。