店頭販売ではなく蟹通販で蟹を買うことのメリットとして最も特筆すべきポイントは各地の漁場で水揚げされた新鮮な蟹をクリック一つで買えてしまう部分だといえます。
その点、何人もの人の手を渡って店頭に並ぶ蟹の場合、なかなか「産地直送」とはいかず、新鮮さという点では大幅にマイナスです。
お店の方が良くないというのは意外な結論かもしれませんが、新鮮さを求めるならどんなお店で買うより、通販で直接頼むのがベストの選択だということになります。
国内で獲れたかにと外国で獲れたかに、どちらがおいしいと思いますか。
実は種類によって違うようで、タラバガニなら顕著な味の差はないとなるようです。
ズワイガニは対照的です。
国産と外国産ははっきり味が異なるという説が主流です。
そもそも、ズワイガニは産地がブランド名になるくらい、他のブランドと違う味を持っており、産地による味の違いはあると考えられ、外国産はもっと味が異なると言えるでしょう。
意外と知られていないことですが、蟹は年中いつでも獲っていいものではなく、一定の時期にならないと漁が解禁されません。
漁業の秩序を守り、資源を保護するため、蟹の解禁日がおおむね秋頃に設定されており、漁をその期間のみに抑える仕組みが整備されています。
蟹のシーズンに出遅れないようにするため、漁解禁の情報をニュースやネットで知っておくことこそが肝要と言えるでしょう。
かにの脚肉を食べる方が圧倒的に多いのですが味噌でかにを決める方もたくさんいます。
かに味噌を味わうなら、もちろん毛蟹ですよね。
濃厚な味わいの味噌をすすれば、これが最高、と言う方が多いのもうなずけます。
そんなにひんぱんに毛蟹を食べられないという方には、ぜひ、ワタリガニの味噌を味わってください。
小さめサイズのものが多いですが、独特の味わいを楽しめます。
蟹の調理の仕方においては、蟹がどんな状態にあるかにより気を付けるべき点がそれぞれあります。
そんな中、特に留意する点は、冷凍蟹をいかにして解凍するかという点です。
大概の方は急いで解凍するために水に蟹を浸からせた状態にしてしまいます。
そうしてしまうと、蟹にとっての大事な旨味が逃げてしまいますので、冷蔵庫に入れたままゆっくりと解凍しましょう。