ズワイガニのメスは、「セコガニ」と呼ばれます。


地域によっては、セイコガニあるいは香箱ガニといった名を使われる場合もあるのです。


雄を美味しく食べる方法は、カニ味噌もいいのですが、一般によく食べられているのは、脚の身をゆでガニにしたり、焼ガニにしたり、鍋などにして頂く食べ方です。


一方、小ぶりなセコガニは脚の身も少ないですが、味噌と内子、外子のバランスがとれているため、むしろ、このような部位を茹で珍味として愛されています。


かにはどこでとれても味は同じ、と言われることがあります。


タラバガニで比較すると、国産も外国産もほとんど同じ味だと一般に知られています。


その一方で、ズワイガニは国産と外国産の味が明らかに違うという主張をよく耳にします。


水揚げされた地の名を冠したズワイガニがあるくらいです。


ある程度ブランド固有の味があるわけで、国内でもそうですから、外国産はもっと味が異なると言えるでしょう。


たまたま冷凍庫が空いたので、かにを買うことにしました。


お取り寄せには適した品物ってあると思うんですよね。


ただ遠いからというだけでない理由で、かにはお取り寄せ最適品なんです。


かにって大きいものは何キロにもなりますよね。


家族の人数分だと何十キロまでいくかわかりません。


メリットの1番目はたくさん買えることです。


買い物に行くのと違い、重さを気にせず買えるのは気持ちいいですね。


配送の担当者が日本全国津々浦々、自宅の入り口まで丁寧に持ってきてくれます。


冷蔵庫も冷凍庫もいっぱいになってしまうので、できるだけ食べる日に近い日に届けてもらうようにしたいですね。


クール便で届くので、なるべく早く冷蔵庫に運び入れる。


大変なのはそこだけです。


でも、真のメリットはその品質だと思います。


その品質を少しも落とすことなく送られた最高のかにを自宅に居ながらにして贅沢に味わえることがかにをお取り寄せする一番のメリットと言えます。


数ある中華料理の中で上海蟹は高級料理としてその名を轟かせています。


上海蟹とは、淡水蟹のうち、中国でも揚子江下流域で見られ、これを指して上海蟹というのです。


年間通して入手可能なので常に口にすることができますが、メスでは、産卵前の10月付近、お腹に卵がたくさんある時期と11月辺り、上海蟹の雄の白子の食感は最高で、ねっとりしており、極上の味として貴重な一品です。


直販でかにを買おうとすれば、どこから買うかとなりますが、何といっても北海道ですね。


それにも理由があって、日本で水揚げされる毛蟹の産地は必然的に北海道になるからです。


それ以外のかにの産地はどこでしょうか。


日本海沿岸でもよく知られたところも覚えて欲しいものです。


ズワイガニなら、松葉ガニを誰もが思い浮かべるくらい鳥取で獲れたかにがおいしいのです。