皆さん、食用かにの種類をいくつ挙げられますか。


一番メジャーなのはタラバガニだと言えます。


それから、毛蟹を挙げる方も多いでしょう。


あの硬い毛だらけの姿を思い浮かべるでしょうが、新鮮であるほど硬い毛が密集していて、たまらないという方は多いようです。


味ならばズワイガニを挙げる方も多くかなり知られています。


種類によっておいしさが違うのもかにの特徴で、この料理ならこのかに、という方もたくさんいます。


通販でかにを注文したいけど、鮮度はどうかと気にする方もいるようです。


つい最近まで、通販でかにを買うと、新鮮なものはないといわれていました。


今どき、そんなことをいう人はほとんどいません。


流通システムの進歩で、新鮮な品を迅速に届けられるようになり、通販のかにも市場で買うのと遜色ないくらい新鮮でおいしい品がそろっています。


通販は顔が見えない、品物を手にとって選べない取引なので、必ずしも期待通りのおいしいかにを買えるとは言えませんから、くれぐれも評判のいいお店から買ってください。


便利で知られる蟹通販ですが、皆さんが利用を躊躇する理由があるとしたら、果たして蟹の新鮮さは大丈夫なのかという部分でしょう。


蟹通販を利用したことがなければ、そんなに新鮮な印象はないのかもしれないですね。


でも、それは誤解です。


現実には通販だったら新鮮さが落ちるなどということはないのです。


蟹通販は漁港から直送である分、流通ルートを経てスーパーなどの店先に並ぶ蟹よりも、鮮度が落ちないまま自宅まで届けられるのです。


活かにをさばいてみましょう。


洗って汚れを落とし、30分水に浸します。


殻で手を切らないよう、軍手をはめてください。


腹の三角形部分に指を入れて外し、要所の関節に切れ目をつけます。


甲羅と半身を分けるために、それぞれを押さえて交互に半身を外すのです。


胴には黒っぽい部分が残っているので、それをきれいにしてかに味噌だけにしておきます。


脚は茹でる前に一本ずつ外し、食べやすい長さにします。


さらに切れ目を入れ、殻を一部削いでおいたりすると、後で楽です。


コツを飲み込めば、それほど力を入れずにさばけますよ。


加工していない冷凍かにだとかなり大きいので、外に出しておけば解凍できると思う方もいるらしいですが、かにをおいしく調理するためには解凍は十分時間をかけましょう。


おいしく冷凍かにを調理して食べるためにまず行ってほしいのは室内に出して解凍するのではなく冷蔵庫に入れて解凍することです。


冷蔵庫ならば水っぽくならずに解凍できるので、ぜひ心がけてください。