カタログや、ネットの通販でこの種類、この産地のかにと決めてから、産地でボイルしたものと、活かにとでどうしようと頭を抱えた方もありがちです。


通販のかにの加工法を条件設定するときボイルではなく、活かににしてください。


まず間違いなく、活かにの方が新鮮なおいしいかにを手に入れられるでしょう。


通信販売で蟹を購入した経験をお持ちである人も、ひょっとしたらいるかもしれません。


しかし、生鮮食品を通販で取り寄せるというスタイルに関しては、なんだか半信半疑な人もいるかもしれません。


ほんの十年ほど前であれば、蟹に限らず、通販で新鮮な海産物が買えるという話はほとんど聞かれませんでした。


ですが、ネットが広まった今では、本当に質の良い蟹をネット通販で取り寄せることが簡単にできるのです。


お買い得品の代名詞となることの多い「訳あり品」は、賢い主婦に大人気のものが数多くネットなどで出品されています。


中でもかに通販の訳あり品とは、価格を大幅に下げなければ売れないほどの、どんな瑕疵つまり傷があるのか、そこが、業者の誠意を推し量る上で大変役立つと思います。


判断はお店次第ですから、必ずしも同じ様なものにはなりませんが、ほとんどは大きさが揃わず、極端に大きいものや、反対に小さすぎたりというもので、サイズなんてグラムで売れば関係ないんじゃないかとも思うのですが、そうとばかりも言えないようで。


人間と同じで、「みんな違ってみんないい」はずなのにそうではなく、他とのつりあいで外れるかにもあります。


食べるわけでもない甲羅にほんのちょっと傷があるものなんて、訳ありで買ったら申し訳ないくらいですね。


こんな些細なことが訳あり品の原因だったなんて、王侯貴族ならともかく一介の庶民はあまり気にする必要なんてないですね。


訳ありかには、我が家の定番になるかもしれません。


あらゆる蟹の産地の中でも、日本一の知名度を誇っているのは、北海道で間違いありません。


北海道は漁場も豊富で、様々な種類の蟹が獲れます。


蟹の品種によっては北海道を上回る名産地もありますが、総合評価でなら、北海道は日本一の蟹の産地といえるでしょう。


しかし、そうは言っても、北海道どころか海外産の蟹が道内で売られている場合が少なくないので、ちょっとびっくりします。


皆さん、おすすめのかにの食べ方があると思いますが、「焼きがに」いかがですか。


かにの醍醐味を十分楽しめますよ。


まずは、解凍ですよ。


殻付きのかにをそのまま紙で包んで、じっくり自然解凍してください。


理想は、半日くらいかけてゆっくり解凍することです。


半分くらい解凍できたら、そのまま焼いていくと、しっとりした、うま味の残るかにを食べられます。


水分が残っているからおいしいので、焼きすぎは禁物です。