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洗脳

崇めなさい愛しなさい最終的に死になさい
真っ赤な血を流し涙を流し舐めとりなさい
今までの過ちを全て飲み込むように
私を愛して愛して愛しなさい

マスターベーション

死にかけた目で何を見つめる?
弱り果てた手で何を掴む?
見え透いた嘘を吐いて何になる?

自分自身を見つめ直す度に谷底へ突き落とされる
今までやってきたことは無意味だったのかと
切れてしまいたくなる衝動を抑えられない
いっそのこと何もかもを投げてやろうか

思い切って切り刻んでみた
溢れ出るものは痛みではなく悲しみで
落ちれば落ちるほど消えたくなる
この腕に抱いた物は愛ではなくて
自殺願望というなのエゴの塊
最低最悪のアイツと自分は同じ
ならもういいじゃないか
思い切って華になろう

消失

当たり前だと思っていたモノが
ある日突然消え失せた
夢だと自分に言い聞かせ再び部屋に逃げ込んだ
頬を抓ってみると冷たい現実に引き戻される
嘘だと泣き叫ぶ僕の声は君には届いているのかい?
少しの薬と少しのお酒で逝くような人間ではないだろう?

いつものように笑ってくれよ
いつものように歌ってくれよ
いつもの顔で俺を見てくれよ

自分自身が悲鳴をあげる 産声に似た感覚
惨劇のような夢のあと 四肢に力が入らない

背中を押され前に進めど 決して前には進めない
視界が晴れてよくわかる 足元には影ばかり

気がふれたように踊り狂う
名前の無い「僕」という個体

償いのつもりの自傷行為
しがみ付いて離れない「君」という存在

脳裏に焼き付いた情景が今も「僕」を縛り付ける
もうなにもないんだと絶望するばかり


変わらないのは「僕」自信

monochrome

さめざめと降る冷たい雨は
不意に消えていったアナタのようで
美しくどこか儚げな雪は
大声で泣き叫ぶアナタのようで
自意識過剰な夜の闇は
私とアナタの面影のよう
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