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20170424-20181108音楽メモ

5/14 ハンバートハンバート

 

5/21 tooi,Mogwai,Clinic,Animal Collective

 

6/3 Snöhamn,Amiina,Lilium,Sleep Dealer

 

6/10 カーネーション、Ben Watt、ELECTRIC GLASS BALLOON

 

6/20 Forest Swords

 

7/14 R.E.M.、Iron&Wine(アイアンアンドワイン) 、Coldplay

 

7/17 UNISON SQUARE GARDEN

 

7/26 The Smiths

 

8/8 LLLT

 

8/15 Sing Like Talking

 

11/2 kim hiorthoy,röyksopp,New Energy

 

11/6 AliasConradColdwood

 

12/5 Arckanum,Archive

 

12/27 The Japanese House

 

2018

 

2/3 TootArd,Przasniczka,Tomer Yeshayahu,FIKRET KIZILOK

 

2/8 The Cranberries,The Go! Team,Sunflower Bean

 

2/23 ジュ・トゥ・ヴ,サティ、愛の讃歌。献呈、シューマン

 

3/9 スキマスイッチ

 

5/8 Wake Owl

 

5/23 Yo La Tengom,Tommy Guerrero

 

5/24 David Bowie

 

6/9 haruka nakamura

 

9/3 ボン・イヴェール

 

9/24 Masakatsu Takagi

 

9/27 Galimatias,medasin

 

9/28 choma

 

10/14 Maroon 5 - Sugar

 

10/16 マリアカラス,LORD OF THE LOST

 

10/21 My Bloody Valentine,Skillet

 

10/27 オットリーノ・レスピーギ

 

10/28 グスターヴ・ホルスト「惑星」

 

11/7 SLEEPKILLERS


2018 11月雑記

11/1

/ポケスペの話がちらほらと…某所で公開中なのですね。ポケモンの世界ってわりと闇があるといいますか、ポケモンが良きパートナーだったり実験材料だったりする世界で、ポケモンの強さと弱さを感じたのがポケスペでした。イエローはかわいい。

 

/"セイの忘れものは二つ目の秤。あなたは約束の場所で逃げていました。振り向く者はありません。忘れものは近くにあります。向こうで前足を失った龍が呼んでいます。

#忘れもののおはなし

/秤に乗せたままだったんだ。あの時の答え。手を伸ばして、きみに渡すべきだろうか。本当に。約束の場所から遠ざかれば、きっともう戻らない。食らっておくれ、これまでの記憶と選択。データの海に沈んでしまおう。 #私のセイSS

/セイと忘れものって、イメージを膨らませやすいです。拙宅のセイはきっといつも大切な何かを忘れている。拙宅のセイは今日も元気です。

 

11/2

/figmaのダビデ像がとても良い。ラオコーンも出してほしい。息子たちもセットで。そこに現在発売中の天使どもも散らして私の楽園を作りたい。サモトラケのニケが12月頃に発売で、まさかの足や翼を動かせるニケなので、そちらも良い。とても良い。たいへんです。

石膏ガチャガチャも良かったですよね。近所のお店にまた置いてほしい。生産しているならば。ラオコーンを机の横に飾っている。半身だけれども。今度は全身をば。

 

11/3

#漂流する天使譚 『ひとに優しくも出来ない、力もないぼくですが、天使さん、いらっしゃるならば、どうか願い札を読んで下さい』

 

11/4

/ACIDMAN、たまに聞くと愉快なことをやっているなと気付く部分が多いです。PV、映像だとかと相性が良い音楽なのかなとも。それから唐突に本を買った。森博嗣の。書店に並んでて。唐突に買ってしまった。

/走れホガリ

 

11/6

/やっぱり伝説の剣を抜いたり黒犬を探して深い森を探索したり銀の龍のの背に乗って各地を回りたい(ゲームの中で)

/エスコン7が家に来たら毎日ゲームをしたいのだ。そんな希望に溢れた日々を思い描くだけで幸せになる。こういった期間は長くてもぜんぜん苦ではないのだ。

 

/誰にでもなく手紙を書いてみる。今日のあなたへ。なんでもない日でしたが、秋がきれいでした。

/作りかけだったり修理中のアンドロイドだとか、メカバレだとか

/銀河鉄道999から機械の身体を持つ人々の様々を学んだ

 

11/8

/誰宛でもないお手紙、今日は落ち葉に埋まる。

 

/これまで伸ばし伸ばしにしてきた仕事を一つずつ片付けているわけだが、片付けているわりに片付かない。部屋も片付いた次の日には足の踏み場が無くなる。風呂敷を広げたまま絨毯にしてしまう性質を御しきれない。でもとにかくやりかけの仕事に区切りをつけたいのだ。

今やっている事に区切りをつけても、きっと次の日には何かしら散らかしているんだろうなとは思う。あれこれ手を出してしまうのは癖だ。生涯やりたい事に追われ続けるんだろうな。それが何か形になればいいんだけれども。誰かの生きる燃料になればいいんだけれども。質の良い燃料にしていかなければ。

雪に残った足跡を見ると、兎や狸や鹿の姿は見えなくても、いたんだな、同じ道を通ったんだなと思って嬉しくなる。雪山の足跡になりたい。

2018 10月雑記

10/16

/ガソリンが350円台に上がる夢を見た。こんなんじゃ生き抜けない。154円も夢かと思ったけれども現実だった。なんと2000円で12リットルしか入らない。

 

/#いいねした人と同居してる設定で雑にリプライを送る ゆるく募集します

/今日もおつかれさま。寒くなってきましたね。そろそろホットカーペットに変えますか?それともこ た つ?世の中の雑事は置いておいて、ごろごろ転がってゲームしましょうよー。(全力のほがたろうです)

/フフフ、あなたは気付いてしまいましたね、私の本棚に森博嗣作スカイ・クロラを祀る棚があることに。好きな一節披露大会が始まるのも時間の問題ですよ。フフフ…!

/なんと今日の晩御飯から新米です。一年長かったですね。今年も秋が来ましたね。パンパカパーン(炊飯器を開けた音)。

/仕事部屋は魔窟と化していたでしょう。勇者よ、数々の仕掛けをくぐり抜け、よくぞ無事戻られました。

/昨日私がヘヴィメタルを流しながら廊下で昼寝していたことは、我々だけの秘密にしておいて下さいね。

/今日のお風呂の色は、デンジャラスイエローです!ふふふ、今朝のラッキーカラーでしたね。張り切って調合しちゃいました。

/今日は霧笛が聞こえますね。パパゲーノ…それは魔笛、スターを取ったら光り出して…それは無敵、もうええわって?ありがとうございましたー!コントをしている間に昼飯も出来たことですし、さあ、頂きましょう。

/一日中椅子に座っていたのですが、何か変わったことはありませんでしたか。なんと、みちこさんもだいたい同じですと。では世界がどうなったのか、椅子を並べてニュースを見ましょうよ。お茶いれてきます。

/今年は吸血鬼に挑戦しようと思っています。今宵20:30、ご飯とお風呂が済んだら指南をよろしくお願いします。ハロウィンの仮装?いえ違います。ほら、健康診断の項目にありましたよね、吸血鬼の項目。そうそれ!隠し項目!

/いいでしょう、その話、乗りました!焼き肉屋の梯子だなんて、腹が鳴りますね!私は前回は五件目で胃もたれダウンしましたけれどね、今回はやり遂げますよ。レインボー焼肉を目指してがんばりましょうね。

/りんごジュースを貰ったので一緒に飲みましょう。1リットル瓶を8本です。飲み明かせそうですね。全部違う農家さんから貰ったものなので味も違いますよ。ききりんごジュース、今年こそは全部当てましょう。

/風鈴を買いました。じゃーん。秋なのにって?そうなんですけれども。鈴虫に合いの手を入れたくてですね。リーンリーン、チリーン!鈴虫もノリノリで歌ってくれますよ。蛙バージョンもあるので、来年の初夏にまた買います

 

/白い鳥が編隊を組んで飛んでいた。仲が良さそうだった。

 

10/17

/新殺さんが推しなので強化で震えているアカウントです。ケーキ買わなきゃ…パンダダルマに目玉入れなきゃ…。そんなこんなで久しぶりにFGOにログインするのでした。なんとなく気持ちが忙しくてゲームは保留にしていたのですよ…めでたい。

/白鳥!白鳥よく来た!渡りの鳥を見ると冬が来たなと思いますね。雲より白い白鳥が飛んで行きました。

/新殺さん幕間ありがとう…いろいろと乗り越えられた気がします(私が)

 

10/18

/手縫いの被り物をして街を歩く住人がいた。裁縫があまり得意ではないのか、本当にそのような生物がいるのか、そもそもどこの誰なのか、聞いてみたいが口があるのかも分からない。共鳴して一時期被り物頭が増えた。ちょうど寒い時期だった。街は無口な動物で溢れた。 #漂流する天使譚

 

10/19

/筺底のエルピス5、前巻までの展開を夢にせず、全ての登場人物と同じ時間に立てる良い一冊でした。信頼の胸を熱くするシナリオです。すごい…!

/灯台150周年の切手が発行。観音埼灯台、神子元島灯台、室戸岬灯台、部埼灯台、観音埼灯台など明治期に建設された灯台。

先日灯台の切手が発売されて、突き動かされるように購入した。昔、部屋に灯台の絵が飾られていて、その絵が好きでずっと見ていたことを思い出した。灯台という概念を好いていることに気付く。

 

10/21

/十三夜、栗名月。今日は月は出るだろうか。連夜白鳥が飛んでいるので、月の代わりに白鳥を見ようか。冬に向かい曇りの日が多くなってきた。

/暑さは鳥を溶かした。鳩が公園のベンチ前で通行人の足を引っ張っているし、雀は庇からぽたぽた落ちてくる。溶ける鳥たちを、一羽の鳥が眺めている。彼も溶けてしまいたかった。鳥ならば。 #漂流する天使譚

 

/白い花が川を流れていく。水中で咲く花が散ったのだろう。そこは寒かろう。きみは冷たい肌をしているのだろう。掬い上げることが出来なかった。熱を持つ身体では、佇むことしか出来ない。 #漂流する天使譚

 

/オルタナティブとして括られる音楽が持つ熱は、裸足で歩いて伝わる熱に似ている。エレクトロニカできんきんに冷えてから、裸足で歩きたい。オルタナティブはさつまいものイメージと共に。夕暮れの町からいいにおいがしそう。

 

/踊る人を見た。靴音を部屋いっぱいに響かせて、何もない部屋に景色を塗りたくっていく。草がそよぎ穀物が鳥に啄ばまれ山々からは天狗の呼び声が聞こえる。一部屋の神様は、ぴたりと足を止めると崩れ落ちた。もう一度踊ってほしくて音楽を口ずさむ。 #漂流する天使譚

 

10/23

/#いいねの数だけこれからの創作活動でやりたいことを語る

/一つ、現代ものを書きたい。構想しては立ち消えます。世界の圧力で揉み消されます。現代設定で猫が喋り出し、猫の島に流されていく現代ものになります。気合いが足りない。

2.創作をまとめた本を出したい。先日カクヨムや星空文庫で公開した文章だとか、漂流する天使譚だとかの辺りを。それからあれです、ちょこちょこ進んでいる手ぬぐいをそろそろ終わらせなくてはならない。どちらもデータを整えている最中で、実現までの準備はしている部分です。

3.創作絵本を再び作りたい。以前はイベント出展のために作っていましたが、今後はほぼイベント参加は考えておらず、オンラインで公開していく形が主になりそうです。現在boothで公開中の創作絵本に加え、残りの何冊かをデータ化・公開したら、新たに作ろうかなと予定中です。

4.現在公開中・制作中の文章に絵を添えたい。たまに思い出すのですが、元々絵にする前のイメージを纏めたくて文章を書き始めたのでした。文章のメモだけ量産されているので、絵にしたい。

5.または文章と絵を上手い具合に両方織り込んで絵本だとか漫画にしたい。創作絵本の理想の形です。

6.風景をたくさん描きたい。アニメの背景などをよくよく見るようになりました。手が追いつきません。追いつくように鍛えたい。一枚の絵として成立する絵を描きたい。

7.小物をたくさん描いて切り貼りする形で一枚の絵にしたい。ゲーム画面のような、マップチップを組み合わせるイメージ。

8.クォータービューのマップを作りたい。ロマンです。箱庭エクスプローラを入れているので、動かせるようになるのが目標です。それから自分で素材を作ったり、手描きなどでも。

9.モンスター図鑑、創作生物図鑑、裏庭住人録など、統一した世界観で生き物(人含む)や衣装などを複数作りたい。ゲームの攻略本にモンスター図鑑や道具・武器防具図鑑がついているとわくわくしません?あれを作ってみたいのです。世界地図なども作ったりして。部屋に各ゲームの攻略本を並べているのです

10.音楽を作りたい。音楽の知識とリズム感が無く、ついでに楽器も苦手で、歌だけは音を外しながらも好きで歌う程度なので最も遠い道です。しかしいつか音楽を作りたい。鼻歌を音階にしてくれるアプリがあり、楽譜読めない書けない私のイメージを楽譜にしてくれる神のアプリとたまに戯れます。

11.自創作や絵、世界観などに合わせた/イメージした音楽を作ってもらいたい。絵から文章を書いてもらったり、文章から絵を描いてもらったりという経験があり、その延長の願望です。切望する夢です。

12.また、音楽に絵を付けるなども随時募集しています。一度描かせて貰って、とても楽しかったです。ご依頼が特に無くても、好きな音楽に絵を描いて回りたいです。なかなか叶いません。技量を上げて挑みます。

13.創作交流したい。ラブコールと絵を押し付けたい方が大勢います。自創作にかまけていたのでたまに飛び出したい。

14.朗読キャスなどをやりたい。ひたすら読み、雑談もせずに去っていくキャスを。実はひっそりやったことがある。噛み噛みだった。かみまみたと言えば許して貰えるかもしれない。また、朗読に耐える文章を書けるようになったら誰かに読んで貰いたい。お絵かき配信キャスは機会があればまたやります。

15.創作の全てを忘れて寝たい。安眠出来そう。旅行に行っても資料用の写真をバシバシ撮らずに済みそう。世界の見え方も変わりそう。でもそれは少し寂しい。そして私は創作を忘れずとも寝る。

16.創作の全てを忘れてゲームしたい。天の声:ゆうしゃよ いまはまだ その時ではないのじゃ…

17.アクリルキーホルダーなどを作りたいと言い続けて何年経ったか分かりません。データ化の壁が。あいや、そういえば先日お試しキーホルダーが届いたのでした。良い出来で大喜びでした。だから頑張れば作れる。本制作といい、データやパソコンと仲良くなれば解決する問題が多いです。壁。

18.フリーペーパーなど、ネットプリントを利用した配信をしたい。構想したまま忘れていた。サイトにて公開中のお忘れ物/架空雑記をベースに、架空の世界の新聞/情報誌じみたものを作りたい。最近の成果は架空和綴じ本や巻物を作ったあたりなので、統合しつつ進められそう。

19.架空のエンブレム、紋章、家紋のデザインをしたい。戦闘機の隊章などに近いものを。刀剣乱舞の家紋ベース紋も良いですよね。別件でもりもり家紋を描いていた時期があったので応用していきたいです。紋章だけではなく、ロゴだとかも勉強していきたい。

20.撮った写真を絵に起こしたい。これは徐々に行っていたり、切れ切れ要素を抜き出して使っているのですが、旅の景色を思い出しながら描きたいです。現地スケッチもしたい。寒い暑いと言って外に出ません。頑張って描けば旅行絵日誌として本に出来るのではと独り言。モチベーション大事。

21.粘土細工、土人形などの絵付けを進めたい。じわじわと進めています。別件でひたすら立体物の研ぎ、絵付けをしていた時期があるので、手が忘れないように描いています。難敵が配色センスです。絶望した!立体作りの味方、彫塑用粘土が出番を待っています。木を彫って熊や仏像なども作りたい。

22.創作世界をベースにした旅人の手記作り。野帳に描き殴りたい。

23.タグ企画をまた募集したい。世界観でキャラクター化、イメージして目を描くタグなどを下書きに忍ばせています。いつか募集した際にはふぁぼして行って下さいな。

24. CDのブックレットに近いものも作りたい。四角くて詩と絵や写真が溢れていてロマン。などなど、様々やりたい事を言ってみましたら、今やっている作業を頑張って終わらせる希望になりました。がんばるぞー。

 

10/25

/やんややんや。子供たちはお祭り行列のように旅路を行きます。

 

10/27

/18年前のロストテクノロジー。技術や部品、社会の事情。

/ゲームでクラシックに触れられるのも贅沢だ。DOD初代の音楽はクラシックを継ぎはぎして作ったという。だからクラシックを聞いていると聞き覚えのあるフレーズが出てくるよと、確か解説に。クラシックが得体の知れない何かになって、ドラゴンが飛ぶ時代の空に流れる。なんて贅沢。DODが好きな要素の一つ

 

10/28

/ゲーム出来るという喜びを伝えるためのツール、ツイッタ―

 

/はろー、ほがたろうです。漂流する天使譚のナビゲーションキャラクターとして蠢くことになりました。役名は『漂流する天使たん』です(地声)。これからも天使を追う物語をお楽しみ下さい。

 

10/29

/はろー。企画に興味を持ってくれてありがとう。ぼくは企画のイメージキャラクター、漂流する天使たんだよ。企画代理としてみなさまの前に立つので、以降お見知りおきを。残念ながらぼくは天使ではないんだけれど、一緒にお話を拾い集めに行きましょうね。

 

10/30

/霰が降った。さよなら秋

/霰再び。風がびゅうびゅうと鳴り、晴れ間はほとんど見えない。いつまでも曇り空で、おまけに地面も見えない。いまさらながら冬とは世界の終わりのよう。終わりの中にいると忙しすぎてそれどころではないのだけれど、とにもかくにも冬。寒い。

2018 9-10月雑記

9/3

/九ポ堂さんの葉書、私が好みそうだからと選んで貰ったようで、みなさま私の好みをよく分かっていらっしゃる。手に取るのは二度目です。運命を感じました。やはり良いなあと撫で回しています。

 

9/4

/オリジナル切手、手紙をよく出す人間なのでいつか作ってみたいです。一度創作イラスト切手が貼られた封筒を頂いたことがあります。大喜びです。切手まで送り主さんの世界に浸れて興奮します。みんなも作っておくれ。物々交換しようぜ。

/オリジナル切手自分用メモとして。 t.co www.post.japanpost.jp

 

9/6

/ここにいては灰になってしまう

 

9/7

/クロノ・トリガーのセーブタイトルは最高に熱い。こまめにセーブしていた。

/創作していて、つい絵に一言添えちゃっている言葉は、私なりのセーブタイトル(という楽しみ)だと思って頂ければと。いらないかなと思いつつ一言添えちゃう。短い話だとか、話の区切りにもセーブタイトルをつけたくなる。

 

9/8

/やろうと思って形にならないことは、今はレベルが足りないから手を付けられないんだな。必要レベルに到達するまで周回する時期なんだな。イベント戦だと、背を向けずに留まらなくてはならないしな。

 

9/11

/漢字に似ているけれど全く読めない、普段使っている文字の形だけれども意味を成さない、などといった「異世界」の話、昔よく読んでいました。それはそうと私が書いた落書きには規則性はありません。白紙をなんとかして埋めねばならない時によく書きます。

 

9/12

/いろんな山に足を運んでいます。

 

9/13

/いろんなものが儚い。

/ナナカマドの葉が赤くなっていた。忍び寄る秋。ずしんずしんと山から下りてくる秋。山は大きな動物の背中。道路をちょこちょこと車が走る。大きなものに囲まれていると楽しい。道を外れると崖だから気をつけて。

 

9/14

/ぼくの隣の席は、いつも空いている。たゆたい消えていく夏、旅する道の上。話しかけようとするが気配がない。手紙を投函した。ぼくは今ここにいます。隣の席はいつも空いている。そちらの方は、足跡すらも残さずに旅をしているのだろう。 #漂流する天使譚

 

9/16

/秋の雨が降っている。虫が鳴く夜。

 

9/19

/先日クレーとカンディンスキーを見てきた。言葉にならない絵を見るのも心地良い。画材屋にも行った。私の町の外では、色々な物が揃い、色々な集まりがある。

 

9/20

/外はすっかり秋。りんごがお日さまを浴びて赤くなってきました。ススキが羽を生やして兎を月に追いやろうと必死です

/男士らに団子を食わせるべく久しぶりに本丸に戻る。久しぶりの鍛刀でグリーンリバー恒次がやって来る。ボイスや鍛刀追加の情報を一通り漁る。

 

9/21

/度々夜明けまで眠りが訪れない日があり、そんな晩は光が差すとすとんと眠れる。朝日を見ると、これで眠れると思う。夜の生き物ではなかったはず。朝一番の光は夜の延長みたいなもので、夜の内である。目覚ましが鳴るまで眠る。寝不足確定なので、電柱やタンスの角には気をつけること。

 

9/22

/淡い色で、そっと色を塗れるようになりたい。地面を撫でるように、知らぬ間に影が落ちるように、花が揺れるように。しかし私は木を捻じ切り、土にシャベルを突き立て、砂浜を全力で駆け抜け、夕陽に吠えるような塗り方で挑んでしまう。繊細に、心を落ち着かせてと唱えてからシャベルを振り回している。

 

9/24

/かぼちゃぱんつはロマンです。吸盤やアンテナには宇宙を感じるのです。空洞は神秘です。きゅんとするポイントにそれぞれ票を入れて下さりありがとうございました!すべてのときめきに幸あれ!

/お月見したい。今日は曇り!電気を眺めて月見。おお神よ、偉大なる電気よ。街に出たら月見だんごが売っていた。彼岸だんごかなと一度スルーした。

/昨日会った人と会い、なぜか数週間ぶりに会ったような気分になる。昨日は一瞬挨拶しただけだけだったからか。秋で夜が長かったせいか。一日は子供の頃より早く感じるけれど、同時に恐ろしく長くもあるらしいのだ。あまりに長くて、明日の朝は本当にやって来るのかも分からない。

 

9/26

/通りすがった保育園で英語を教えていて衝撃を受けた。私もその中に入りたい。だが子供の吸収力の高さについて行けるわけはなく、英語会話から取り残されて、一人窓の外を見ることになって、帰りに居酒屋に寄って枝豆を齧る夜まで想像出来る。

 

/ダンテは絶望の一言で片付くので(好きすぎて雑)、能天気な能天使カマエルについて。アンデッドになって帰って来る天使。忠誠を穢れた聖杯で返す上司には、早めに辞表を叩きつけなさい。

/忠誠と友情を両立させるには幼すぎたけれど、皮肉にも葛藤から感情を表出させる姿に人間味が宿りました。友達の思想が変わる瞬間は残酷です。仄かな疑問はあるけれど幸せだったのでしょうから。機構に捕らわれた天使でした。

/モンスター烈伝オレカバトル!友達の天使がアンデットになって追いかけて来たり、主人公がだいたいの確率で闇落ちしていたりする素敵なキッズゲーム!ゲームセンターで探してね!

 

9/29

/今年おそらく最後のミズと、今年は初のサンマや菊、最近山のように食べているミョウガが並び、秋を感じる夕飯だった。ユウガオをまだ食べていない。やつもそろそろ食わねばならない。

 

9/30

/雨がざあざあ降るし気圧が下がるし猫のヒゲも下がる

 

10/2

/なんか面白いことないかなーという我が先輩の口癖に応えるべく面白いことを探して西東と(脳内で)駆け回った日々をふと懐かしく思う午後。そんな今の私が言うべきセリフはただ一つ、なんか面白いことないかな、である。先輩の面白いに対する渇望が私を駆り立てたのだ!人々よ貪欲に面白さを求めておくれ。

/ところでいつか創作関係のbotを作るのが夢なのですが、方向が定まらないのでなかなか実現しません。というか私がbotのようなものなので。手動です、と付け足しても良さそう。

 

/#いいねされた数だけ好きなセリフを言う見た人もやる

/「あの子が頑固になればなるほど、こっちもファイトが湧いてくるんですよ」(『広くてすてきな宇宙じゃないか』成井豊 アンドロイドのおばあちゃんは、やっぱりおばあちゃんだから、強くて頑丈)

/「ご贔屓のおしるしにお手を拝借」(『真夏の夜の夢』シェイクスピア 妖精パックがこちらを向きましたよ。これもまた夢だったのか)

/「身に染み込んだ罪業から、又梟に生れるぢゃ」(『二十六夜』宮沢賢治 坊さんの梟の説くことは難しく聞こえますが、この一言だけは片耳から抜けることもなくずしんと居座るのです)

/「中はホントと思うには、表がウソだと言わなきゃならない」(『毛皮のマリー』寺山修二 演劇には度々夢から覚ますような言葉が配置されています)

 

10/3

/今年こそは金木犀をみつけよう。赤くなってきたナナカマドに誓う。

 

10/9

/最上川の景色が好き。川下りでもしておいた方が良かったか。今回も羽黒山へ。羽黒山五重塔、現在内部公開中。また、出羽神社では秘仏公開中。月山や湯殿山に登れる体力と知識をつけたらまた来る。明日は五百羅漢を見に海沿いへ。

五重塔内部も外観と同様丁寧な作りだった。雪に耐える姿も美しいかろう。あの塔は木に戻りつつある気がした。

海。流れ込んだ溶岩を掘り、十六羅漢を作り上げたという場所に寄った。画像二枚目、何人の人が見えますか。お顔は優しげ。苦しい生活と海難から逃れられない漁師の村を支える仏様たち。海岸一帯に残されており、思いの強さや厳かさ、恐ろしさを感じます。

十六羅漢海岸は、空模様が微妙で端まで歩けなかったので、きっとまたいつか行こう。鳥海山を登るルートも結局行けなかったので、これも今後の夢にしておく。八甲田抜けルートは攻略し、無事太平洋に抜けられるようになった。最近は奥羽山脈を縫って歩いている。山は紅葉が始まった。

 

10/10

/しましまのしましま

/毛染めするしまうま「しましまましましで」

 

10/11

ふと聖剣伝説4のストーリーをおさらいしてみたら、思っていたよりは聖剣伝説で、ただものすごくはしょり過ぎて、省いた部分が何故か重要なイベントで、だから色々と置いていかれるだけで、物語の軸は実はあったのだと気付く。語られないだけで。長いプロモーションを見ていたのだ、我々は。

多分、そのままの内容(システム、CG)を保った上でやりきるなら、もう一本(あるいは前・後編として)作れただろう。ただ、一本に纏めるために削ってはいけない部分を削ったというだけのことだ。(なんてことをしてくれたんだ)ゲームという名の設定資料集だと分かって、本編の発売を待ち遠しく…

聖剣伝説4は確かにナンバリングだったし、内容も聖剣伝説だったし、今となっては考察して楽しむしかないんだけれども、本編の発売を待ち遠しく思いつつ、聖剣4は確かに存在していると今は言えそうです。しかしなぜはしょった(悔しさのあまりループ)

なんだかんだで聖剣伝説大好きなんです。2が好きです。心にマナの木。

 

10/12

/我々は机を取り戻さなくてはならない

 

10/13

渡り鳥の声が聞こえる!

 

10/15

/大村美術館の図録を引っ張り出して浸っている。本棚も整えねば。掃除するとは言えない。だって本が減らない。減らしてはいるつもり。

/エルピス4を読み終わり、そのまま5を読み始めたらこんな時間です。寝ねば。良い夢を。

/いつか宇宙を描きたい

/いろんな人が支えてくれているからひとりぽっちでも大丈夫ということはあるんですよね。だからいつもありがとう。

/それぞれみな孤独で良いと思います。そこからいろいろ生えていくんです。シャリシャリの大根食べたい。ほどよく焼かれた魚と食べやすい大きさに切った野菜とおばあちゃんのかぼちゃの煮物を食べたい。

 

/天使がうっかり木に姿を映してしまったようだった。木々は巧みに天使の姿を身に彫刻した。凛々しく立つ天使の像を映した老木は一仕事終えてぱたりと倒れた。天使が森に寝そべる姿となってからは、これまでの導きを感謝した者が菓子や茶を置いて行く。天使の昼寝像、山奥にひっそりと。 #漂流する天使譚

2018 8月雑記

8/1

/関野純一郎、吉田博の絵に触れて、眼福。

 

8/4

/海岸の木切れに、天使が座っていました。声をかけても、隣に流木を運んで座ってみても、私に気付かないようでしたので、夢の切れ端と呼び変えて、立ち去るまで様子を見に来ようと思います。 #漂流する天使譚

 

/先日届いたお手紙から構想。天使にまつわるお話を、ボトルメールのように漂流させてみたくて。天使ってどんなもの?形はよくわからないけれど、物語の中に住んでいるそうです。もしもあなたが聞いた天使のお話があったら、このタグに乗せて漂流させてみて下さい。 #漂流する天使譚

 

/終わりの音色が鳴って、幕が下りるまでの間、私たちはずっと天を見上げていました。観客もいないものですから、拍手も聞こえてこなくて。幕ばかりが役目を持っています。#漂流する天使譚

 

/制作の手から離れて、生き生きと動き回り拍手喝采を浴びる姿に、誇りだとか物に宿る魂だとかを感じた。

 

8/5

/なんて風が強い日なんだ。

風が強くて寒くて、ちょっとずつ新しい風が吹き込む町だから、年間通して住んでいると心地良いのです。くそう、なんて風が強い日なんだ。

たくさんの人が応援してくれて、作るだけでは物に魂は入らず、手で押してくれるからみんなの命が宿るものだと思っています。作る器は、だから大きければ大きいほどいい。色んな人を乗せられるように、しっかり大工していきたい。

 

8/6

/今日も良い晩でした。

 

8/7

/子供のポケットから転がり落ちた。羽のある虫は、ビー玉やおはじき、夏の青い花、飴玉の間をトコトコ歩く。宝箱に潜む。お気に入りの本に潜む。花の種を運ぶ。植えた覚えの無い場所に咲く花は、一つの季節の間だけ、羽虫が住処とする借り屋。どうか引っこ抜かないで。 #漂流する天使譚

 

/夏は今日でおしまい

/目覚ましとは鳴り続けるものなのだ

/お手紙食べたのは、かれくさいろやぎさんでした

/手紙は去年の夏に投函されたものでした。高原で採った雲の様々な形について書かれていたお手紙でした。巡り巡って再び夏にやって来た雲は、開かれる前に食べられてしまいました。かれくさいろ山羊さんが、のっそりと立ち上がって欠伸をすると、夏の切れ端が逃げて行きました。

 

8/10

/まだ祭囃子が聞こえる気がしてしまう(夏の後始末が終わらない)

/自分の絵について、よく風が吹いていると言われます。言われてみればそうで、なんで風が吹いているのかなと考えていたのですが、ねぶたの影響がどうも強いらしいと感じます。ねぶた絵は浮世絵が下敷きにあり、浮世絵にも風が吹いているように見えます。ねぶたは子供の頃から親しんだ大きな「作品」です。作品とは言いますが、芸術品よりは工芸品だと思っています。生活の中に消えていくものという意味で。

 

/動物たちは盆より少し前に帰って来ているような気配

 

8/12

/眠くて眠くて曇り空まで眠気を降らせているように見える

 

8/16

/私の人生よりも時間が早く流れていくので、人生におけるイベントを時間列車の中から呆然と見ているだけでこれまでの色々な出来事が終わっている。掴み損ねて悔しがりはするけれども、世界の車窓からな人生劇場もわりと好き。

/列車光陰矢の如し号、まもなく発車します。閉まるドアにお気をつけ下さい。

/bon踊りが始まる

 

8/17

/オーキド博士やバートレット大尉、お世話になりました。ひゃくごじゅういちの夢はまだまだ掴みきれません。だから喜びなのです。ぴっぴかちゅう。

/夏には確かに色々なものが潜んでいるように思える。おっかないやつが。

/おっかないやつも、少し待てば、おぼつ蚊ない飛び方になることでしょう。健闘を祈る。

/寂しい空を見上げるといつも戦闘機

 

8/19

/ゲーム、Ibもプレイ。良いホラーでした。人物の考察が楽しい。もう一度美術館に篭りに行こうと思います。

 

8/20

/夏の終わりには、気付くと庭を眺めている。岸から離れる灯篭のように色々な物事から切り離される時間があるらしい。

/雪囲いをしないとな、とか考える。頭の中で降雪を確認するのもこの時期。

/悪鬼のようにも生きられず、しかし炎は身より出で、燃える道の上にいる。

 

/ぼくの話を聞いてくれ。彼が熱くなりそうな声を抑えながら演説しています。話の内容がさっぱり頭に入って来ないのは、私がそれほど興味を持たないからではないはず。彼の横で熱い手振りを真似る子供は、餅を丸めるような仕草で世を説いています。そんな世の中ならば住みたい。 #漂流する天使譚

 

/人が作るものである限り作品も年をとるのだと思う。劣化し埃をかぶること。制作者が代替わりすること。変わらないように見えて、きちんと時を刻んでいる。

 

8/21

/だから翼を探しに行くのさ

 

8/22

/駆け抜ければ秋

/蝉飼いの子供よどうか慈悲と時間を

 

/明日は空の旅。神林長平の敵は海賊を選ぶ。地面が心もとないときに助かる猫たちが登場する。元気になるシリーズ。自分の中で最高の出張のおとも。オキシタケヒコの筺底のエルピス3・波の手紙が響くとき、唐辺葉介のつめたいオゾンを携帯に入れて旅に出る。こちらは読むかどうかは分からない。

/背中っていいですよね。すき。遠くから眺めたい。

 

8/23

/飛行機がね!とても楽しかったです!雲も、上空から見る街もとても綺麗なんです!13年ぶりの空の旅にはしゃいでいます。

/この仕事が終わったら俺、田舎でゆっくり音楽を聞いて過ごすんだ

8/27

/南国は植物がもりもりしている

/海は透明でイルカが住んでいる

 

8/28

/夏をひと抱えずつ持って行く。入道雲はいつから無くなったんだっけ。正直に呟いたきみの言葉も陽炎が天へと運んだ。海への道は閉ざされて、自転車で登った坂も通ることはなくなった。空は遠く風は素っ気なく。魚や木々や、獣や天使が、夏をそれぞれ持って行った。 #漂流する天使譚

 

/線を一本引くことすら迷う。私には望まれるような綺麗な線を引けないとわかっている。

 

8/30

/唐辺 葉介、つめたいオゾン読了。冷たさすら感じなくなる閉ざされた楽園に放り込まれました。小さく、小さく自分をすり潰して、針の穴から世界を見るような目線。いつかの世界がそんな形だったことはありませんか。思い出すと背中が冷んやりします。

/オキシ タケヒコ、筺底のエルピス3、読了。絶望しかない、と一巻目から言っていただろう。それでも読み進めてしまうのは、次なる手が打たれているからで。駒を進めるように先へ先へ。絶望しかない。

 

/早朝の電光掲示板。カラスが気に入って使っている場所を今朝は天使が借りて、街を見下ろしていた。夜間の音の洪水が引いた後には、猫のあくびしか聞こえない。そろそろカラスに席を返さねばならない。見上げる者がいない空。朝日の回廊を渡る。 #漂流する天使譚

2018 7月雑記/ありもしない思い出まとめ

7/9

/夏になると、薔薇を育ててるいる家の奥さんが庭先に出ている姿を多く見かけるようになる。その奥さんと、この時期の日差しや風のにおいがリンクしている。同じ季節が巡って来た。

/日常で保留にされたジョーク(当社比)をどうしても放り投げたくてツイッター

 

/#ふぁぼした人とのありもしない思い出を語る

/確か、夜の蛍沼で会いましたね。オナガナガボタルの群生地で、彼らの尾の五つの発光機関が作る輪は正に異界からの手招きでした。蛍の好物、レムレム貝を耳に当てて過去の予言を延々と聞き続けましたね。耳に残る予言はありましたか。

/一緒にすり抜けた夕暮れの薄皮のような小径、我々が通り抜けたことによって塞がりもせず、今も残り続けているそうですよ。影猫や銀紙鼠、真っ直ぐ飛ぶ鳶が通り道に使っていると話していました。小径の茜色はいつまでも同じ色のままなのでしょうか。動物達は内緒だと笑います。

/一緒に歩いた歯車の橋、白鷺の町は数々の美しい橋が架けられていましたが、その中でも抜群の渡り心地でした。銀河の渦に乗り、緩やかに回り続ける橋でしたね。橋に果てがあるのか、確かめる前に河に飛び込みました。次に見た橋はどんな形でしたっけ。

/あなたが教えてくれた玉虹の原、お庭で花に水をやりながら作った入口から行けるとは思いませんでした。花々の色が滲んだ水面に立ち、同じ色を映した空を見上げていましたね。水と空の境界を空に描きながら、ごろごろと寝転がって過ごしました。今度は私の庭から旅立ちましょう。

/覚えているでしょうか。ささやかな冒険だったのです。

あなたと海沿いの線路を辿って電車の音を追いかけました。いつまでも鼓動のように鳴り続けるレール。一時間に一本の列車がすぐに来るものだと思いきや、待てども影も見えません。線路の切れ目から、たちたちと赤い雫が溢れていました。

/あなたと見たあれは、不思議な人形でしたね。今でも何だったのかと考えますよ。人形は階段の踊り場、細い手すりにちょこんと座っていました。どの時間帯でも光と陰の境目となる場所で、片方のお顔が常に隠れるのです。浮き彫りの半面は、精悍な青年にも雄々しい鷹にも似ていました。

/あなたとばったり会った並木道、幸運でした。虚ろ木の街は曲線で構成されており方角を見失いやすいのです。目指す雑木店に着くまで随分寄り道しましたね。海鳴りの木や団扇の木、それから揃って街の木々の枝を貰って帰りました。育つと迷路が出来上がるそうですが、その後いかが?

/あなたと見たノッコラ池の影、少し怖かったですね。あんなにも大きい影が、音も立てずに水面を横切ることが不思議でした。雲でさえ風の音を残して通り過ぎると言うのに。鳥か、魚か、自然現象か。古びたにおいがすうっと抜けていったのは、きっと私の気のせいです。

/あなたと痕跡を辿って見つけた生き物、今はどの階段の縁に腰掛けているのでしょうね。座れる場所ならどこにでも現れる生き物でした。座ることが生きがいのような。おばあちゃんの隣だとか、煙草をふかすお兄さんの隣だとか、長いお寺への階段にも腰掛けていたようです。

/とぐろ岩を登り続けた海岸を覚えていますか。巨大なプレーリードッグの群れが言葉無く立ちつくすような岩浜。我々が信じたのは一つ一つの岩の先に火を灯すと扉が開くとの噂でした。あと少しでのところで、神様が誕生日の蝋燭を吹くように火が消えた時には大笑いしましたね。

/あなたと歩いたお寺の渡り廊下は長かったです。踏むと小鳥の囀りのような曖昧な歌が聞こえてくるので、似合う歌詞を考えるながら歩いたのでした。ふと般若心経を当ててみたらマッチしたときにはなんとも言えず、お経を揃って読み歩きましたね。

/あなたと少し先の未来を旅したことを記します。公園の水飲み場にあった螺子を巻いて、それが戻るまでのことでした。季節が一つ進んでおり、舞い散る葉の向こうで、手を振る人物をみかけたのです。明日こそはその方が誰だったのか分かるだろうかと、そわそわして次の日を待つようになりました。

/魔法の箒で掃除した昼下がりは、あなたとの時間。元は神社の境内を掃き清めていた箒で、一振りすると砂に描いた絵を攫うように邪気を払うらしく、試した庭に花鳥が舞い蓮が咲き極彩色の雲が流れました。風が吹くと消えていくのですが、ある意味空飛ぶ箒よりも遠くに行けました。

/あなたと旅したトッコリ山の峰の道、登り下りの激しい一本道は鳥の大群が頻繁に横断する空の高速道路と直行していて、命がけで渡った箇所がありました。あれは大変でしたね。中でもサスカキルカドリは雲海のカジキマグロと呼ばれているだけあって凶悪な嘴でした。

 

7/11

/夏なので早起き。紫陽花の花が増えてきた。

 

7/12

/プチデストロイヤーの称号は未だに現役

 

7/14

/人喰いの大鷲トリコ始めてます。トリコが様々なしぐさをするので、どんどん可愛くなってきます。

 

7/15

/春アニメは美男高校地球防衛部と魔法少女俺にお世話になりました。地球防衛部新作を見られるとは思っていなかったので涙が…Happyな春でした。

/ガラクタを寄せ集めて出来上がったらしい二体。出来損ない同士上手くやっていこうじゃないか。

/休日が来るたびに物探しをしている

/今回の探し物は無事に見つかったし、何故か前回いくら探しても出て来なかった物まで見つかって、なにがなんだか。とりあえず良かったです。

 

7/16

/暑くて地球外の惑星にでも立っているんじゃないかと思った。人は寒さでも寡黙になると言うが、暑さでも寡黙になるのでは。

/カラフルな服がたくさん歩いていた。しゃなりしゃなりと歩くスカートやワンピースは涼しそうだった。絵の具だらけになりながら、屋外の水場で容器を洗う私も涼しいぞと、バケツ片手にご機嫌に歩いてみたが、どうも違う世界の住人に見られてしまった感じもする。

/夏い暑(夏定期ツイート)

/宇宙はピザ生地みたいに回され続けているんだなあ

/夜をバイクで駆け抜ける人は、少なくとも眠くはないみたいだ。私は眠い。私は夜を駆け抜けられない。なんなら昼も寝て過ごしたい。寝ながら風を感じたい。

/そういえば先日の皆様とのでたらめ思い出話は、銀河ヒッチハイクガイドを読みながら書いていたのでした。まだ途中だけど、最高にしんみりしながら読んでいます。ガイド片手にヒッチハイク。

 

7/21

/トリコおしまい。良かったです。トリコの背中に掴まりながら渡り歩きました。観光気分です。ありがとうバスガイドトリコ。想像以上に賢いAIで感動。良い子だトリコ(感想で呼び名を連呼するのはゲームでひたすらトリコを呼び続けていたからだ)

 

7/23

/スコップ三味線師範級を聞きながら、ウム竹山の激しさを思わせる叩き方だなと笑いを堪えながら難しい顔で頷く休日は最高です。津軽三味線は弾くのではなく叩くのだと言います。ですのでスコップを叩くスコップ三味線は上手いパロディなのです。(津軽の人は時々真面目な顔で大真面目に笑いに走る)

真面目に楽しんでおかないと雪が降っちゃうからね

/死んだと思っていたカメラが復活した。ありがとうインターネットの賢者たち。

 

7/24

/聖剣伝説2、スーパードンキーコング、ポケモン銀、テトリス #自分を作り上げたゲーム4選 聖剣は心の森、ドンキーは大きな自然、ポケモンはポケットの中のファンタジー、テトリスはいつまでも遊んでいられる

/聖剣3,LOMやクロノトリガー、クロノクロス、DQX、テイルズオブファンタジア、カービィ、ヨッシーなど上げ始めると熱くなってきます。比較的最近プレイしたゲームで何かしら心を動かされたものですとトリノホシ、エスコンシリーズ、ワンダと巨像、オレカの4作。ゲームと歩んで来ました。

/SRPGのクォータービューのマップが好きで…

 

7/28

/今日は海を見て来ました。夕暮れの海に、何処までも続く帯が巻かれておりました。宇宙の膜のようでした。

 

7/29

/今年はちょっとだけ夏を好きになった

/海藻をかき分けると見慣れない魚がいた。波に揺れる海藻がいちいち隠す赤い背中は、こちらの海では見たこともない鮮やかさ。静かに待ってついに見たその姿。足が二本生えている。遠い国から旅行に来たのか。夏休み。海藻だけ持って帰った。朝ご飯の味噌汁に入れるんだ。 #架空の夏休み日記

2018 6-7月雑記

6/11

/雨とともに現れるポケモンがいるということに今さら何度目かのときめきを覚える

 

6/14

/エスコンの歴代エースたちは、歴史に残っている人も消し去られた人もみんな等しく私の星だと、南十字星や悪魔や番犬を定期的に思い出してはニコニコする。7の発売が楽しみ(PS4を買わねば定期)

 

6/18

/ワイルドストロベリーが実った。巷では恋が成就するとか鰻が重々だとかで実っこは食べない選択をする者もいるらしい。私の中の武将が食わねば戦はやっていけんぞと囁くので、私は食す。野苺を摘みながら戦場を駆け抜ける恋人もとい武将友達、募集。おぬしに背中を預けよう。

/私の中にはリーゼントの天使や野苺武将が住んでいる。あなたの中には?

/武将友達が続々と集うのでやっぱりたまに野山にまじりて竹を割りつつパンダやツチノコでも探した方がいい

 

/ストーリーキューブ、ストーリーテラーダイス、なるほど面白そうです。

 

6/21

/口の大きい獣たちが闊歩する。彼らは星の使者を信仰している。彼らのよく食べる神様のために、供え物を探しているのだ。

 

6/22

/月光の階段、月は自分で降りる道を作る

/土日の通りは車も人も少なくて、早朝の残り香を楽しめる。ぴょこぴょこ揺れるスズメの尾のようなもの。

/兎はすごい脚を持っていたってほんとうはじっとしていたい。私は寝て過ごしたい。(カモメのジョナサンは神々しい)

 

6/23

/猫が鼻を摘んで狐に化けた。狐が背骨を抜いて猫に化けた。

/兎が傷口から入り込み、見えなくなった。きみはいつかその兎を思い出す。

/猫たちがチリンチリンと鳴く。無垢な楽器。

/尻切れトンボと尾が切れた猫

 

/FGO、ちょこちょこ進めて龍馬さんをカルデアに迎えた。宝具レベルアップまで頑張れるかどうか分からないが、彼らはずっと見ていたくなる良きコンビ。金時とゲオル先生はほぼ同時に絆レベルMAXに。それぞれ礼装を頂く。枠を狂ブラド公、デオンと交代し、再びバーサーカーで殴る魔神と化す。

 

6/27

/朝の教育テレビを楽しみにしている。面白いとか面白くないとかが問題なのではない。世界から切り離されていると感じるから必要なのだ。朝の教育テレビが。みいつけたのサボさんが最近の癒しだ。シャキーンのジュモクさんとネコッパチも大好きだ。

/久しぶりにただ黙って座って音楽を聞いている。

 

6/28

/昨日聖剣伝説3の動画を見ながら、あの頃には既にシャルロットとヒースの青年幼女コンビを愛でていたことを思い出し、久しぶりに二人が並んだ絵などを見て泣きながら過ごした。聖剣伝説の女の子たちはとても可愛い。

/夜の空にカササギが浮かんでいる

 

6/30

/きみが死んで戻って来てから焼くまでの間、いつも忙しいぼくはやる事が何も思い浮かばず、きみと一緒にすり硝子ごしに太陽が傾くのを見ていた。庭を眺めていたきみの背中を思い出したりしながら。きみは空っぽをぼくの中に置いていった。

/七月の迎撃準備を整えました。幸運を祈る。

 

7/1

/夏に聞こえる誰かの足音が好き

/プールの後のシャワーは子供の頃と変わらないにおいがする

/夏になるとよく通る声の鳥が早朝に鳴くようになる

 

7/2

/文句無しに暑い一日でした

 

7/3

/今日の海は暮れたように黒かった

/みんな忘れて目覚める朝。朝の静かさはぽっかり空いた穴。底に沈んでしまったあれやこれのせい。

 

7/4

/はじめての風ノ旅ビト良かったです…助けてくれた方々ありがとう…

 

7/7

/妖精がいた。あるいは蛍の亡霊。

2018 6月雑記/架空の町を紹介

6/9

/静かな一日を終わらせるために音楽をかけます

/空が飼う鯨の吹く潮は夜でも構わず虹を作り、束の間妖精が呼吸をします。目の前で群れる妖精は幻影でしょうか。鯨が空けた空の穴は塞がないで下さい。妖精の帰り道となりますから。

 

/#ふぁぼの数だけ行ったことがあるように架空の町の魅力を紹介する ファンタジー作品の世界地図って良いですよね。一緒に気になる地名を探しましょう。

 

/はじまりの町は、紫煙くゆらす花々が足元を覆い、歩くとサリサリと音がする。路面はいつも霧。煙の渚の町。飛沫を散らして遊ぶ気にはなれない。ザラメ雪の日ほど軽い地面は足を取る。自分の足元なんて見ていないだろう、背の低い花々は底流の中、低く笑う。謹厳な旅人は砂糖葉巻を齧り散策を続ける。

/北西に向かうと巨大な水たまりがある。目指す者が目印にする煙突。その麓の町はとぐろを巻く。トンテンカン。いつも薄曇りだが、空の高さよりも煙突の高さが重要。職人が足場を組んで仕事している。彼らが何を作っているのかは、三ツ頭山から見下ろすとわかるらしい。鉄蛇の町、蛇の背を渡るひとたち。

/地図中央に山の尻尾が描かれている。奥の地と呼ばれたってここに住むひとはいる。終端の山は樹木も凍る厳寒の地。硫黄を避けて作られた、温泉を囲む町。短い夏に、秘色の草原に寝転べば、空とも海ともつかぬさざめきが聞こえる。蒸気を掴み、舟を出す。高くへと昇っていこう。住人は静かに手を振る。

/東の方に缶詰工場がある。龍の髭ほど長い魚からプチプチの小魚まで、職人が選別した損傷の無い魚たちが、一缶に行儀良く詰め込まれている。味噌味の水族館か。旅の間につい食べたくなる。この地の魂を支える工場だ。最寄りの町に寄って、多彩なラインナップに悩んで夜を明かす。

/空から響く爆音が町に降り、異国の言葉となる。耳元での囁きに目を閉じた。酒場に寄ると空灰を纏う透き通った目の異邦人がぱらぱらと席についており、また異国の言葉が聞こえてくる。彼方の破片をぐい呑みに。お隣さんの話を聞くに、空は最近色々なものを降らすという。

/眠りこける鶴の首を渡る。鶴は千年眠っていて、飛ばない間に恐竜みたいにでたらめな大きさになってしまった。半島への連絡路は長く退屈。鶴の寝息で眠くなる。意識が遠のく頃、金色の花畑を見る。茶屋で出された真ん中をくり抜いたお菓子は奇妙な苦味がある。天使の輪っかならばもっと甘いはず。

/半島は幽玄の地。丹の織物が風にはためく町に降り立つ。空が深い。白化した山を背に負う。ここから方々へと道が伸びるが、さてどれも一度踏み込むと進む他無い。送り出す町。躊躇ううちは、留まっても良い。しかし石塊が語り出すと長いので、心を決めねばならない。

/地図に空白地帯があるが、地面がすっぽり抜けているわけではない。動物たちが花を供える城があり、ひとも例外ではなく、みな集ってその種に伝わる祈りを捧げる。それぞれの時間は交わらない。動物が集う城に、名前をつけることが出来ない。そこは今日もぽっかりと空いたまま。

/神様が酔っ払って作った砂浜で、棘のある花が咲いている。花を編んで対岸に渡れると言うが、手はすっかり傷だらけだ。上手く花を編むひとびとが集って町が編まれた。彼らはひとを渡すけれど、浜を離れはしない。淵にかけられた花の飛び石は、一つ踏み外すとどこまで落ちるか分からない。

 

/旅行記風になっているといい。無さそうで無さそうな架空の世界も、有りそうで無い架空の世界も大好きです。

 

/皿の上の大きな水たまりを、たらいに乗って遊覧。2時間100円。保険なし。岬の出っ張りの、ちょうど日陰になる場所で、たらいが岩に繋がれていたのだ。頑丈そうな船が一本の糸を垂らして魚を待っている。皿の割れ目から流れてしまえば未踏の地へと連れて行かれてしまうことだろう。日暮れる前に戻る。

/歌声が聞こえたので紫陽花の間の階段を上っていった。高台は見晴らしがいいけれど、大きな水たまりの向こうは見えない。向こう側なんてあるのだろうか?魚介を盛った皿を昼食に頼む。塩で食べるのが良し。だらだらと楽しんでいる間も歌は続いている。切れ目が無い。旅の音楽家は今ではない季節を奏でる

/平野に出る。比較的穏やかな地に見えるのは季節がいいからだ。冬は雪に閉ざされる。三頭の山が遠くに臨む。それとは別に瘤の山がある。町は三頭山の分社を守っている。田畑に囲まれた神域は、平野の拠り所である。

/野の花が誘う草地には寝ころばなくてはならない。黄色と橙の小さな花が細い茎に掴まっている。花は空に浮かんでいきたいに違いない。祝い事の日にそれは叶うから、今日のところは地面の柔らかさを楽しもう。こんな草地は大昔の住人も好んでいたみたいで、変わらぬ空き地は各所に残る。

/入り組んだ路地で何度同じ景色を見せられたことだろう。通行規制に従って歩いてみるとどこにも辿りつかない。この町はそういう風に出来ている。忍びの者を探し当て、彼らが使う壁の抜け穴を通らなければ目的の城には近寄れない。茶屋で出された飲み物は恐ろしく苦かったが、林檎のパイが最高。

/昔一度見た景色を見たくて記憶を頼りに歩く。季節は移ろうい、ひとは変わるもの。変遷は聞かないでおこう。かたつむりのように汽車の扉が開いたので、乗って隣の駅にて降車。するとどうだろう、記憶の景色がそのまま広がっていたではないか。電車は行ってしまって、次の便はいつまで待っても来ない。

/湖底の遺跡に想いを馳せる。もう記録されることのないかつての生活。魚や猪の骨が埋まっていて、水の底で保存されることだろう。バスがざぶんと湖に入り、優雅に泳いでいく。順番待ちの列は次の季節まで続いており、立ち寄っただけの旅人は水辺で生活の痕跡を探す。忘れられていくだろう。

/洞を通って抜ける道を孤独に進む。長くて暗い道を抜ける者はどれほどいるのだろう。ひととすれ違うことはないが掃き清められている。雑草の一本も生えてはいない。姿が見えなくても、ひとの気配は感じられるものなのだ。

/風が交わる道で町が栄えた。ひとびとは手と手を取って踊る。言葉は通じないようだけれども、みな風のようなもの。すいっと混ざってみようと思ったが、これがまた難しい。ぎこちない風をひとしきり笑われて、やはり言葉は交わさぬまま輪に入りこんでいる。渦に捕らわれる前に次の町へ。風のように去る。

/黄金色の老木が、町の外れに立っている。利益や薬を与え続ける知恵袋。黄金の老女は朝焼け前に町を散歩する。ひとの顔が分からない時間帯に、すれちがう寡黙なひとびとと会釈を交わす。彼女の着物のすれる音は、老木の葉の囁きと同じ音だとみな気付いている。

/用水路にはまった。突然のことで、笑いも怒りも出来ずに這い上がる。深く広い用水路が何か言うでもなくそこにある。どこまでも続いている。ひと一人流せそうな幅だ。実際、水を滴らせているところにひとが流れてきて、遠くまで流れる。彼はどこまで行くのだ。追ってはいけない。

/花火が打ち上がる。祭りの知らせだろう。音の鳴る方向へ向かう。黄昏時だ。黒い獅子がぬっと顔を出す。長い胴体は、旅人の前をいつまでも這っている。足の数を数えるのも飽きるほどだ。数え損ねて、奇数の足を持つ獣だと認識することに。黒獅子が通り過ぎて残るのは、静寂。

/伝承の人物が住まう町がある。彼は深い慈愛の心を持ち、世界を駆け回る俊足とを誇る個人だと思われているが、隠れもしないこの町は、何人もの「彼」でいっぱいだ。個人名ではなく団体名だっただなんて、とても言えない。けれど伝承の町は確かにあると、信じぬ者には言いたくなってしまう。

/研究者が寄り集まった町があったが、今のその地にはどのような記録も残っていない。機械人形が一匹(二足歩行ではあるが獣の顔をしている)さまよう姿を見た者がいて、遺されたのは本当にそれだけらしい。残っていないものは見ることも叶わない。旅人の空しさ。

/それはそれは大きな獣が住む町だった。大きいだけで害は無く、いつもあくびをしているか眠っているかのどちらかだ。いつから住みついたのだろう。住人は獣に残った魚の頭を放り投げる。それほど好きではないようだが、獣はぱくんと食べてみせる。年に二度、総出で大きな体に上って毛を梳いてやる。

 

/初夏に花をつける果実の木が準備運動を始めると、小鳥たちは少し大人しくなり、燕の編隊飛行に拍手を送る。夜になると果実の木がぽうぽうと鳴き始める。鳴き声に乗って綿毛が飛ぶ。上手く枝に止まれば、秋に実りとなる。鳥たちは木々を見守っている。

/坂の多い町だ。すぐ裏手に山があり、竹がさらさら鳴っている。軒先に杉の玉がぶら下がっている。木造の建物は燻された濃い色をしており、町はずっしりと重い色。家々は山の延長のようなものだ。夜になると鳴く動物が徘徊するから、夜遊びしてはいけないよ。

 

一本の道を行くと必ずこの町に辿りつく。兎の抜け穴の先にあるような町だ。ぼんやりして歩いているといつの間にか不思議の道を辿っている。旅人はみんなそう。狐に化かされているのかな。まあ、美味い唐揚げを出してくれる店があるから、化かされていたってかまわない。

/梯子が多い町で、とにかくショートカットが好きな人々が住んでいるんだろう。梯子に板を渡してこしらえた通路が幾つも伸びていたり、縦横に組んだ12尺の角材を組み合わせた簡易階段もある。道は多いのだが、まるでアスレチックなので体が痛くなる。藤のつるを編んだ梯子は意外と頑丈。

/星の中央に立っている。北へ行けば浄土、東へ行けば異国、西の平野は果てが無く、南へ行けば社の森。どこへ行こうとも、戻って来る。大きな水たまりから吹く風に乗って、祭り囃子が聞こえて来るから。

2018 5-6月雑記

5/5

/とりのめ君と仲間たち。三本足は山の奥に住んでいる。

/博多豚骨ラーメンズが配信されている。ラーメンを食べ歩くアニメかと思ったら、ラーメンと明太子と殺し屋のドタバタアニメだった。明日は後半配信。

/審神者二年目に突入です。加州、長谷部がやっとカンストしたので旅に出したい。加州極を待つ。今朝は呪われしにゃんせん一文字がやって来ました。仕事に行く前の早起きからも解放されるのです。あとはゆるく旅道具などを探しに城に潜ります。

にゃんせんだけに2番目のページにいるのではと語呂合わせに縋って開けてみたら、いらっしゃいました。呪われている。

 

5/6

/物語は生まれない。ぼくの目の前にはただ音楽があるだけで。

/今日は海のにおいが街中に寄せて来ていて、そういえばここは港町だったと思い出す。潮騒は聞こえないけれどここは海である。いいや、もしかしたら海鳴りは響いているのかも。自分の鼓動を意識しないと聞けないように、海の音が聞こえる町なのかも。

/それでもって、夜には雨などが降り出す。

 

/何も無いところをどのようにして描けば良いのだろうと考え続けているが、何も無いゆえにいつも忘れてしまって、描いていてただの空白あるいは意味を持たない線になってしまって、資源の無駄を後から嘆く。

 

/そういえば、梅と桜が終わって、りんごの真っ白な花が咲いています。

/きみの街が遠くに見えるよ

 

5/12

/ゆるやかにしっかりと生きていきたい。掴むのは自分次第だと。

 

5/14

/手書きの字は土から顔を出す芽に似ている。同じ字を書いても一つ一つ違うので。ワープロの字は碁盤の上の石。

/たまに手書きの字を見たくなる

 

/唐辺葉介氏の本を読む。ある子供の日常が淡々と連なる。なんと瀬戸口廉也名義での活動を2017年に再開していた。

 

/曇り空で、日暮れが少しだけ早くやって来たので寂しかった。昼の残りまで、自転車を漕いで移動する。

/待ってはいないが、雨らしい雨が降っている。

/放送日や暦上の記念日を当日になると忘れる現象には名前があるのだろうか。リマインドを読み上げてくれる機能を活用するべき。

 

5/18

/#私の絵は太陽月星隕石のうちどれですか 銀色をして跳ね回る太陽、お昼にもにっかり笑う月、でたらめに繋がれた星、童話のような隕石。みなさま、どんな光が見えておりますか。

 

5/20

/最近宇宙のお話を読んでいたので、ちょうど良いタイミングで流れてきたタグでした。そのうち星や月や隕石の絵を描こうと思っています。

 

5/22

/ツツジが咲いた。藤も咲いた。ボケの花は終わってしまった。ミズが出てきた。フキの葉は知らぬ間にでっかくなった。

/アルフォートの焦がしバター味はいつだっておいしい。ミニチョコレートディープブロンドという横文字の並びを覚えられなくて焦がしバター味と呼んでいるんだけれども。ぼくはきみの名前を覚えられないけれどもきみが好きだ。

 

/たくさんのご投票ありがとうございました。38票の宇宙の輝きを頂きました。身近な衛星、月に多く票を貰いました。改めて月にまつわるお話や神話を思い起こすと、好きな物語がたくさんあります。生と死を繰り返す、近くて遠い地面。はてさて今日はどんな模様が見えるでしょう。

次点、星にご投票を多く頂きました。遠い星々が明滅する様子を観察するのが夜の楽しみです。たまにフッと消えると心配になります。シュッと移動したりもします。しないか。星の間を縫って飛行機や色々なものが空の道を歩いています。星座に関連したコメントを頂いたので、絵は星座ドラゴンです。

 

5/24

/雲にきみが映る

 

5/26

/猫のトンネル、低木の森。

/棟方志功の仏画の世界を歩いて来た。彼は言葉をとても美しく使う。墨の黒の中に山々の緑を見て戦慄した。そして、恐ろしく線の構成が密だった。重ねていたシャガールとの違いを見つけて、ぺりぺりとリンクを剥がした。宮沢賢治を見た。

シャガール、志功と続けて展示を見に行ったことになる。パワーに溢れている。なにも考えたくないから、今は何も考えられなくなる絵を見るのがいい。無事に精神が安眠する。ちーん。この次は、西洋画が待ち受けている。あれは体力ゲージに余裕が必要だ。もう少し先延ばし。

 

5/27

/新緑が眩しかった。

 

5/28

/花を散らして駆けるきみ

 

5/30

/朝一番の音はお家の中から煙突を伝って生まれる。

 

6/4

/自分を褒めてみるなどしてみむとてするなりと思い立ったはいいが、私に褒めるべき点など無いので虚無である。しかし私の中のヤットコを担いだリーゼントで片目に傷のある天使が、褒めるべき点が無いところが素晴らしいと褒めてくれたので生きる。私は生きていく。

/片目の傷は飼い猫による傷らしい

/その人は、ヤットコを持ってヤットコる…

 

6/5

/御宿よじげんのてんしゅ、本日は昼と夜を連れ帰って来た様子。今広がっているのは、曇り空のような曖昧な幕。留守にしますと書かれた札は、地上からだとよく見えない。空は宿にてひそひそと、明日の天気の相談をする。

/『じつは、わたくしこういうものです』『アナ・トレントの鞄』クラフトエヴィング商會の本を手に取る。空想都市の住人となったので路地裏にあるかもしれないお店のマップを開くつもりで。アナ・トレントの鞄は『ミツバチのささやき』から広がったお話だという。うんうんあの鞄は本当に素敵だと頷く。

 

6/7

/FGO、マイルームにてライダーイシュタルを喋らせていたら、ライダーゴールデンに興味を示しているいてふふっとなりました。

/新宿のアサシン→アルテラ・ザ・サン〔タ〕 星のご縁があったようですよ…!

 

6/8

/オレカバトルは少ない台詞から世界観や歴史や時幻を埋め、俺のカードを信じて戦うアーケードゲームです。かれこれ3年沼に埋まり続けているジャンルです。2015年2月にオレカ初回ツイートをしてからこちら、ずいぶんお世話になっています。雨の日も、風の日も。

2018 4月雑記

4/4

/きみは今どこにいますか。ぼくは海をぷかぷかと漂っています。さめざめと泣く海に揺られて、あちらへ、こちらへ。灯台の光も、とうに見えなくなってしまいました。もう少し海と一緒にいようと思います。きみにはまだ会えそうにありません。かもめと仲良くね。 #瓶詰めの手紙を

 

/あなたの世界は、薄い膜で覆われていて、届きそうで届きません。けれど今日、瓶詰めのお手紙がふらりとやって来ました。蓋を取ると、懐かしいそちらの香りが溢れました。春と、インクの香りです。ぼくはあなたの想う方ではないかもしれないけれど、こちら側を探してみます。春に包まれ、良い夢を。

 

/ぼくの太陽は、地平線から出たり引っ込んだりを繰り返しています。電池の足りない朝焼け(あるいは夕暮れ)は、空の気が済むまで続くのだと思います。薄暗がりの世界で、誰もがみな黒い影となりました。あなたの黒いお友達にも、よろしく伝えて下さい。曖昧な時間帯は、死とあなたが溶け合うのでしょう。

 

/猫が砂に埋めた瓶を、こっそり昼間に掘り起こしました。猫が怒っていたら、湊に上がった魚と交換しようと思います。魚の瓶詰めのコンテナに、手紙の瓶も忍ばせました。あなたの中に居残る想いは、遠い海の無い町に運ばれます。あなたの好きな魚の料理になればいいなあ。旅路の中で、味も和らぐかも。

 

/神様が居眠りしていたので、ぼくが瓶の蓋を開けました。どうしてか、すれ違ってしまうようなのです。宛先は合っているというのにね。ぼくときみも、何度すれ違ったのでしょう。今日は会えました。ぼくはもう一度蓋を閉め、電子の海に流しましょう。今度こそ、神様の起きている日に届きますように。

 

/瓶詰めのお手紙を、拾っては流し、拾っては流し。そういえば、しまぐらしというアプリでもたまにボトルを流しています。良いアプリ。辿り着く先の無いメッセージを流すことは、自分には合っている気がします。安らかにノートの切れ端を流しています。どなたもお茶を飲みながらお楽しみ下さい。

 

4/6

/今日も雪が積もりまた溶けた。明日こそ最後の雪になるだろう。たぶん。たぶん。

/雪、そして雨。足元に紫色の小さな花が咲いた。

 

4/9

/FGO、新宿完走しました。自分が好むタイプのシナリオだったので、終始胸が熱かったです。舞台とモチーフの組み合わせがおいしいです。新宿を駆け回りたい。

新宿、ドラゴン、戦闘機、うっ頭が(DODの民としても新宿は聖地です)

 

4/14

/今日はレイトン教授と最後の時間旅行のサントラを流す。オープニング、ほんわか絵柄に対して凄まじい迫力の曲。時間旅行というタイトルによく似合う。

レイトン教授の音楽はジャズ、タンゴ、ミュゼット辺りが近いという声が出てちらほら。例によってジャンルには詳しくないので後日聞いてみる。

 

4/16

/『おそれミミズク あるいは彼岸の渡し綱』を読んでいる。エルピスは電子書籍で買っているが、やはり本を手元に置きたくなり、こちらは紙をめくりながら。子供の頃に見ていた景色がそのまま書かれていて、懐かしく、怖い。子供の目線での怖いとは独特な感覚だったなと、今になって思う

子供の頃に感じていたものは忘れてしまうけれど、無くなったわけではなく、見え方が変わっただけだなと。残しておきたい感覚が語られているものは、手元に置きたくなる。おそれミミズク、リューシカリューシカなど。新しい世界を見るのも楽しいし、昔見た世界を見るのも楽しいよね。

 

4/17

t.co うさぎがはねた.アイヌの物語を幾つか読んでいたので。しばらく流していると眠くなります

 

4/19

/梅、咲き始めました。桜、一輪咲いているのを見ました。

 

4/20

/窓を開けると梅のかおりが入りこむ。雀も熱心に砂浴びをしている。

 

4/23

/晴れた日にだけ会えるきみ(戦闘機に想いを馳せながら)

/書いていた文章がやっと終わり、今日はさっぱりとしています。新しい本を何冊か読み、古い本を読み返す予定です。

物語の終わりってどう書くべきか、少し考えてからエピローグに手をつけます。

 

4/24

/『おそれミミズク あるいは彼岸の渡し綱』読了です。怖い話で繋がる出来事と仕掛けを楽しみました。オキシ氏の書かれる登場人物はいつも柔らかで、物語の終わりを寂しく思うほど親しい人々に感じます。またどこかで会いましょう、と本を閉じます。

 

4/25

/長いこと書いていたお話が終わりまして、送り出すとはこういう感覚かと。なるべく早いうちに公開出来るようにしたいものですが、長いこと書いていたということは初めに書いた文の古さも化石並みで、公開の目処は相変わらず立たないのです。どうすれば!書くしかない!

 

/寒くて凍えてしまう。桜の時期に雪が降ったのいつだっけ。防寒大切。寒さで桜よ長く保て、ついでに我が家の梅ももう少し咲いていろ。春の寒さは友軍。ともに参ろう。

冬の7度は暖かい。春の7度はやけに冷える。こんな日に花見に行けば最高です。寒いので家の中でそんなことを考えています。

桜や梅が散ることを直視出来ないので誰か一緒に外に行きましょう。雪が降る現実は直視したくなくても物質的に押し寄せる雪の為に外に出ずにはいられない。私に必要なもの、それはもしかして、厳しくも現実に引き寄せてくれる雪。いつか雪女にクラスチェンジします。

/出社日は毎朝20分程度創作時間を設けている。一つ区切りがついて、この時間にやる事が抜け落ちて、やれやれ終わったんだなと実感する。そして安らかな気持ちでゲームに充てる。いやいや、とっとと次を作ろうか。

 

4/27

/雪柳に花がついた。春の夜の白い花々を見ていると、大きい空を見るような静けさに包まれます。

 

4/28

/三沢航空科学館。現在企画展で零戦21型と、十和田湖底から引き上げられた一式双発高等練習機(重要航空遺産)が展示されている。写真は航空機が展示されている広場。時間内であれば一部戦闘機コクピットへの体験搭乗も可能。

お仕事を終えた戦闘機が並び、ひんやりとした空の残り香が漂っていました。

 

/ふらりと旅に飛び出せた。体は軽く、誰かが作った道路は国中に張り巡らされていて、行けない場所なんて無かった。そんな鳥のような時期を思い出す。座席を倒し、毛布に包まってフロントガラス越しに見る夜空は星が無い。どこまで来てしまったのやら。切なくなって、ぼくは懐かしい童謡を幾つか歌う。

/旅路はまだまだ続いているらしいのです。

 

4/30

/夜のうちになんでも笑い飛ばして、次の日には残った切なさでめそめそ泣きたい。今日はそんな日。

風が吹いたり止んだりしている。合わせて深呼吸しよう。

/若芽がひょこひょこ顔を出して、通る道、通る道、どこもかしこも賑やかな、春の風吹く4月の終わりでした。

/忘れていくことを一つずつメモしていきたいなと、風景記録を書いています。文章で色を残すことはなかなか難しくて難儀していますが、メモ片は順調に溜まっています。
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