『漫画はときとして人間の内面を映し出す。』
(。・ω・。)なんてな…
誰か偉い人が言ったわけじゃないけど
子供が初めて手にとる雑誌といったら 私の頃は「小学一年生」か 学研の「科学となんちゃら」だったような気がする。
それは 親にとってはいくらかでも勉強が好きになって欲しいかすかな希望的観測で選ばれた雑誌であったが、子どもたち全てが親の企みにのせられるほど楽しい雑誌ではなかった記憶がある。
雑誌の内容はともかく、勉強に結びつかせようと興味深く巧みに付けられた「付録」だけは楽しかった。
そういえば、余談だか紙を山折り 谷折りにする説明書きを初めて知ったのも あの雑誌かもしれない。
黒く塗った紙に虫眼鏡で太陽の光を集めた実験などは、今 考えると大変危険な気がするし
地球を型どった紙を先に出た山折り谷折りにおったり曲げたりしながら発泡スチロールに貼り作る地球儀などは いつの間にか日本がなくなる始末だった(笑)
器用とは程遠く、根気とは縁がなかった私が活気的に変わったわけは絶対に、親の企みにのせられた訳じゃなく 「必要は力」だったと思う
忙しい親を持ったおかげで 自分でやらなければ、運動会のゼッケンも 学期末提出の親の宿題のぞうきんも あてにならなかったからだ、
親とは 高い木に立って見ている者だと言うが、
わたしの親は 高い木のずっと向こうに立っていたのに、見えていたのか?というしろ者である。
(笑)
ま、とりあえず
雑誌は いろんなことを私に教え、マンガや本が、今でも仲のよい友達になったことには 間違いはない。
『高台家の人々』集英社 森本梢子著
涙を流して笑いたいときに、是非Ψ(`∀´#)