| お寿司のネタ3 〜背伸びし過ぎず、自分らしく生きたいものですね〜 |
2010/08/12
話題:お寿司
お寿司のネタ1 〜寿司が出た日は目つきが変わるそうです〜
お寿司のネタ2 〜いつか大トロを食べるのが夢です〜
に引き続く記事です。
お寿司に関する用語って、けっこう色々ありますよね。
そこでちょっと調べてみました。
こういうものって、お客さんに失礼の無いようにお店の側の方が生み出した隠語が多い気がするので、知るとたくさん使いたくなるけど、客側があまり多用するものでもないと思うんですよね。
「デートで通ぶって専門用語連発したら、他の客に笑われたでござるの巻」
なんてのもあり得ますしね(笑)
何事もほどほどに。
お寿司の用語を調べてみる
まずは、一般にもよく使われてるような言葉から。
【シャリ】
寿司飯、白飯、米の事。
お釈迦様の遺骨『仏舎利(ぶっしゃり)』とから来ているという説があります。
仏舎利は細かくて白いと言われており、ご飯粒の形がそれと似ているというところから。
サンスクリッド語のシャーリ(米という単語)から来ているという説もあるようですね。
シャリ・舎利(しゃり)‐語源由来辞典
よく聞く言葉だけど、シャリって仏教用語でもあったんですね。
【ネタ】
握りなどの材料。酢飯や海苔など以外の寿司の食材になるもの。
握り寿司でいうと、上に乗っかってるマグロや海老なんかがそうですね。
元はタネ(種)と呼んでいたものをひっくり返したもの。
今ではネタと呼ぶほうが一般的なようですね。
寿司ネタと呼んだり。
寿司からは離れるけど「ネタ帳」だとか「話のネタ」など、創作や会話などの材料になりそうなものをネタと呼んだりもしますよね。
これが元ネタなのかな?
【サビ】
ワサビ(山葵)の事。「ワ」をとって省略しただけですね。
家族連れが寿司屋に行った時に、親が子供の分を「サビ抜きで」と注文する場面、よくありますよね。
ちなみに
「ナミダ」も、これまたワサビ(山葵)の事。
確かに効きすぎると涙出ますもんね(笑)
【ガリ】
生姜の甘酢漬けの事。
お寿司屋で出てくる薄ピンク色の、かじるとガリガリするアレです。
かじった時にガリガリ音がするからガリ。
すごく…そのまんまです!
【トロ】
食べると舌の上でトロッとろける感触から。
脂肪分が多い部位なので、口の中でとろけます。
一度でいいから、大トロの「トロッ」を経験してみたいものです。
【ヅケ】
ネタを醤油などのタレに漬け込んだもの。
お寿司のネタ2の記事でも触れましたが、こうするとと魚が長持ちします。
冷凍設備の整った今ではヅケにする必要性はあまりありませんが、純粋に美味しいですよね。
【アブリ】
ネタを火で軽く炙ったもの。
すべて生で食べる時とはまた違う美味しさです。
【カッパ】
かっぱ巻きの略。キュウリが入った海苔巻きの事。
キュウリは河童の好物というところから。
ところで河童って、水辺に住んでる設定だったと思うんですけど、皿が乾くリスクを犯してまで大好物のキュウリを畑まで取りに行くんでしょうか。
【テッカ】
鉄火巻きの略。中にマグロの入った海苔巻きの事。
賭博場の事を昔は鉄火場と呼んでおり、サイコロや花札などをやる連中ばかりなので、博打を打ちながら食べられるように作ったというエピソードから、この名前になったという説があります。
お国は違うがサンドイッチも似たような噂話があったような。
げに恐ろしきはギャンブラーの性ですな。
ちなみに中の細長く切ったマグロの事を
「テッシン(鉄火巻きの芯)」と呼ぶそうです。
【テッポウ】
鉄砲巻きの略。乾燥したかんぴょうを水で戻し、甘く煮たものが入った海苔巻き。
その黒くて細長い姿から、鉄砲に例えられた。
かんぴょうは夕顔の果実を、紐状にむいて干したものだけど、実はまんまるで寿司のかんぴょうしか知らずに見るとびっくりします。
【グンカン】
軍艦巻きの事。軍艦に見た目が似ている事から。
寿司飯の周りを海苔で巻き、その上にネタを乗せたお寿司。
イクラやウニなんかは、軍艦巻きになっていますよね。
この記事はここまで。
↓次の記事に続きます↓
お寿司のネタ4 〜ウンチクもいいけど、ご飯は美味しく食べるのが一番だと思います〜
に続く
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