Nov 17 / letter 0
小学校教諭の免許を取得するのに、特別支援学校への2日間の実習と福祉施設への10日間の実習へ行かなければならない、介護等体験というものがあります。
小学校教諭免許の取得と併合で保育士資格を取得する人は、今年の2、3月に施設へ10日間泊まり込みの実習を行ったので、福祉施設への10日間の実習は免除されます。
私は、保育士資格も取得しているので、福祉施設への10日間の実習は免除され、今日から2日間の特別支援学校に実習に行ってきました。
私が行かせていただいたのは、聴覚障がいの子ども達が通う施設でした。
午前中は、施設の校長先生の講話を聞かせていただいて、ひとくくりに聴覚障がいだからと言って皆がみんな全く聴こえないわけではないこと、補聴器をつけているからと言って聴こえるわけではないことを知りました。
聴力が劣っているからと言って、手話のみでコミュニケーションをとるのではなく、残っている聴力を活用するためにも手話だけでなく、言葉を発しながらコミュニケーションをとることも子どもたちがコミュニケーション能力を養うためにも必要なのだと分かりました。
午後からは各学部に分かれて、子どもたちの様子を観察させていただきました
私は、高等部に入らせていただき、この学校の校歌の手話を覚え、グループ毎で発表するという活動をしました。
もちろん手話を教えてくれるのは子どもたちで、手話が出来ない私はどうやってコミュニケーションをとろうかと悩んだりしましたが、午前中に校長先生の講話にもあったように中には聴こえる子も居て、私たちが話すことを手話で聴こえない子どもたちに伝えたり、聴こえない子どもたちが手話していることを私たちに言葉で伝えてくれる通訳みたいな子が各グループに2、3人居るみたいで、私の悩みは無用でした。笑
高等部で歳が近いということもあってかノリがすごくよく、冗談を言って笑ったり、本当に楽しかったです
他にもなんでもバスケットやハンカチを使わないハンカチ落としをしたりして、交流を深めました
今まで聴覚障がいの方と関わる機会がなかったし、聴覚障がいのことを知れてことで周りの人よりは、ほんの少しだけ聴覚障がいの知識が高まったと思うので、もし何かあった際は、何か力になれればいいなと思います。
( 介護等体験初日 )
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