17/12/25 07:02
メサイア外伝-極夜Polar night-。


どうも、尽徒です。

話題:最近観た映画
もうDVD発売されて暫く経ったのと、沖縄での上映も終わったらしいので、そろそろちゃんと外伝の結末と向き合わなきゃいけないなと思い。
前に感想として文字に起こしたら康哉くんと三栖さんの最後だって事を嫌でも実感するからって書いたんだけどね。
いつまでも目を背けて受け入れないというのもメサイアファンというか、康哉くんと三栖さんファンとしてどうなのかなって考え始めたり、もう年末入って書かないままに年を越すのも嫌だったから。
康哉くんと三栖さんへの感謝も込めて・・・。
以下、ネタバレしかない感想。
観てから時間経ってるから全部では無いので悪しからず。














完成披露で初めて観た時はこの世の終わりくらいの喪失感はあった。
まず康哉くんと三栖さんの「最後の物語」だったから。
コレはフライヤーとかでも事前に書かれてた事だから分かってはいたんだけど本編観たら余計に実感したというか。
あとはそれこそ、まさかの結末だったから。
まさかの結末は後から書くけど。
「最後」って事を意識し過ぎたのかもしれないけれども、OPで三栖さんと康哉くんが映る度にウルウルしちゃって。
今まで、私の場合約三年間だったけど応援してたからそんなに時間が経ったんだって思ったのもあったしね。
深紅で三栖さんの元に戻って来た康哉くんだったけど、外伝では「自分のせいで三栖さんが革命を諦めてるんじゃないか」って「コレ以上迷惑を掛けたくない」ってまた三栖さんの元を離れてしまうワケですよ。
もうね・・・辛いよ。
そんなに自分を責めること無いのにって康哉くん見てて思うけど、康哉くんって何だか自分と重なる部分も持ち合わせているから客観的に自分を見たらこうなのかもしれないって思う所があるんだよね。
三栖さんは新しい組織に入る事になって。
メサイアもシリアスと笑いどころが良い感じに入ってて見易いんだけど、三栖さんが鏡の前で制服を当てて「最悪だ」って言った時にはサクラの制服イジリ思い出してニヤーっとしちゃった!
三栖さんは制服というものが嫌いなのかもしれない。
志倉が三栖さんに新しい就職先を用意して入る事になったんだけど。
志倉は三栖さんを気に入ってるんだなーと思ってた。
康哉くんは三栖さんの元を離れてから三栖さんの妹の事を調べてて。
康哉くんの義理の父親、晃三郎の病院で治療も検査も全部実費で払わなければいけなかった為に、三栖さんの妹は三回しか通院出来ず亡くなってしまったという事実を知って。
そこで「人の命を何だと思ってんだよ!」と怒りを露わにする康哉くんは「コレが革命の、全ての始まりだったんだ」という事も悟って康哉くんが責任を感じちゃって。
でもね康哉くんのせいじゃないのよ、どう考えたって。
義理の父親がやった事だからね。
だけどもし康哉くんがそこで「俺には関係ない」って言う人だったら此処まで三栖さんに着いて来る事も無かったと思うし、実のお母さんの事だけじゃなくて人体実験されていた人達が居た事に胸を痛めたり、鋼で爆破を未然に防いだりもしなかったよね。
康哉くんは元々凄く優しい人なんだと思う。
だから信頼している三栖さんの家族が亡くなった原因が自分の義理の父親のせいだと知って怒りが湧いたんだろうなあ・・・。
そこで晃三郎の事とか調べてたら義理の弟が居る事も発覚。
康哉くんは弟に会いに行くんだけどグエンがまたムカつく奴なんだなー。
それでも康哉くんは弟の事心配もしてて、何かあったら三栖さんを頼れと。
三栖さんは三栖さんで暗号見てグエンが康哉くんと接触した事に気付いて。
三栖さんがグエンに向かって「お前の兄貴は信用出来るって言ってんだよ、周二号」って言った時はスカッとした!!!!
康哉くん一人でこれからどうしようっていう時に康哉くんが林さんと馨さんからサクラにスカウトされるのよ。
林さんの「三栖は迷惑だなんて思ってないと思うぞ?」に康哉くんが「分かってるよそんな事!」って返してるの聞いて泣いた・・・。
やっぱり康哉くんも頭では分かってるんだよね。
けれど信頼している人だからこそ迷惑を掛けたくないって思ってしまう。
あと、林さんの言葉で確かに優太と白崎は離れていてもお互いの絆は途切れてないよねって思ったのです。
そういえば康哉くんが五係の制服嫌がった時に、紫微で三栖さんに「四係で良かったのか?」って言われた康哉くんが「大嫌いなんですよ・・・あの制服!」と返してたの思い出して何か懐かしいなーと。
順番前後してるかもしれないけど漆黒の頃の回想が入ってたのも泣いたよー。
ああ、このお衣装懐かしい・・・って。
康哉くんがカッチリなお洋服着てるのも好きだったなあ・・・。
白銀までのお衣装は父親に縛られてるって意味が込められてたらしいから、それ以降のお衣装の方が本来の康哉くんなんだなと思うと紫微以降の方が好きだけどね?
でも何だかんだ書いてるけど康哉くんは何を着ても似合いますホント。
カッチリもユルっとも似合う最高。
お話逸れたね。
回想で康哉くんが結構三栖さんに突っかかってたんだけど、最初はあんなに仲が悪かったんだよねお二人は!って懐かしくなるシーンだった。
だって銅で康哉くん三栖さんにポンされた肩をパンパン払ってたくらいだったもんね!
そんなに三栖さん嫌いなのかとw
あの頃は康哉くんが三栖さんをどう思ってるのかが謎だったなあ・・・。
そこからどんどん信頼関係を築いていったんだもんね。
三栖さんが康哉くんに「隣良いか?」って言った次の章では、康哉くんが三栖さんに「隣良いですか?」って言ったりね。
駄目だ、康哉くんと三栖さんの事書いてると今までの事も思い出して書きたくなっちゃう・・・。
お話戻すと康哉くんはとりあえずチャーチに行くんだけど。・・・外伝での最大の笑いが待っているのですよ。
林さんのどアップ後の銭湯でシャワーキャップ被った康哉くんの「何?コレ?」とか可愛過ぎて笑うしかwww
しかも康哉くん、とってもいい身体です・・・。
でも康哉くんの入浴シーンっていう大サービスがあるなんて・・・山口監督最高過ぎる・・・。
脱いでる康哉くんとか普段見れませんからね!
それにお風呂上がりの康哉くん見れるなんて・・・幸せでしかないよね。
いきなり変態くさい感想になってしまったなw
此処からコミカルシーン続くからお腹痛かったw
外伝はめっちゃ泣いてめっちゃ笑ってまためっちゃ泣くから、精神的にだけじゃなくて肉体的疲労も伴う映画w
康哉くんの「馬鹿なの?」「馬鹿だな」のツッコミが玉ちゃんらしさがあって、あー可愛い!ってなりつつホッコリ。
あと康哉くんのBikkle一気飲み!
このシーン見てから瓶のBikkle飲みたくて、もうかれこれ半年ちょい近場で探してるけどまだ出会えてないw
で、一嶋の戦えという指示で康哉くんは柚木と戦う事になるんだけど、その時の康哉くんの言葉でテンション上がった!
「俺、手加減苦手なんだよなー・・・死んでも知らねぇぞ?」とか!!!!
手加減の出来ない康哉くん、とても好きです。
康哉くん強いから柚木アッサリのされて。
康哉くんに耳引っ張られたり蹴られたり、柚木羨ましいなって気持ちにはなったよね。
「おいおい人材不足なんじゃねえの?前のサクラの方がもっと手応えあったよな」で更にテンション上がるというね!
コレ言ったら今のメサイア好きな人にすんごい怒られそうだけど。
確かに見てる側としても今のサクラってちょっと頼りないっていうか何だろうか・・・。
司馬、颯真、鋭利、珀は漆黒の頃でも今のサクラよりは戦えてたと思うのよ。
比べるなって言われたらそれまでなんだけど、まあそういう印象はあるから康哉くん言ってくれてありがとう!って感じだった。
康哉くんが一嶋にバッチ投げて一嶋がソレをキャッチ。
一嶋が笑ったら康哉くんも笑って・・・そんな康哉くんが堪らん素敵でした。
そこに入って来る鋭利と珀よ!!!!
鋭利「アレ?周?」
康哉くん「お前は・・・」
鋭利「久し振りじゃん!何か痩せた?」
康哉くん「緊張感無さすぎだろ」
鋭利「ちょうど良かった、ちょっと手伝ってよ」
ってやり取りが可愛くて可愛くて!
めっちゃ笑いますたw
「痩せた?」とか、だよね玉ちゃん細いよね!って思っちゃったもんw
鋭利達に着いてく康哉くん。
座った珀がまず鋭利にナニー先出して「いらねぇよ」と断られる→次に康哉くんに差し出して「いらねぇよ?」と言われるって件がほんっとに大好きですんwww
玉ちゃん、凌ちゃん、小野けんの仲の良さが滲んでるから癒されるシーンでもあった。
此処までの林さん達、鋭利&珀へのツッコミを聞いてると、康哉くんが今まで以上に砕けた口調なのが分かるのね。
「馬鹿かテメェ」とかは今までにも言ってたけど今回はそういう棘は無いのよ。
「馬鹿なの?」「馬鹿だな」とかその他のツッコミも声色もだけど柔らかくなってるんだよね。
きっとコレが素の康哉くんなんだろうなー、なんて思うと嬉しくもなった。
此処から康哉くんが可愛いというよりはカッコ良い、なんだなー。
暗号が解けない珀達を見た康哉くん。康哉くん自分から「貸せ」ってキーボードをとって。
クァンタムキャットに居た時の知識を活かして暗号を解読。
頭良いもんね・・・。
パスワードが分かって入力したらある事が分かって康哉くんは走り出して。
康哉くんが向かったのは三栖さんの所で。
三栖さんに向かって「すみませんでした!」って謝る康哉くんに、「気にするな」って許す三栖さん。
三栖さんも康哉くんの気持ち分かってたんだろうな・・・。
間宮レポート解読して施設に着いた康哉くんと三栖さん。
無線繋いで鋭利&珀とやり取りするんだけど。
鋭利&珀「足引っ張るなよ?」
三栖さん&康哉くん「どっちがだ」
で、ぎゃあああああああ!!!!ですよホント!
もう・・・思い出すだけで幸せだわあ・・・。
サリュートが仕掛けた爆弾がある場所が分かって三栖さんが行くって言った時に康哉くんが「俺も行きます」って続けた時には涙が・・・。
三栖さんは康哉くんに残るように言って、飯は何が食いたいかって訊くんだけど。
「肉食いたいっス」って返す康哉くん可愛過ぎやしませんか!!!!
それを聞いた三栖さん「無職のクセに贅沢なんだよ」と。
康哉くん「すみません・・・」って言ってから三栖さんの妹の事を打ち明けようとしたら三栖さんは「予約しとけよ?焼肉屋」って!
でも完全なるフラグでしたね・・・。
龍ちゃんアドリブで入れたらしいけど、こんな重要なワードになるとは・・・。
この先は観てて辛さしか無い。
爆弾解除しようとしたら邪魔が入って。
三栖さんは自ら死を選ぶ決断をして放水しろと。
康哉くんが泣きながら水を止めろって何度も何度も訴えるんだけど、誰も水止めなくて。
三栖さんが康哉くんに革命の事託すのが辛くて辛くて堪らないし。
そして志倉が三栖さんの父親なんじゃないか、と思わされる描写もあり。
だとしたら、もっと早くに志倉からその事実を伝えていたのならこんな事にはならなかったかもしれないって思ってしまったり・・・。
三栖さんの最期は目を背けたくなった・・・。
観るまでは「最後の物語」とは言ってもきっと、きっと颯真、鋭利、珀みたいに戻って来てくれるなんて考えてたから。
三栖さんが亡くなってしまうという事はそれが叶わない事も意味していて。
だから色んな意味で観てて辛い映画だった。
此処でこの世の終わりくらいの喪失感。
けれど山口監督作品だからね、最後にどんでん返しがあるんですよ、しかもちゃんと康哉くんファンのツボを押さえて来るという!
康哉くんは、あんなに嫌で飛び出した場所だった周家に戻って。
幾ら三栖さんとの約束を守る為とはいえ、大っ嫌いな晃三郎に頭を下げるなんて屈辱だっただろうなあ・・・。
「偉そうに説教垂れていられるのも今の内だ」って言いながら中指を立てる康哉くんを見れた事は嬉しかった。
ED曲「Cherry Bat」でも号泣。
「完全に康哉くんと三栖さんじゃん・・・」って。
「例えばそれが叶わぬことであったとしても正義にするか後悔にするか決めるのは自分だろ」
「この身体 命の全てを懸けて世界を変えていく」
とか特に。
この曲かなり好きだからすんごい聴くんだけど、歌詞がお二人っぽいから未だに聴くと胸がぎゅーってなる。苦しいです・・・。
ED後。
スーツを着て院内を歩く男性。
男性が入った部屋には小さい頃の三栖さんと三栖さんの妹とお母さんの三人が写った写真、康哉くんが三栖さんの元を離れた時の置き手紙が置いてあって。
椅子に座って眼鏡を押し上げるのは康哉くん。
「さあ、俺達の革命の始まりです、三栖さん」と笑う康哉くんのアップで終わるのね。
まずは何年経ったのか分からないけれど、康哉くんがたくさん勉強して努力して院長になってやっと革命のスタートラインに立てた。その事が嬉しかったし何より三栖さんも喜んでるんじゃないかな。
そして、康哉くんが眼鏡スーツよ!?!?
号泣してるのに「わ、うわ、康哉くんカッコ良過ぎる・・・」なんて思ってしまった程にはカッコ良かった。
あんな康哉くん見れるとは思ってなかったよ。
ちょうど、めがだん情報も出てた頃だったから玉ちゃんの眼鏡スーツ姿に縁があるなあって気持ちもありました、はい。
今まで色んな姿の康哉くん見て来たけど、眼鏡スーツな康哉くん見れるなんて・・・。
辛さと幸せが同時に来るって何なんですかね、今まで経験した事の無い感情が湧き上がった。
でも三栖さんの死が辛いよ辛いよってなってる時に最後にコレだから私は少し救われたというか。
最後に喜びを貰えて、ホントに少しよ?少しだけど救われたのよね。
でもこんな風に書けるようになったのは、その辛さを乗り越えられた証拠なのかなって。
ずっと三栖さんの死が辛いって泣いてたら、三栖さん怒るだろうなって思えるようにもなったんだよね。
三栖さんも優しいから、泣いて欲しくないって思ってくれるだろうなと。
それに三栖さんの死から目を背けたままでいたら三栖さんに失礼だよね・・・三栖さんは三栖さんの意思で、他の人を守る為に自分を犠牲にする事を決めたのだから。
まあ此処まで書いてて自分でも何書いてるのかよく分かってない。
一つだけ書いておきたいのは私はこれから先もずっとずっと康哉くんと三栖さんを愛していくって事です。
もうお二人とも大好き・・・。

今までで一番長いんじゃないかと思うくらいには書いたねw
年内に書けて良かったですん。
約三年間・・・楽しかった、幸せだった。
それだけじゃない、康哉くんの過去を知れば知るほど辛かった、悲しかった。
康哉くんが経験して来た事は辛いって言葉で片付けられないような事ばかりで。
触れたら壊れてしまいそうな康哉くんが愛おしくて堪らなくて。
康哉くんと自分の共通点を見つける度に、何だか悩みを共有出来る人を見付けられたような喜びが生まれて。
康哉くんには感謝してもしきれなくて・・・。
康哉くんが大好きです。
メサイアに関しては外伝までのDVD見返した時とかにまたちょいちょい語ると思うけど、それ以外ではとりあえずはコレが最後の感想です。
康哉くん、三栖さん、ありがとうございました!

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