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出来なかった後悔。


話題:親孝行


とっても素敵だった友人の結婚披露宴。でも、1つだけ切なくて胸が苦しくなった事がありました。

ズバリ花嫁さんのお手紙。
3姉妹で唯一、私だけが読む事無く終わったイベントです。

元々私達夫婦は挙式するつもりは一切無く写真だけ撮るつもりでしたが、旦那のご両親の希望で親族のみの挙式と簡単な顔合わせの食事会だけする事に。食事会も時間帯の都合上、フルコースみたいなのじゃなくお洒落なオードブルが並ぶだけの軽い物。そんなシンプルな流れだったので花嫁の手紙を読むような事もなく終了しました。

その時は写真だけの予定がここまでしたから充分だと思って過ごしてきました。でも、父の余命宣告を受けた時に私が父に何をすべきか、何をしたいか、を考えたていたら、ちゃんと両親に対して素直な感謝の言葉を述べていない事に気付いてしまったんですよね。

だから、改めて父にちゃんとお礼のメールでも送ろうかと思ったのですが父自身は自分の余命を知らなかったものですから…ひねくれている私から急にこんなメールを送るのは死期を悟らせる事になるんじゃないかと思い、悩みに悩んで結局送れないままになってしまいました。


余命宣告なんてアテにならない事も多いだろうし、父は自分の死期をわかっていたかもしれない。それでも躊躇してそれが出来なかった事が今でも本当に悔やまれます。



友人のご両親への手紙を聞いた時にその時の事を思い出して「感動した!」という気持ちよりも「羨ましいなぁ」という気持ちになってしまいました。

同じ後悔をしないよう、せめて母には次の誕生日にプレゼントと一緒に自分の気持ちをちゃんと手紙に書いて送ろうと思います。
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