2018.10.28 11:50 Sun
はがゆいその唇
華の金曜日の日。
来店されたのは常連さんのみ。
営業中から結構飲んでて、お店閉めておかまバーに移動してカラオケを歌いながら、苦手な焼酎を飲みまくり、結構酔ってた。
そんな時、常連さんとマスターが夏の終わりのハーモニーを歌い出した。
話題:素直な気持ち
ヒロさんに会いたくて、堪らなくて、気付いたらLINEを送ってしまっていた。
酔っ払ってる時に、夏の終わりのハーモニーなんか聴いてしまったら、もう無理だった。
朝の5時まで飲んで、結構ベロベロになって、家に着いてすぐ爆睡。
起きたら二日酔いで頭ガンガンするし、気持ち悪いし、最悪〜って思いながら携帯見たらヒロさんからLINE返ってきてた。
(*゚Д゚)おはよう
なんか、泣けた。
たった一言でこんなに感情が動いてしまうなんて。
潤くんのこと好きなはずなの。
好きなのに、キスする度に脳裏にヒロさんが浮かぶの。
ヒロさんとのキスが好きだった。
日常の中にまだ気付けばヒロさんがいて、昨日もスーパーで買ってしまったのはサッポロ黒ラベル。
潤くんが好きなのは麒麟のラガー。
私も麒麟のラガーが大好きなのに、気付けばサッポロ黒ラベルを手に取ってる。
おかずコーナー見てても、これヒロさん好きそうって思っちゃう。
ヒロさんだったらこうするんだろうなとか考えてしまう。
そんな私に気付かれたくなくて、必死に潤くんに好き好き光線を送ってる。
自分から抱きついたり、甘えたり、言葉にしたりしてる。
でも、潤くんの目を見れないの。
目を合わせられない。
自分の心を見透かされてしまうんじゃないかって、怖い。
早く上書きして欲しい。
早く私の中の穴を埋めて欲しい。
初恋は実らない。上手くいくのは2番目に好きな人。
そんな言葉が頭をよぎる。
ヒロさんに会うのは絶対にだめ。
会ってしまったら最後。
今、私が付き合ってるのは潤くん。
ダメだよ、私。
優しい優しい潤くんを困らせるのは、裏切るのは。
そう頭では理解してるはずなのに、なのに、ヒロさんに会いたくて、したくて仕方ない。