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【創作】主役とはなんなのか


添付は、セシル。


セシルを主役のままにすれば良かった…と思うくらい動かしやすい子です。
前にも書いた気がするけど、最初はルーイヒとセシルのW主人公の予定でした。
それが、外国人の視点いれようと思い立ったがために、急遽セシルではなくデイヴィットをもう一人の主人公にしたという経緯で。
だからか、デイヴィットの影が薄い薄い(笑)
ごめんよ……デイヴィット。

セシルは、緩衝材のような存在かなと思ってます。
セシルがいるからギスギスしない。
あれです、あれ。仮面夫婦と子どもみたいな(笑)
父のイヴァンと母のルーイヒの間の空気が悪くなって互いに会話はしなくても、子のセシルが居れば間を挟んで会話するみたいな感じ(笑)


【雑記】web小説特有の改行


について、ずーと悩んでいます。




【雑記】


軍事組織論は、サイトに転載しました。
後程埋めます。


【雑記】


軍事組織論は、サイトに転載しました。
後程埋めます。


【雑記】


軍事組織論は、サイトに転載しました。
後程埋めます。


【雑記】作中の表現


ァンタジー小説を考えていると、単語の取り扱いにすごく悩みます。




【小話】現代学パラ 04


──もし、皆が同じ学校へ行っていたら?

概要と設定
[01]    [02]    [03]    [04]


 ******


*現代学園パラレル/コメディー
*会話文

セシル
「ジャン先生とお付き合いなさっておられるのですよね。失礼ですが、どこがお好きなのですか?」

ルーイヒ
「ふくよかで包容力があるところかな」

セシル
「あ、あれはデブ肥満の領域に達しているかと……」

ルーイヒ
「趣味に没頭している姿とか」

セシル
「もしや、偶像少女の追っかけをしていることの事でしょうか……?」

ルーイヒ
「後は、年下の私にでも頼ってくれるところも好き。この前もお金がないって(以下省略)」

セシル
「それは……所謂ヒモ駄目男のテンプレ……(良い所が一つもない! ――いや、ルーイヒ様の御眼鏡に適った相手に限ってそんな事は……ない、筈。そ、そうアレだ。きっとセックスが得意で巧みな性技の持ち主に違いない。そうだそうに違いない)」


fin.


【小話】現代学パラ 03


──もし、皆が同じ学校へ行っていたら?

概要と設定
[01]    [02]    [03]    [04]


 ******


*現代学園パラレル/コメディー
*会話文

トーマ
「フェルゼン、あの留学生に惚れているだろ」

フェルゼン
「惚れていない。煩くて面倒だから女は嫌いだ」

トーマ
「いやでもお前ずっと脚見てるし。今も見ていただろ」

フェルゼン
「……」

トーマ
「……惚れた事は即否定しても、脚をガン見していた事は否定しないんだな」

エドワード
「フェルゼンを余り揶揄うなよ、トーマ。フェルゼンが脚フェチだろうが黒タイツフェチだろうが拘りは人それぞれなんだし、別に何だっていいじゃないか。それにいくら女が嫌いと言っても、フェルゼンは男なんだ。性欲だってあるだろうし好きになる事くらいあるさ」

トーマ
「その悪意のない爽やかな笑顔でサラっと言うな。お前のそれはフォローになり切れてない。俺の言葉よりもエドワードの無自覚で人の良さげな言葉の方に、フェルゼンがダメージを受けてしまったじゃないか」

エドワード
「それに留学生は俺も凄く可愛いと思うよ」

トーマ
「そうか? 俺は年下には興味ないから」

エドワード
「そういえば、トーマは年上好きだったな。それもかなり」

トーマ
「経験豊富な年上の女性がいい。強いて言うなら養護教諭とか、お前の母親も未亡人だったら範囲内だな。ただし人妻はNGだ、後が面倒くさい」

フェルゼン
「俺の机の周りで昼間からそういう話をするのは止めろ」



(ねえねえ、見て! イケメンが三人揃ってる!)
(真剣な顔をして何の話しているのかしら!)
(きっと予習の話よ、目の保養だわ!)


fin.


【小話】現代学パラ 02


──もし、皆が同じ学校へ行っていたら?

概要と設定
[01]    [02]    [03]    [04]


 ******


*現代学園パラレル/コメディー
*会話文

イヴァン
「ルーイヒ様の学園生活には問題はないか?」

セシル
「あの性格と見た目なので女性たちの中ではどうしても浮いてしまい、女生徒と仲良くするのはかなり難しいようです。しかし委員長グループに気に掛けて頂き、なんとか」

イヴァン
「エドワードのグループか。フェルゼンは女嫌いだから女性だと思い込んでいるうちは大丈夫だとして、問題はあとの二人だ。エドワードは真面目だが案外手も早いというしトーマは問題あり過ぎるから、不純交遊関係になられては困る」

セシル
「ルーイヒ様は相手の見た目で判断なさらない素晴らしい御方ですので、あのイケメン三人のことなら眼中外でしょう。ルーイヒ様の好きなタイプはなんというか……私共凡人には理解し難い、とても残念な──いえ、そのとても……斬新奇抜な好みでして」

イヴァン
「相変わらず男か」

セシル
「はい。実は非常に申し上げにくいのですが、既に意中の相手がいらっしゃるようですね。ジャンという名の男ですよ」

イヴァン
「え?」

セシル
「ジャン先生」

イヴァン
「え?」

セシル
「ジャン・ヨーク先生ですよ。化学担当の」

イヴァン
「え?」

セシル
「今のは聞こえましたよね。現実逃避したいお気持ちはお察し致します。しかし、ルーイヒ様はそれはもう彼に夢中です」

イヴァン
「ジャンとは、運動神経が絶望的に悪く鼻息が荒くて小太りな、あの実験室から出てこない根暗のジャンか。しかも彼奴は確か重度のアイドルヲタの上、不細工の分際で超絶面食いだったと」

セシル
「よく御存知ですね。全て悪口な気がしますが、左様です」

イヴァン
「ルーイヒ様は黙っていれば美少女に見え好条件な相手を選べる立場であらせられるというのに、なんという悪食且つ悪趣味なんだ……嘆かわしい」


fin.


【小話】現代学パラ 01


──もし、皆が同じ学校へ行っていたら?

概要と設定
[01]    [02]    [03]    [04]


 ******


*現代学園パラレル/コメディー
*会話文

女子生徒A
「フェルゼンくん。さっきの授業で分からないところがあって。勉強教えて欲しいんだけど今いい?」

フェルゼン
「すまない。読みたい本があるんだ」

女子生徒A
「へえ、何読んでるの? フェルゼンくんのことだから、私達には分からないような凄く難しい本読んでいるんでしょ」

フェルゼン
「失楽園だけど」

女子生徒A
「どんな話? 面白い? 読み終わったら貸してくれない?」
「フェルゼンくんの趣味ってもしかして読書? お勧めの本、教えて欲しいな。読んでみるから」
「こう見えても私も本読むんだよ。私のお勧めの本、今度貸してあげるね。どんなジャンルが好き? 私は恋愛とか推理小説とか好きだよ」

フェルゼン
「さっきから煩いな、少しくらい黙ったらどうなんだ(会話の途中で悪いが、本に集中したい。静かにしてくれるかな)」

エドワード
「待つんだフェルゼン。心の中と言っていることが逆ゥー! 逆になっている!」

――会話強制終了――

女子生徒A
「みんな聞いて! 今日は少しだけど会話が続いたわ。幸せ〜」

女子生徒B
「いいな〜ずるーい!! 私も会話したい」

女子生徒A
「本人に聞いたら失楽園を読んでいるって言っていた。ほらあれよ、ミ●トンの詩集! 集中したいって言ってたから英語原文で読んでいるのよ、きっと」

女子生徒C
「へぇ納得〜! 顔も良くて頭も良くて運動神経もいいなんて完璧すぎる。本を読むあの真面目な横顔もカッコい〜」

女子生徒たち
「ほんと素敵だわぁ……お付き合いしてくれないかしら(はぁと&はぁと」

エドワード
「え? え? フェルゼンが今読んでいる失楽園は、高尚な英国人ジョン・ミル●ンの初期近代英語の叙事詩ではなく、"楷書の●"と呼ばれている淑やかな美しい人妻と左遷させられた敏腕編集者との生々しい不倫や、背徳的な性描写が書かれた渡●淳一の小説──というか、学校でそんな官能小……ゴホン、恋愛小説を読むなんてどうかと思うんだが」

トーマ
「随分と詳しいんだな、お前。あれは女避けだから深く気にしない方がいい……気にしたら負けだ」


fin.


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