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【補足】貴族のあれこれ


蒼国には身分制度があり、現在も貴族はいます。

通常、貴族の血統による世襲のみ。
公爵、侯爵、伯爵、子爵、男爵の五等爵制です。
イヴァン・ド・ボールドウィン伯爵
バリー・ド・フィルドール侯爵
リオン・ド・ラインドール侯爵
らが当て嵌まります。
ジェスや、ローラン、エドワードなどは貴族家出身ですが爵位を継承していないため、敬称や扱いは貴族と同等とはいえ法律上の身分は平民ですね。


それとは別に王族が国家功労者に与える場合もありますが、その場合の爵位は男爵のみで、世襲は出来ません。
ライオネル・ド・モンテイロは、エスカリーナが彼を高級官僚にするために、
フェルゼン・ド・フォレスターは、ルーイヒが近衛師団に入隊させるために、
爵位を与えた一代貴族です。


【補足】言語のあれこれ


ドラークにも各国様々な言語があります。
公用語はユースタシュ語と定められており、色んな国籍の人が働く国際機関の使用言語はユースタシュ語です。
ゲーグル連邦は独立後はゲーグル語を母国語としていますが、植民地の影響で蒼国黒国両方の言語を話すバイリンガルだったり、移民の多い多民族国家の影響からトライリンガルやマルチリンガルもまあまあいます。個人差が大きく、ばらつきがかなりあります。


逆に、ユースタシュ人の殆どは外国に行こうが頑なにユースタシュ語しか話しません。
お前がこっちに合わせろよ、といったスタンスで、殆どが外国語を話さないし話せません。

ただし、ユースタシュ人でも佐官将官クラスの軍人は、アルフォベック語を習得する習慣が、まだ軍に残っています。
昔からよくアルフォベック王国と戦争していたので、言語が分からないと意思の疎通に苦労するからという名残で、士官学校在籍中に勉強します。
ユースタシュ王族は、古代言語であるクルス語を完璧に読み書き話せるようにしますので、全員バイリンガル以上です。


【後書】吉日の惨劇


番外編やSSSのサイト掲載に伴い、空白になった頁を埋めるためのあとがき。

文章力が足りない為の補足やら解説やら一人ツッコミやら。
ネタバレやイメージが壊れる可能性があるので、閲覧注意!
追記に書いています、自己責任にてどうぞ。




【設定】蒼国三大軍について


本編が進めば、また加筆します。

自分のメモ用に書いたモノですが、興味のある方は、ご覧くださいませ。




【後書】蒼惶たる邂逅


番外編やSSSのサイト掲載に伴い、空白になった頁を埋めるためのあとがき。

文章力が足りない為の補足やら解説やら一人ツッコミやら。
ネタバレやイメージが壊れる可能性があるので、閲覧注意!
追記に書いています、自己責任にてどうぞ。




【後書】歴戦将校たちの前哨戦


番外編やSSSのサイト掲載に伴い、空白になった頁を埋めるためのあとがき。

文章力が足りない為の補足やら解説やら一人ツッコミやら。
ネタバレやイメージが壊れる可能性があるので、閲覧注意!
追記に書いています、自己責任にてどうぞ。




【補足】指輪のあれこれ


ユースタシュの王族は、幼い時から四六時中指輪とピアスを必ず付けています。
王家の象徴である薔薇のモチーフが施され、花弁の中心部には小さな紅い宝石が嵌め込まれている<王家の指輪>を所有しているのは、直系王族のみ。
一般人には扱えないことから、その赤い宝石は賢者の石だという言い伝えがあります。

ユースタシュでは指輪は単なる装飾品ではなく、実用的な道具のようなもの。
重要施設の鍵の役割と個人身分証明書の役割を担う指輪は官僚達にも配布され、老若男女問わず浸透しています。
軍人及び常時手袋を嵌めている者は、指輪にチェーンを通して首から下げるよう、就業規則で定まっています。
分かりやすく言うと、職員が首からぶら下げているIDカードみたいなもんですね。
でも、IDカードとは違って見た目はただの指輪で表面に名前や部署の表記などなく、鍵の施錠時指輪所有者でないと作動しないので、セキュリティーは高いです。


【補足】騎士のあれこれ


王国軍兵士は全国民からの徴兵制度ですが、平たく言えば同じ王国軍陸軍兵士であっても、騎士は選抜志願制で、ただ志願するだけはなれない実質は推薦による選抜が殆どです。

騎士は名誉的称号であり、騎士団長は降嫁した王女の夫が就く名誉職。
降嫁した王女のいない時は、暫定的に選出された陸軍大佐がその職に就きます。
サイラス前騎士団長やエドワードが、それです。

陸軍兵士の中から選抜された貴族だけが騎士を名乗れるので、実質王国軍とは別の軍団のような扱いです。
どれだけ優秀であろうが功績を挙げようが、平民である場合はまずなれません。
前時代の名誉・儀礼的な名残なので、実戦に投入されることはなく、そういう意味では近衛兵よりもお飾り要素の強いものかもしれません。
そのことから、王国軍兵士は騎士を敵対視する傾向が強く、王国軍所轄の一個軍団でありながらも、独立している立場な騎士団をよく思っていません。
近衛兵も騎士は中途半端だと非難し、仲が悪いです。
議会でも、前時代の遺物である騎士団の廃止を議論しますが決議されず、現在に至るまで王室の威儀であるとして残り続けています。


【補足】魔法のあれこれ


魔法が混在する世界なので、若干地球との差異があります。

魔法とは錬金術や魔術などの総称であり、発動の原理は基本的には同じです。
魔導力と術に適した魔導力増幅器と術式を構築出来れば、誰でもどの術でも発現できます。
ただし、術式は国家機密扱いなので、簡単に手に入れることは出来ません。
魔導力増幅器を手に入れたり術式を習ったり出来るとなると、王侯貴族でないとそういう機会はないので、平民はほぼ使用できず。
なのでどの術が盛んであるのか、国や身分によってばらつきがあります。

魔法が発達しているので、化学兵器・核兵器・長距離弾道弾といった戦略兵器は開発されず。
使用したところで、魔法を前にすれば無効力化されてしまうため、開発するだけ無駄。
機械科学の発展はやや劣っている程度で地球と同様の発達はしていますが、魔法が幅を利かしているので、戦争は結局人に頼らなくてはならず、中世のような人対人の戦争になるのです。
戦争における魔法(化学兵器を含む)は、国際法でも禁じられています。
これが結構律義に守られているという。
何故律義に守られるかというと、勿論国際社会からの糾弾を避けるという理由もあります。
だけど一番の理由は「魔法同士の対決はレベル高すぎて、逆に普通の戦争になる」。
魔法を使える王族が使えない民に行う場合は有効であっても、魔法を使える王族同士の対決となり得る国家間の戦争は、魔法を使用しても互いに能力を打ち消しあうだけ。
某テニス漫画と同じわけですね(笑)


【設定】錬金術について


蒼国マスカレイドにでてくる錬金術がざっくりしているので、ネタバレに気を付けつつ軽く纏めてみました。
本当は連載の中で書けばいいのでしょうけど、そうすると文字数がとんでもないことになる(笑)
連載で判明次第、手を加えたりしていきたいです。

興味のある方は、ご覧くださいませ。




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