咽び泣く紫の花 : aria : bookmark


2011/7/29 Fri 12:17

あなたはときどき本当のことを言う


宙のトラファルガーをました!

ゆうひさん、金髪と軍服がお似合いすぎますね*

とりあえず、ゆうひさんが死ぬほど素敵でした。
なんて素晴らしい方だと惚れなおします。
言葉では言い尽くせません!


*みっちゃん

やっぱりお歌。
ゆうひさんもまゆさんもどちらかといえばお歌がお得意ではいらっしゃらないと言われるから
みっちゃんの歌の上手さが一際目立って素敵。
それに今回の髭のある大人の男のお役が、今まで見た中で一番お似合いだと思いました。



*すみかちゃん

やっぱりお芝居が、もう別格にお上手。
可愛らしい表情よりも、冷たい表情をしたときにそれがよく拝見できました。

でもよくよく見たら、すみかちゃんて華のあるタイプではないのよね。
実力はあるけれど、素朴な愛らしさでしょう?
勿論、こういう子がトップになるべきと思うけれど
最近実力よりも華で出世決まったりしてしまうから、少し不思議。

それにしても、お歌もやはりお綺麗で。
歌声が、となみちゃんに似ておいでだと思いました。
同じ歌うまさんでも、せいこちゃんみたいにオペラ的なエトワール声ではなくて
ヒロインのお声、という感じなの。
せいこちゃんもやっぱり聴き惚れるけれどね!



*かちゃちゃん

良いお役がつきましたね!
ちーちゃんやだいちゃん、みーちゃんがちょい役という勿体ない配役な中、
台詞や登場シーンも多かったと思います。

流石、スタイル抜群。
お顔が小さいです!

でもかちゃちゃん、娘役さんの方が似合ってるような気がしなくもない(笑)



*アリスちゃん

アリスちゃんの退団公演です。
私はエマよりファニーの方が好きでした。
地に足ついている強い女性な感じが。

すみかちゃんと比べているからでしょうか、
アリスちゃんがだいぶ大人っぽく、普段の可憐さよりも気丈さが見えて新鮮でした。



*楽曲

トラファルガーというだけあって、
全体的にオーケストラを全開に使った豪華な音楽が多かったです。
キャッチなメロディーがあまり無かったのが残念ですが、
全体的に惹きこまれるようなミュージカルらしい楽曲は素敵。

でもミュージカルすぎる、というか。
「この台詞は歌じゃなくて普通に言えばよいのでは?」
ということが度々あった気が致します。
宝塚ファンは慣れているのでよいのですが、
はじめてのお客さんには向かないのではないかしら。

でも今回は重奏が凄く多かった気が致します!
すみかちゃん×ゆうひさんのディエット曲は毎回ハモリが素晴らしいのですよね。
流石、息ぴったりのコンビ。

あとは、ファニー・ウィリアム・ホレイショー・エマの四重奏が…!
鳥肌が立ちました…!


あとは国歌などの使い方も凛々しく雄々しく、盛り上がって素敵だったと思います。



*お衣装

今回は時代が時代だけにお衣装が綺麗で豪華だった気が致します。

ネルソンの軍服、素敵でした!
ゆうひさんてこういうの似合うのよね。
さすがゲーム顔(笑)
燕尾のように尾が長いので、軍人らしいきりりとした動きで靡いて素敵でした。

あとはすみかちゃんのお衣装が全て美しかったのが印象的。
ネルソンと初めて逢うときの水色のドレスと、パレルモのドレスが好きです。
ハイウエストになっていて、少し幼く見えるの。



*演出・脚本

さいとう先生ですね。
それほど存知上げる先生でも御座いませんが…

脚本は、正直あまり…でした。
特に名言があるわけでもなく。
恋に落ちる展開なんか、ちょっと無理があって。
まあ、時間的制約もあるのでしょうけれども。

あと最後の『I have done my duty』は…

なんで英語で言っちゃった!?

みたいな。笑
せっかくの泣けるシーンでしたのに…

けれど全体に演出の仕方、
舞台の使い方や場面の展開などとてもお上手で素敵でした。

ちなみにこの作品の演出助手はこやなぎ先生だったそうです。




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