咽び泣く紫の花 : aria : bookmark


2012/2/10 Fri 00:12

夜よ瞬け


宙組の劇の感想をじっくりがっつり!

ややネタバレですので、未観劇の方はご注意くださいませ。




此度アリアの席は、奇跡の2列目上手側。
けれども劇場の構造上、アリアの前には席がないので
事実上の最前列…!

もう、ね。
言葉もないわ。


まず一幕の冒頭。

アリアの目の前に、セリ上がりで登場のゆうひさんが…っ!

心の中で大絶叫。
隣の方も息を飲んだ気配がしましたよ。

そんなわけで、開始10秒で泣きだすアリア。


お話自体は原作のある19世紀初頭頃のお話なので
いかにもフランス文学という感じ。
アリアは近ごろフランス文学にどっぷりなので面白かったです。

やや強引さはありましたが、原作が読みたくなりました。
切なかったー!

*

しばた先生の脚本で、うえた先生の演出。

やっぱりねえ、うえた先生はトップの見せ方の上手さが半端じゃない。
流石は女性の演出家さんだけあって、トップの色っぽさが引き立つの。

ただ、うえた先生はとにかく脇役が可哀想なんですよね…
「このスターさんが、こんな少ない出番!?」
みたいなね。

*

配役は、結構驚き。

まず、娘2の位置がふじさきえりちゃん。
アリアはえりちゃんが大好きなのですけれど、近ごろは本当に役付きが悪くて…
嬉しい限りです◎

本当に本当にお美しくて…
可憐で品がよい方なので高貴で貞淑な女性のお役がぴったり。

その上、器用な方ですので
これで華があればトップもいけたでしょうにねえ…

*

れーれは久々に抜擢ですね。

れーれ、お歌がよくなられてません?
誰がために、美しき生涯のときはかなり心配なお声でしたが
今回は普通に良かったですよ。

ちなみに劇団の推し的には、れーれをえりちゃんのお役にしたかったのでしょうけれど
やっぱり大人の女性の役は無理だったのでしょうね。

可憐なお役がぴったりなのは、利点なのか短所なのか…

*

だいちゃん、まさこさん、せいこちゃん、さやとさん、ともちんさんの役付きの悪さが哀しかったです…

まさこさんの男前がもっと見たかったですのにー…
あのオンオフのギャップが素敵よね。

だいちゃんなんか、ちょい役もいいところよ!?
あの麗しさは半端じゃないのに…!

ともちんにも惚れました◎
ダンディ!

さやとさんは初めて注目しましたが、
見目麗しくて上背があって、なかなか華やかな方ですね。
出待ちでもとても愛想がよろしくて。
またお手紙書きます。

*

すみかちゃん、
なんてお美しい…!

でも正直、この大人の役はちょっとキャラに合わないですよね…
これは配役の問題。

けれどそれを充分カバーできるほどの演技力は流石。
本当に根っからの女優ですね。

*

ゆうひさんについては…
多くは語るまい。笑

最高の男役で、最上のスターで。

輝きも、オーラも、
言葉に尽くせぬ全てが素晴らしかったです。

嗚呼、なんて愛しい。
本当に大好き。

何処に立っていても、舞台の中心はゆうひさんになってしまうの。

ずっとずっと、観ていたかったです。

*

ショーは、アパショナード。

あさこさんの時から、アリアの一番好きなショーです!

これまた冒頭から泣けて泣けて。

あれね、人はときめきすぎると息ができなくなるのね←

最前列は迫力満点。

芝居は下手登場メインですが、
ショーは上手からも登場が多いので、心臓ばくばく。

*

ゆうひさん以外のメイン男役さんがたの
女役の格好でのダンスが本当に楽しかったです。

お客さん笑っちゃいましたよ、似合わなくて(笑)
でも男役さんは女装似合わないくらいが良いんですよ。

その点、だいちゃんは似合いすぎ。
思ったけれど、だいちゃんってオンはかなめちゃんにそっくりね。
本当に美男。
でも女装も普通に似合っちゃう。
似ていて吃驚致しました。
あれでお歌がお上手だったら路線狙えたのかしら…

それにしても、
今回はだいちゃんにかなりときめきでした。

最前列でも端はスターさんもあまり見てくれないのですが
だいちゃんは目線くれたの…!
可愛かった!かっこよかった!

しかもウインクも*
どうしよう、恋しちゃった!笑



とにかく大満足で御座いました◎

*







 


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