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千年かけても会いたい人がいます…


はい、テスト初日でございます!!!!!!!!

え〜…やらかしました。
古文意識がとんじゃったよ!
伊勢物語好きなのに。。
絶対追試!!!(泣)

他の教科はまあまあかな…って感じです。
てか、期末とか中間とかちゃんとしたテストじゃないんで科目に現文が無いのがキツイ。。毎回現文で点数とってるやつなんでι


さてさて今日お姉ちゃんがTU○YAで借りてきたDVDがあったので見ました〜////(え、明日もテストなのに何やってんの!?)

『千年女優』

※微ネタバレ注意!








『千年女優』といえば千と千尋の神隠しとともに賞をとった日本のアニメーション映画です!!!!


正直、千と千尋より面白かった…!!

内容は、王道な『恋する男を探し続けてつっぱしる』です。

最初は今は隠居している女優、藤原千代子のドキュメントを作るため、ファンだったインタビュー視点でとにかく千代子さんが大好きな立花社長と、カメラマンがインタビューをしていくんですがとにかくスゴい!!!!!!

一度かくまってあげた思想犯に初恋にも似た想いを抱いた千代子。
だが思想犯は軍の追っ手から逃れるためにいなくなってしまう。

そして千代子の『鍵の君』への純愛ジェットコースターがはじまります(笑)

これはただ、一人の元女優にインタビューして昔を思い出す…的なものではありません。

千代子の『鍵の君』への想いをうまく交錯させながら、千代子が今まで演じてきた役が走りだします。

脇役のカメラマンのつっこみにもとにかく笑えます。そしてかなりの千代子ファンっぷりを見せながら視聴者にもわからせる、ある意味視聴者視点で解説的発言をする立花。

満州の軍事看護婦、戦国の姫、忍、島原慕情、大正の女学生…と日本の歴史をうまくおりまぜながら千代子の演技の人生が綴られてます。

あまり内容を語っちゃうとつまらなくなっちゃいますね。


私的解釈としては、あの戦国の姫から出てきた白い老婆。
ただの演出?その割りには何度も出てくる。
千代子が女優活動を停止した事故の時、千代子のヘルメットにまたあの白い老婆が。そしてそれを見て、ヘルメットを割り、女優活動をしなくなった千代子。

でもヘルメットのガラスを覗き込んだら映るのは自分の姿。
ということはあの白い老婆は“老け”の象徴だったのでは?
千代子が老けることに対してよく思ってなかったことは述べられてますし。
ヘルメットで自分が老いた事に気付きショックを受けたのではないでしょうか…?

それと賛否両論の千代子の最後の台詞。
私はあった方がいいと思います。
あの台詞!あの台詞こそがすべての、そして千代子の人生の種明かしだと思います。

見事に騙された。
あの台詞で『鍵の君』への狂気ともいえる愛を貫いた藤原千代子という役を演じ切った事を伝える千代子…よかったです。
ロケット発射をそこでそういう風に魅せるのもまた素晴らしい。

まあ、あくまでも私の個人的解釈ですから。

とにかく私がこの映画で好きなのは走って走って瞬間に(たとえば馬賊に狙われた列車から脱出した瞬間天守閣、みたいな)切り替わる瞬間。

走って走って切り替わるのがとてもうまくて素敵でしたvV

それが編集されて凝縮された走りを魅せてくれるのは、北海道失踪の時の走りvV姫のアップの所とか好きですvvv

あと、好きなのがカメラマンの「やるぅ〜番頭!!!」の所も笑いましたね。。


戦国から大正までめぐる時に背景が大正時代に有名な錦絵になってて、あの錦絵の派手の鮮やかな色がキレイで素敵ですv


日本の歴史好きなひとにも見てほしい!!
とにかく面白いんですよ!

そして私は、いくらアニメーション映画だからといってストーリーに真剣に見入っちゃう映画って声優さん気にならないんですが、声優さんも豪華ですよー。

主役の千代子は少女時代・婦女時代・老後時代と三通り声をわける力のいれよう。

私が覚えてる限り少女時代が、ふーみん。婦女時代に小山芙美さん。

ふーみんの凄力を知りました。「毎日好きになっていくんだもの!!!」は迫真の演技でした〜////

他にも、小野坂さん・遊佐さん・サエキトモさん・山ちゃん…等いろんな声優さん方が出ていて声優好きさんにもいいかもしれません。

とにかく見る事をオススメしますっ!!!!!!!!!!!!!!!!


ちなみに私は見終わってすぐもう一回見ました(笑)
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