港町純情オセロー


5日に舞台観てきましたー。
学校から直で赤坂まで行って、開演までタリーズで腹ごしらえとひたすら本読んでました´`
人いなくて快適!


観てきた舞台は劇団☆新感線の、
『港町純情オセロー』

シェイクスピアのオセローをわかりやすくしたものです。
久しぶりの新感線!

相変わらず、OPがかっこいい。

橋本じゅんさんが本当にスゴかった。
笑いの呼吸をわかってるというか。
退院復帰ネタが異様にウケてました(笑)

石原さとみも可愛かった〜
演技に関しては舞台向けの声量がもっと欲しかったけど、モナ役がすごいあってたからよかったと思う。

ファフナーでおなじみの松本さんが観られて嬉しかったり…笑


今回はわかりやすくする為戦前日本やくざに置き換えてたんだけど、関西弁の中で異様に浮く原文のセリフ(笑)

あ、ここ原文の詩だなっていうのがすぐにわかりました^^

小豆島の旅館の、モナ&オセロの寝室の窓がすごい好きだった。
夜だと、丸窓から月明かりの海の青白い光が射し込んできて、カーテンを閉めるとそれも消える…という。
海の向こうに漁火が揺れてるのも綺麗だった。
オセロがモナを殺すシーンは波立ってたのもいい。


ただ、港町純情オセローは個人的にいえば惜しいって感じ。
あと一言!一言さえあればスッキリしたのに……

オセロが死ぬ前に、伊藤かエミのどちらかが、詫びるか愛を告げれば本当にスッキリしたのになー
劇中で唯一?相思相愛なカップルだったから、最後に一言あれば、劇全体に同情の余地があったというか…
オセロだけが可哀想ってなると、オセロも悪いんじゃんってなるし。
伊藤側にも一言、可哀想って思わせる何かがあればよかったなぁ。

今まで伊藤目線でやってきたから、最後の最後でオセロに持ってかれるのは共感しづらかった。
まあオセロが主役なんだけどさ。
橋本さんが全部持ってったけどさ。

原作はさらっと読んだだけなので最後がどうだったかちょっと思い出せない…;;

でもやっぱ新感線は中島脚本の方が好きです(結論)