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【熊野・遙か巡礼記B】11日〜新宮編



そんな事をしてたら新宮到着〜!
今回は一日ごとに宿を変えたせいで荷物と一緒に移動ですがコインロッカーフル活用。


コインロッカーに荷物入れてまた観光案内所で道を聞いたら、ちょうど速玉大社に行けるバスがすぐ来るとの事でバスに乗り込みました。
参道で降りたら、熊野川の看板が見えたので行ってみることに。

熊野川!
氾濫してないけどあの熊野川です!
将臣くん!九郎さん!その人、怨霊だよ!!



とかやりつつ速玉大社。
チモと、共にひとさし……
ここも、背景まんまで感動!
舞殿探したんですが、見つからなかった〜。

重盛兄上のお手植えのナギの木もありました!
頭の中に流れるブルーグレー(笑)
なぎーの葉をー
きみーにいーちまーい♪
可愛いナギ守りも買えましたー!

熊野はもちろん3巡礼地ですが、4巡礼地でもありますからね!

そして速玉大社の敷地内?なのかはよくわかりませんが真横に佐藤春夫記念館もあったので、遙かは関係ないけど行ってきました!
文学者の家移築系記念館だいすき。
佐藤春夫の作品は『美しい町』が好きなので売ってたら欲しかったんですが残念ながら売ってなかった。
記念館では、春夫の娘さん(実父は谷崎)宛の手紙で「パーマネントは髪が赤くなるときくからやめなさい」というやつと(差出人は奥さんかおばさんかな?)、書斎に永井荷風が入りたがって「芥川君のように本がいっぱいあるわけじゃないですよ」って言った渋ったエピソードが好きでした。

そして、神武天皇がらみでごとびき岩なるものが祭られている神倉神社へ。
案内が出てたので速玉から歩く事に。

神武天皇東征、岩、熊野……そう、遙か4の熊野の磐座をね!!探しに!!
熊野の磐座っていったら玄武ですからね。遠夜と忍人さんですよ。

しかしこの神倉神社……。
遙かの聖地巡礼だ〜
きゃはっ☆
等というテンションで行っては行けない所だったと後に知る事に………。

冒頭から何度も繰り返し言ってますが、ほんっとにスニーカーで行ってよかった。


そんな先の行く末などつゆしらず、新宮市内をてくてくと。
速玉大社から結構距離あります。
あと和歌山めちゃくちゃ暑い!!!!!!
海が近いからかじっとり暑いんですよね。紀伊半島。
歩きながらどんどん汗出てくる。朝塗ったメイクも日焼け止めももうたぶんちょっとしか残ってない。
被ってきた麦わら帽子が最大限に役立ってくれました。

で、そんな中、住宅街に急遽人たがり&氷ののれん!


これはもしや!と近づいてみると、ガイドブックにも載っている有名なかき氷屋さんでした!
ガイドブック見た時に行きたいなと思ったけどどこにあるかイマイチわからずまあ無理かなと思ってたのを偶然発見。

メニューもいっぱいあって悩んだんですが、私はメニューの中で唯一「なんだこれ?」となったじゃばら氷を選択。
じゃばらとは、和歌山のある地域でしか生産されてない柚子に似た柑橘類だそうで。



食べてみたら……美味しい!
すっきりと喉に通っていく感じ!
というか純水を使用してるせいか異常に美味しい!
さすが有名店!!!
と思ったんですが、よく考えれば朝からまともなものを食べてない上に(途中お餅食べたけど)、暑い中歩き回ったから軽い脱水症になっていたんじゃないか説。

まあ脱水分の贔屓目はあったにせよ、本当に今まで食べたかき氷の中でもトップに入るくらい、氷が美味しかったです。
「氷室大明神」のお札が貼ってあったりして、かき氷専門店らしいな〜〜と。

そしてこれが私とじゃばらとの出会いで、お土産屋さんで見かけるたびに、「おっ、じゃばら」となったのでした。


で、水分摂取したあと、神倉へ。
見えてきたのは鳥居と、急な石段。
ちょうど降りてきた人は、「三段、二段、いち、だんっ!!やった〜終わった〜!」と、まるで富士登山をしたかの感慨。

しかも体調の悪い方、足が悪い方等は参拝しないで下さいという注意書。
この時点で不穏な気配を察してはいたのですが、横にあった神武天皇東征の折りに熊野に到着後に登られたという天磐盾=神倉山、という記述に興奮して気付いてなかったんですね。


そこが、山だという事に。


普通によく神社とかにある参道の石段かな〜と思ったんですよ。
でも登り初めてすぐ気が付きましたよね。
その高さと急さに。

かなり急な角度でどこまでも続く石段。
途中振り返ったら普通に転げ落ちそうで恐怖でした。
しかしうっかり登りはじめたからにはもう戻る方が難しい。
すれ違う方々に「こんにちは」と言われ、あっ山のマナーだ、これは山登りなんだと自覚。
自分を保つ為にも私からもすれ違う方、すれ違う々に挨拶。

ほんとに登っても登っても終わりがなくて…
一応スニーカーではあったんですが石段山登りに適してたわけではないし、汗で全てが流れていった。
もし神倉神社参拝予定の方は、ガッツリ滑り止めのついた靴をおすすめします。普通に危ない。


そして…辿り着きました!




ごとびき岩ー!!
ちなみに市内一望出来たんですが、海とか見えて自分のいる高さに震えました。


でも確かにこんな所にこんな大きな岩が絶妙なバランスであったら神意的なものを感じてしまうよな、と。
風に吹かれて汗を冷やしながら思いました。(登り切った時、汗だくで汗で視界がままならない状態w)

そして登りより下りの方が険しくてこわい。


苔とかもあって石段滑りやすく、たぶん雨の日だったら命の危険を感じて登らなかったと思います。
帰りも下りても下りても、つかずにいっそ転がり落ちたいと願いました。


無事下りおわった時に、ふざけて一気に駆け上がろうとする男子学生集団と、5段位でハァハァ言ってるおばさまがいて、ほんとに無理だからやめた方がいいと思いました。


いや〜これは天鳥船でじゃ来られない!!


あ、熊野の盤座じゃないかと前述しましたが、マップ的に盤座は本宮辺りなんですよね。
新宮は完全に神邑で、神倉神社はまんま天磐盾なんで狭井君がいる所です。
神倉について神邑と天磐盾という記述を見て気付きました(笑)


そして駅に戻って、ほんとは和歌山ラーメンかめはり寿司食べたかったんだけど、ちょうど接続のいい電車が来てしまったので紀伊勝浦まで!
お昼は結局お餅とかき氷という事になってしまいました(笑)


二日目のお宿はヒノエ君がいい所だよっていうから勝浦〜。


【おまけの勝浦編に続く→】

【熊野・遙か巡礼記A】11日〜紀伊田辺編



【11日旅程♪】
龍神温泉 発

紀伊田辺駅

闘鶏神社

新宮駅

速玉大社〜佐藤春夫記念館〜仲氷店〜神倉神社

紀伊勝浦駅

ホテル浦島



ほんとはこの日、那智で花火大会があって、勝浦で花火って事は景時さんじゃん!
なーぜーはーかーなーいーもっのーほどー!と、花火大会に合わせて勝浦に宿を取ったんですが明日に延期という情報を朝、龍神温泉でキャッチ。

その日に合わせて宿泊計画を経てたので大ショック〜;;
夏という光の泡沫ごっこしたかった!!
心に叢雨;;;

でも不幸中の幸いか、朝イチで知られたおかげで、花火に合わせて詰め詰めだった予定をのんびりと回るように変更出来てよかったです。



さて11日!
こっからが!本番ですよ!!!!!!

龍神温泉を出発したバスは紀伊田辺に到着。
駅のコインロッカーに荷物を押し込んだら!いざ!向かうは徒歩15分位の闘鶏神社へ!


闘鶏神社って言うと、耳なじみないかもしれませんが、遙かで龍神温泉の次に行く所と言えば…?
そう!


新熊野権現!!!!!!


駅の観光案内所で簡単な道順を行きてくてくと闘鶏神社へ。
まあ新熊野権現って言わなくても遙か3好きな人で、おもわず平家物語読んじゃった人なら闘鶏って聞いただけで、あ、たんぞー関連だってわかりますよね。
熊野に来て、唯一ともいえる藤原湛増の文字が目に入れられる所でもあります!


熊野に来たら本当に絶対来たい所だったので鳥居が見えて震える。
「神子!巽の気配がするよ!」といいつつ境内へ。
まずは本堂へお参り。
そして横に回ると……
私たちお馴染みの景色が!!!

「そこの樹の上にいる奴!いったい何者だ!?」







ぴゅ〜ぅ♪
「あんたが噂の白龍の神子かい?評判どおり可愛いね」


本当にまんまで、泣きそうに。
ずっと来たかった場所が目の前に。

ヒノエ君が降りてきた木もまんまありました(;_;)(;_;)

籠もよみ籠持ちィイイイイ!!!

他にも湛増と弁慶像とか。

そして社務所でご朱印をしてもらって、鶏みくじを引きました。
あとご朱印帳を買うかどうかすっごく悩んだ!!
なんと表紙に弁慶と湛増が描かれているんですよ。
すでに周知のことでしょうが、3朱雀好きでご朱印やる人は絶対買った方がいい。
ほんとにギリギリまで悩みました。

で、結局買わなかったんですが、今すっごく買っておけばよかったなと思ってます(泣笑)
実際、今使ってるご朱印帳が終わりそうだったんで後述の那智大社で買ったし。(ちなみに本宮で買うかも迷いました。でも那智大社は滝も描かれてたのでね)

話脱線するけど、一冊目が中尊寺で二冊目が明月院の柄なし無地のご朱印帳で。
明月院でやらなければ二冊目は次行った鶴八のにする事が出来たんですよ!
平泉→鎌倉→熊野ってすごく遙かな感じに出来たのにな〜
いや明月院も鎌倉なんだけどさ。
せっかくならご朱印帳を遙かな感じにして四冊目は京都のにしたかったな。
明月院にしちゃったのは、その時明月院で見た紫陽花が綺麗で形として行った事を残しておきたかったんからなんだけど。


で、話を元に戻して。
闘鶏神社にも弁慶社とかあって、ほんとに紀伊田辺は弁慶推しがすごいなと。
平泉行った時も駅前から弁慶や義経推しがすごかったですが、紀伊田辺は今回行けなかったけど産湯を使った場所とか名跡が色々あったみたいだし。

どこもかしこも弁慶のポスターとかありました。
紀伊田辺の湊(町名?)って看板に弁慶が書いてあって、「あ、清秋の紀伊湊ってここ?弁慶さんがあの顔して船燃やすとこ?」ともテンションあがったんですが、たぶん私がいたのは田辺(弁慶生誕の地)で、紀伊湊は和歌山港とかもっと吉野よりなのかな?

いつか時間ががっつり取れたら熊野〜吉野〜福原巡りとかもしてみたい。

で、闘鶏神社から駅に帰る途中に有名なお菓子がある和菓子屋さん?があると聞いてちょっとうろうろ。
やはり海が近いせいか潮風とか、閉まったシャッター街とか、やっぱり東京とは違う町並みにわくわくしました。

しかしこの時、ケータイをコンクリに落とし、何故かデータが消えてしまいずっとケータイと格闘してたからあまり雰囲気を楽しめなかった(;∀;)
このケータイ壊れたらマジでスマホにするしかなくなるからね…
でもこの後なんとか復活してデータも元通りになったよ!
ただシャッター街で、ずっと昭和の曲が流れててユーミンの「あの日にかえりたい」がかかってたのが印象的だった…笑

で、和菓子屋さんにつき、紀伊田辺の名物だという『辻の餅』購入♪
お店着いたら冷たい麦茶を出していただきほんわり。


そして辻の餅を持って駅へ!
駅前の弁慶像を激写したり、うっかり弁慶生誕の地提灯や、弁慶の下駄(そういえば平泉でも買った)を買ったりしてから電車で新宮まで。
新宮までは一時間以上乗ってるので、辻の餅を食べ食べ(つきたてなのか柔らかくて美味しかった)、PSPで熊野参詣をプレイ(笑)



【新宮編へ続く→】
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