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【熊野・遙か巡礼記G】12日〜那智の滝編



そしてついに辿り着きました!
眼前に那智の滝!!!!



那智の滝を遙かで知ってから数年。
そもそも熊野を知ったのも遙かでした。
足を滑らせて将臣君が助けてくれた那智の滝。
そんな場所に将臣君の誕生日当日に来られてよかったです。


夜には敦盛さんとも来るよ!
そして紅の月を直前に観ていったせいで、懐中時計も持っていきました。
紅の月ではここで懐中時計をもらいますね。ああ将望…!


今回、雨が長いこと降らず、現地の人が言うには滝の水量が少なかったそうですが、普段滝を見る機会のない私は大きな滝(しかも息も絶え絶えに歩き切った先にある)は涼しくて神聖なものに思えました〜!

近くによったり、延命水という水を汲む事ができます。


で、ここで写真を撮りまくる私達。
この時点である事を悟っていました。


それはバスの時間。
実は那智まで戻って新宮駅に行き、バスに乗らないとその日の宿がある温泉地に辿り着けない事態だったんです。

東京と違うわけですし、バスが一日数本しかない。
最終を逃したら行く術がない状態に。
事前に作っていった旅のしおりにも『絶対!!!このバスは!!乗り逃すな!!!』と赤い太字で書いてありました。


しかし熊野古道の道をナメてたせいで思った以上に時間がかかってしまい、さらに那智大社と滝で写真撮りまくって完全にバス間に合わなくなってしまったんです。

まあとりあえず、荷物を取りにコインロッカーを入れた那智までUターン。
観光案内所できいたり、宿に連絡を入れたところ、やはり残された手はタクシーしかないとの事。


出費が痛いのはもちろんの事、乗用車に乗り慣れていない私は車に乗ると最近酔いやすくなってしまい、さらに一時間半くらい乗らなきゃいけないとのこと!


あ〜昨日と同じホテル浦島に泊まっておけば、電車で帰れたし、今日の花火も見られたのにな〜
唯一八葉全員揃う、ひとときの那智勝浦の花火(;_;)(;_;)
もっとスケジュール詰めておけば…!


と思いつつ、仕方がないのでタクシーへ。
これから本宮大社近くの湯の峰温泉に向かいます。
(距離考えるとまじで望美達は那智からあんなに軽々と本宮いけないよ!)

しかし今思えばタクシーも次のお宿も正解でした!
まずタクシーの運転手さんがものすごくいい人だった。
事情を説明して大変だねって長距離走って下さって、しかも軽快に通り過ぎる町の説明してくれて。
あまり話しかけられるの好きではない私でも、へぇ〜って楽しく聞けました。
途中でトイレや酔いの心配までしてくれて。
最後にはメーターを途中で止めて頂いたりしました。
この運転手さんだったからこそ、長旅もあっという間に感じられました。
本当にいい人にあたってよかった…!
感謝してもしきれません〜。


ちなみにこの時、車窓に和歌山に来て初めてコンビニをみました(笑)

あと、途中から熊野川沿いに走ったんですがびっくりする程エメラルドブルー!
えっこんな熊野川ってきれいな色なの!?っていう。
新宮で見た時とは違う、山沿いに流れる熊野川の景色はゲームにも似た感じですし、まさに風光明媚という景色でした。
熊野川見てて飽きなかった〜!


おかげで酔う事もなく湯の峰温泉到着。
ここは日本最古の温泉といわれる場所で(有馬とか道後とか諸説ありますが)本宮参拝の人の湯垢離の地でもあります。


本当に辿り着くまではホテル浦島への未練たらたらだったんですが、来てみたらすごくいいところでした!
そもそも雑誌に載ってたいいお宿。
小さな山間のひっそりとある温泉地の小さな宿なのですが、ものっっっすごい接客が素敵でした。
しかも仲居さんがめちゃくちゃ優しいお姉さんだった。


辿り着いた時にすでに汗だくのぼろぼろ状態だったんですが夕食の時間ギリギリに着いてしまったので部屋付きのシャワーだけ浴びてご飯。


地元の野菜や肉、魚をふんだんに使ったご飯。
泊まった宿で最もご飯が美味しくて、ぱくぱく食べられました〜!


そして温泉(*´∀`*)
ここも源泉掛け流し。
勝浦のしょっぱく、硫黄くさいお湯より、龍神温泉のつるっとした感じに近かったかな。(そもそも龍神温泉に近いし)

蒸し風呂があったから試しに扉を開けてみたらこもりすぎててこれは死ぬ!(入り口から息ができなかった)と思ってやめました(笑)


広くきれいな部屋で外からは静かな虫の音しかしなくて、のんびりと夜を過ごしたのでした。


【ついに本宮大社編に続く→】
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