2017-12-26 06:45
※自分の備忘録の為、思い切りネタバレしています。未プレイの方、ご注意下さい。
※また、あくまで個人の感想です。
さて!剣君もついに最後のキャラとなりました。
最後は九十九丸。
一切ネタバレしないようにしてたんですがレビューとかで「九十九丸は最後がいいよ!」ってあって。とりあえず最後に。
でも攻略順とか、「○○は絶対最後!」っていうのもある意味ネタバレだから知らない方がよかった…変に身構えてしまってちょっと拍子抜けしちゃったよ…個人的には別に世界の真相判明とか世界観の根底に関わるとかなかったので九十九丸最後じゃなくてもよかったかな?
前章のわちゃわちゃがすごく好きだから最後にやるとしたら、皆が出てきてくれる左京さん和魂とか、螢奇魂とかの方がいいオチかも?
なんかせっかくだから最後に大団円みたいなストーリーがおまけで欲しかった!
でも一番最後にCP的にどんぴしゃ好みの九十九丸はでよかったかも。
九十九丸好きですね!つづかよめっちゃ好き!
プレイ前は実彰さん落ちかな〜と思ってたんですがふたを開けてみたら、実彰さん、左京さん、九十九丸が好きだなーって感じでまあなんとなくわかりやすい。
今まではエンド見たらそのまま後日談読んでたんですが一番最初に幸魂読んじゃって、しまったこれ一番最後に読みたいやつだった!っと思って慌てて九十九丸だけ後日談は後から読みました。
後日談読んだ順は(和→奇→荒→幸)
そして大団円ルートほしいとか、護衛みんなでわちゃわちゃして欲しいという希望は幸魂後日談で無事に叶いました。
最後に剣君で読んだ話が、幸魂後日談で本当によかった!!
ではエンド別感想!
プレイした順に!
●幸魂
九十九丸ルート、無駄なイベントがなくストーリーがしっかり一本道ですごくよかった!
全キャラの中で個人的に恋愛過程が丁寧にかかれてたと思う。横道にそれないからストーリーに入り込みやすかった!
江戸で再開して、香夜ちゃんの料理茶屋で一緒に働く事になった九十九丸。父様も含めて、一緒に暮らしていくどたばた感が楽しかった。
お嬢さんって呼ばせて下さいって言うやりとり可愛いな!
その合間に御前試合に出てる九十九丸。
御前試合の相手が花嫁行列メンバーで、最後感ある。
香夜ちゃんが受け身じゃなくて自分の意志で九十九丸に惹かれていくのいいですね。花嫁行列の命の恩人で、今は使用人で、照れ屋で優しい九十九丸が気になる存在になっていくのが双方から見ててわかりやすかった!
照れ顔立ち絵かわいいな!
田一〜実彰さんルートぶり!(いや別キャラルートでもちらっと見たけど)同じ門下生だったんですね。
田一をはじめ、九十九丸の他キャラに対する態度も好きでした。
そして、試合中の豹変。
絶対天海悪い奴だと思ってたのにただのいい人だった!
君ルートでは故郷の遠野に帰ることに!
しかし私さ!九十九丸は最後がいいという前情報とか、縁√で出てきたマレビト様のビジュアルとか、香夜ちゃんが毎回見る悪夢的に、九十九丸は正体が常夜の神=マレビトだと思ってたんですよ。
それで実は記憶をなくしたかなんかで、最後は孔魔壇が開いちゃってあの悪夢通りになって江戸に妖怪があふれてなんやかんやある…って想像してたんですよ!
でも!全然違った!
九十九丸の正体は元々人間だったんですね。過去話でじょじょに真相が見え始めて全然違う!ってなりました(笑)
つまり私の想像では、
常夜の唯一神=マレビト様=九十九丸だったんですがそうじゃなくて。
九十九丸=人→一度死亡→マレビトから力をもらい→半分マレビト半分人間
って感じか!?
プレイしたあとでもよくわってない!笑
縁√に出てきたマレビトは九十九丸に力を与えたマレビトと同一のものとして考えていいんですかね…?
マレビトが唯一神なのか、常夜にいる神は複数なのか、がいまいちわからない。
ちなみに私が勘違いした理由はもう一つあって、九十九丸のキャラソンの歌詞に「名も無きものに、その名、貰い受けたよ」ってあったからマレビトが現世に来て記憶をなくしたかなんかで名前を九十九丸って名付けてもらったのかな?って思ってたんですよwww
全然違う!本名だったし名前の由来もクリア特典で教えてくれましたね。
この歌詞は九十九丸の剣に香夜の名前をつけるという意味だったのだと、後に私は荒魂√で知る…(笑)
やっぱりゲームする前に、先入観持ったり、色々想像しちゃうのよくないね!拍子抜けしちゃうから!
普通に人間かーい!ってなってしまっていいストーリーなのにもったいなかった。
で、遠野。
神社での二人がかわいい。
そして孔魔壇以外の黄泉路キター!って感じ。
師匠との会話や、過去と向き合っていく流れがとてもよかったです。
しかし、義実家絡んでくるかなと思いきや故郷を離れなければいけないのは切なかった。だからこそ前半の江戸の料理茶屋が家族のようなもう一つの故郷のように思える演出はいいですね。
だからこそ最後の帰ろうって台詞が効いてくる。
そして常夜でマレビトとの対峙。
20歳九十九丸のビジュアルはずるい〜〜
最後にマレビトに身体を返してもらい江戸に幸せに…今まで何人か見た料理茶屋エンドの中でやっぱり一番好きです。
マレビトに身体を返してもらった時、今までずっと一緒の半身だったんだ、わかってくれたっていうのも納得出来ました。
頑張って過去と未来の自分に向き合って来たつづかよの幸せなエンディングが見られてよかった!
でも幸魂エンドを読んでからしまった!これもしかしたら一番最後にやった方が後味よかったやつかも!!??と後悔(T_T)
真っ先に幸せな所にいってしまったので有り難みがちょっとだけ減ってしまい。その後の奇魂と和魂で心を削られたので全エンド見た後に改めて幸魂最終章を見てから後日談を読みました。
求めてた花嫁行列メンバー全然キター!!!!!
先に和魂や奇魂などの後日談で余計辛くなるものを読んでたせいで癒され感はんぱなかった。そう、後日談に求めてるの、こういうやつ!
大きくなっても困ってる顔かわいいな。
そして20歳verは普通に左手があって、顔色も真っ白じゃなくて血の通った色合いで嬉しくなる。
無事にできたプロポーズ。
自分が走りだしちゃいそうだからまだ抱き締めさせてくれっていうのがかわいい。
本当に最後にめちゃくちゃ幸せな後日談が読めてよかった!
荒魂エンド
一番幸せであろうエンドを先に見てしまったのでドキドキしながらやった剣√。
御前試合で斬鉄に痛手を負わされるもなんとか生き延び、しかしマレビトに支配されはじめた身体に向き合う為に旅に出る√。
これはこれでハッピーだよね。後日談まで読んだら余計にそう思う。
桜の頃に必ず帰ってくると誓って、体は結局幼いままでこれから先も成長は止まってるのかもしれないけど、幸魂以外の他のエンドに比べれば…笑
キャラソンの歌詞的にも、剣に香夜ちゃんの名前をもらうのは全√中これだけなので、重要な話だったのかな。
このエンドの二人にも幸せになって欲しいです。
奇魂エンド
いやもうね!奇魂がどんなに辛くても驚かなくなりました!螢奇魂が逆にすごかっただけだよ!!
御前試合で斬鉄を殺し、マレビトを使いこなす為に旅に出るも結局マレビトに取り込まれてしまったようなエンド。
後日談では鈴懸に嫉妬したりのヤンデレ感を出した後、最後の力を振り絞って自分でマレビトである自分を死なせた九十九丸。
本当に辛いのが続くので一番最初にマレビトに打ち勝った幸魂見ちゃったのは失敗だったな〜。
剣君おそらく一個のエンドでは死なせる制約があったんでしょうけど(それさえなければ縁の神下ろし悲願達成報われがあったのでは…)その中でも左京さんという例外を除けば辛いエンドでした。ある意味マレビトに打ち勝ったエンドでもあるんだけどね。
死亡エンドでも後日談で爽やかに切なかったのは実彰・縁・鈴懸かな〜
いや…左京さんは…例外です!!!!!!
和魂エンド
もうね…和魂でひどいエンディングでも驚かなくなりましたよ。螢√で学んだよ…
ていうか最初は剣√=BAD系、君√=HAPPY系だと思ってたら螢でストーリー上縛りはなくてもいいって知りました。(じゃあ縁√〜〜ってまだ言う)
おそらく全キャラの中で螢に引き続き辛い和魂エンドでした(ていうかここの二人以外わりと和魂の和は平和の和なんだよーっ!)
自分の過去を知るため故郷遠野に戻ったところまでは幸魂と一緒。
しかし和魂では師匠がマレビトを止められず消失(師匠も、師匠が九十九丸の父親から残された術もあっさり負けすぎてエェーってなりました)
そのまま蓮台野で黄泉にいってしまった九十九丸。その九十九丸会いたさに、香夜ちゃんも黄泉に来てしまった…という和魂。
ちょっと左京さんの剣√を彷彿とさせますね。
何も受け付けなくなってしまう香夜ちゃんが悲しかった。
二人で黄泉に堕ちたエンドでした。
やっぱり個人的に九十九丸は幸と荒がハッピーで、和と奇がバッドエンドかな。
その中でも幸魂が最高でした!幸せになって!!
そして、幸魂後日談では泣かなかったのに全クリ記念スチル見たらなんだか泣けてきました。みんな幸魂エンドの衣装かな?(幸魂エンドに納得いってない人!いるけど!!)
長い間ずっと剣君やってて、まだまだ剣君やりたいようなそんな気持ち。
画集とか買いたくなったな〜
百夜綴りってどういう話なんだろ?
このまま百夜も手を出してもうちょい浸っていたかったんですが怒濤のネオロマゲームラッシュなので一旦おわり。
こういうエンドがなんでない!!(最たる縁√)とか、この伏線いらねーだろ!(鈴懸の私闘禁止とか)とか、え、この伏線どうなった?(香夜ちゃんの悪夢)とか(長七郎達の話や数珠丸運んだ話は各√あんな感じでいいのか?久姫とか出てこないのか?)、突っ込みどころも納得いかない話もめちゃくちゃあったので(挙げたらキリがない)、手放しで最高のゲームだ!とは言えないんですが、世界観もキャラも心に残る好きなゲームでした。
名残惜しくて延々とスチル眺めてしまった。
さて、そろそろ天使の涙をやります。