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いざよう京都一人旅2015(西京〜嵐山嵯峨野編)



●17日!


そもそもなんで京都一人旅を計画立てたかというと、卒制の舞台を京都にしようと思ったからなんですね。
誰かとわいわい写真撮ったり美味しいもの食べたり旅が好きな私ですが、今回は一人旅である事に意味があるっていう。



さてさて16日雨。
まさかの咳で一睡も出来なかった上、朝6時頃収まったから寝ようかなって思ったら前日の母との口論を思い出した得体の知れない将来の不安に襲われ何故かこのタイミングで企業を調べ続け朝に(絶望)

夜明けと共に眠くなる自分に喝を入れ、朝食券を無駄にするものか!とビュッフェ会場でモグモグ。
エレベーターとか開ける押してあげたり避けたりすると何故か「サンキュー」と言われまくる私。日本人に。

で、予定では定番すぎる何度も行った清水とか祇園辺りに行くつもりだったんですよ(そこを卒制に使うから)
何度も行ったことある場所だから、別に行かずに書こうと思ってたんですが、そもそものそもそもの発端はゼミの教授に行ったほうがいいと言われたからなんですね。

で、まあ定番コースをめぐる予定だったんで、す、が。
雨だし眠いし寒いし具合悪いしで行った事ありすぎる場所へのテンション皆無に。
(この時点で京都に来た意味とは…ってなってる)

寒過ぎたので、ひとまず京都駅行ってカーディガン購入。
いや!いいね!京都地下街!
新宿ルミネとほぼ同じ店ラインナップなのに新宿と違って超入りやすい!なんでかはわかんないけど!
で、体温上げて鈴虫寺へ。
何故かというと超定番コースばかり載ってるガイドブックを全ページ見た結果、行ったことないのがそこしかなかったから。
土砂降りロンリハッ!な中、桂川を通過し、天真君…ってなる相変わらずな私。


鈴虫寺初めて行ったー!
鈴虫がいっぱい入ったカゴの前で虫の音に包まれながら説法をきいてきました。
う、うん、なんていうか禅寺だから?なんだろうけど、俗っぽryというか、うーん。
すごく人気なお寺だそうで行列なんですが(今回は土砂降りだから並ばなかったけどそれでも人いっぱい)質素な感じが合う人にはあまり合わないお寺な気がしました…商売根性丸出しな感じに思えてしまって…とか書くと願いが叶う!って謳われてるのに叶わなそうだ…
恋愛成就で人気ですが普通に家族仲とか自分の将来のことお願いしたよ。
でも人には勧めないかな〜


その後、ここまで来たなら遙か巡りじゃ!と松尾大社へ。(結局行動理念が遙か)
勘で歩きだしたら案の定迷子になってでも方角はあってるはず!と気にせず歩いてたら下校途中の小学生の団体発見。団体が学校から皆で同じ方角向かってたら辿り着く先は駅でしょう!と小学生達の後を追い、今までと逆走。
しかし駅は見つからずていうか自分の経験でそう思っちゃったけど普通電車通学じゃないよね…と途方に暮れつつなんとか最寄り駅到着。
だけど目指してた駅じゃなかった(泣)
そこから電車乗れたからいいけど!車窓見て気付いたんですがさっき小学生に着いていかずに真っ直ぐ歩いてたら目的地辿り着けた…。
毎旅なにかしら迷子になります。
頭の中で「さあ今週もやって参りました迷子の時間です…!」と一人アナウンスしてた。



そして松尾大社ー!
初めてきた!これでついに四神相応寺社制覇だ!全部遙か目的でだったけど!
松尾大社は白虎。
だけどイノリ君の好きな場所で、詩紋君の好きな花(山吹)の場所だからとっても朱雀(^∇^)
私以外に参拝客がいなくてとっても静かだったんですが、広いし、いいところでした!
日本一の醸造の神様がいるこの場所には亀の井という湧水も湧いてて一口ちょうだいしてみたり。飲みやすいまろやかな感じー!
山吹の時期にまた行きたいな。
おもかる石という願い事を叶える石もあったのでやってみました。
ゲームかひゃくはるで誰かやっていたような…。
ちなみに私の結果は激重でした(ToT)精進します…!


で、松尾大社は嵐山と1駅しか離れていないので阪急に乗って嵐山にレッツゴー!
嵐山もだいたい回った事あるのでどこに行こうか悩む。(ここまでノープラン)
寒いし立ち寄り湯でもないかな〜と検索してたら、嵯峨野湯という銭湯を改造したカフェがあるらしく、気になったのでそこにいってみる事に。
阪急から降りると、すぐに立ち寄り湯もみつけたんですがとりあえずカフェに行こう!と。
去年の野宮神社行列以来の渡月橋〜!!
ああ…あっつん…枷鎖…
星の一族を1基準で考えると藤原道長からくる藤原家なわけで、あっつんが嵐山に宝玉を返しに来たのは星の一族の元なわけで、もう藤原家が嵐山の紅葉を愛でたという記述だけで泣ける嵐山山景。

このはしは二度ともど〜れない〜って言いながら渡る私。
しかしこの時本当に体調悪くて、歩くのもやっとだったんですが、遙か巡りをしているという想いでなんとか歩けてました。(当初の目的は完全消滅)


で、お目当ての嵯峨野湯に着くまでまた迷子になったりして大回り。
途中うどん屋さんとか、美味しそうな和食屋さんとかもあったりしてもうそっち入っちゃおうかな〜と思いつつなんとか到着!


元々、銭湯だった場所を改装して作られたカフェ『嵯峨野湯』さん。

嵯峨野駅から徒歩五分位の所にありました!
中に入ったらお洒落な今どきの内装なんですが、ところどころに銭湯の名残があって素敵な場所でした〜
カフェってご飯はまったく期待してなかったんですが注文した嵯峨野カレーもフランボワーズの入ったベリーソーダも美味しかった!
私の席は目の前がタイルの壁と鏡がずらっとついてて洗い場だったのかな?という様相。
食べおわる頃にちょうどなんか天井が明るくなったな?と思ったら晴れたらしく日の光がパアアッと!
天井が吹き抜けのガラス張りだったので光が綺麗でした〜。

ふふふっ穴場見つけちゃったな〜とウキウキしながらよく調べたら有名な人気店でした(笑)
ここはまた友達とかと来たい!



で、お店を出たらさてどうしようかなと思ったままなんとなくトロッコ嵯峨野駅へ。
実はトロッコって時間のタイミングが合わなかったり完売だったりで今まで一度も乗った事がなかったんです。
ちょうど最終に乗れるという事で、往復の切符を購入♪
外国人観光客や家族連れに混じってトロッコへ。
ここでも道を譲った時に、Sorry…って言われたんですが!!!日本人に!
待って!わたし何人に思われてるんだ〜!?笑

初トロッコ!
雨上がりの中、風を切っていく感じが楽しかったです。
対面式の木の椅子でトンネルに入ると暗くて電灯だけですごくカムパネルラ感…!
近くで一人で座ってたおばさまを勝手に(おかあさん…)って設定して気分だけ二人旅。
初めて亀岡の方まで行ったんですが嵐山の先がこんな感じだったんだ〜!と新鮮な気分になりました。



嵐山散策の後は嵐電を乗り継ぎ四条に行ってパフェろうと、都路里へ。
ほうじ茶カステラ美味でした!
しかし都路里はいつの間に大学生の巣窟に…!
周りが大学生だらけでビビってました。



で、晩ご飯食べなきゃ風邪薬飲めない!とどこかで食事を食べようと思ったんですが食欲0。(まあパフェ食べちゃったし…)
どうしよう、何か食べなきゃと思いつつ四条をフラフラ。
別に旅先じゃなければ、食べなかったりコンビニで適当に済ますんですが、旅先だったら現地の物を食べたい!旅先でチェーン店なんてもってのほか!派なので悩んだまま本屋で京都のガイドブック熟読。
今なら言える。
無理してご飯食べずに体調わるいんだからポカリ買ってさっさとホテル帰れ!

しかし当時はもはや意地になっててどっか行こうかなとあてもなく歩いて。
で、何故か辿り着いたのがアニメイト(笑)
あ〜安心するアニメイト〜!!!
すごいよ京都店。コルダのアクキーまだあったよ!しかも桐也!
東京のメイトがどこも広く綺麗になっちゃったのでこういうまずグッズが雑然としてるメイト懐かしかったです…すきだ…。



でメイトから出てきて人通りも少なく怖くなってきたから早く帰るか食べるかしようと思ってたら目の前に洋食?屋さんが。
食欲ないのに洋食か…どうしよう…しかも現地の物を食べるしばりが…とか思ってたんだすが文明の利器にたよって検索したらどうやらそのお店、ファミレス感覚で京都人に親しまれてるお店らしくじゃあOK!と入店。

紅茶のお店なのかな?
ごはんもお茶も美味しかったです。学生街にありそうなレストラン。
地元の人から観光客までバラバラな客層だけどファミレス感あって居心地よかったです。学校近くにあったら通うわ〜
食欲はあまりなかったんですが美味しかったから食べられた(*^_^*)



で、そのままホテル直行して爆睡した17日でした。

【熊野・遙か巡礼記J】最終日〜潮岬編



はい!熊野旅行記!
長かったこの旅行記もついに最後になります。



新宮から串本への車窓からは綺麗な海も!
加工なしでこの色!!



串本についてからは潮岬へ!
景色が厳かな山の神域から一変し、夏!海!日差し!みたいな場所にやってきました。
本当に日本か?みたいな南国的雰囲気。
キャンプしているファミリーの方もいて程よく賑わっていました。

まさにこここそ、どーこまでもあーおーくーつーづーくーな!水平線一望です。

とりあえず潮岬観光タワーに登ってみました。
風が強くてスカートとかバッサバサだったんですが、360度いい景色!
人がいなかったのでヒノエポーズ(見返りとか振り向きウインクとか)で写真を撮りまくったり(笑)
ちなみに潮岬、本州最南端らしく、本州最南端証明書もゲットしましたー(*´∀`*)!


潮岬といえば、チモにいたずらされた所、リズ先生と修行&強くなりすぎた…と消えちゃう所ですね!!
逆鱗持ってきたのでリズ先生に想いを馳せる……。


午前中とは本当に全く雰囲気の違う所なんですが、青すぎる空や陰影の強い木立とか、リゾートっぽい感じも新鮮でテンション上がりました!
午前中は雨だったけど晴れてくれて本当によかった!

お昼に、観光タワー内の食堂で近大マグロ丼定食!
駅から来る途中で近大の養殖所も通ったんですが、近大が世界初のマグロの養殖に成功したという事で、その養殖マグロを食べてみました。
バリうま!!!
普通に美味しくてあっという間に食べてしまいました。

ちなみにこの食堂も、キャンプしているファミリーで大賑わいだったよ。


そして歩いて灯台へ。

灯台への道はなんかジブリに出てくるような景色で、ザ・夏の景色というか、島の突き当たりに門があってひっそりと灯台がある感じで素敵。
ほのかに潮風も。

私、灯台にはロマンを感じてかなり好きなんですがあまり行った事がなかったので嬉しい!!
ちなみにここで長らく使っていた旅のスタンプ帳3冊目が終了しました〜。
1ページ目は、2011年9月に友達と行った通天閣なので約4年使った事になります。
関西から始まり、関西で終わったね!


灯台も中には入れるので登ってみたんですが、狭い急な階段で怖かった…笑
やっぱり最後まで登る旅だったな熊野!
出てみるとすごくいい景色!
魚が跳んでるのが見えたり、漁船?もいっぱい見えました。
下を見ると岩礁もすごい。
本当に和歌山の海は色綺麗です。


遙か的にいえば串本の海は4の海宮がある場所でもあります。
初代神子と月読…!!!


本当は時間あれば海宮探しとして近くの海中公園で、ダイビングとか海中船とか体験したかったのですが、移動手段をすべて時刻表に縛られたバスor電車にしたり、ルート通りに三山回った結果本当に時間がなくて回れませんでしたッ
時間があれば行きたかった海中公園。
他にもスケジュール的に諦めた遙かスポット(日置川峡、花の窟、瀞八丁、三段壁…)や和歌山観光スポット(白浜、アドベンチャーワールド等)がいっぱいあるので是非また行きたい。


暑さと強風の中、灯台を後にし、観光タワーまで戻ってお土産を買ったり和歌山みかんソフト食べて。
和歌山出身の同期にお土産買ってくって言ったら「みかん以外で」って言われたから探すの大変だった(笑)
あと熊野の貝殻セットをみつけて「ヒ、ヒノエ…!」とおもわず購入したり。


そして串本からまた特急くろしおに乗り新大阪から乗り継ぎ東京に帰ったのでした。(新大阪駅行くと必ず買う大好きなイカ焼きを晩ご飯に購入♪)




ずっとずっと来たかった熊野。
遙かで知って、皆さんの聖地巡礼レポやブログで憧れて。
本当にいたるところにあの熊野四章の気配がありました。
大好きなキャラに想いを馳せる時間もできたし。
暑さや、険しい道や、時間との勝負とか大変な事もあったけど、美味しい地産料理や良質なお湯もあったし、初和歌山楽しかったです。


熊野はいいところだったかい?ってヒノエ君の声が聞こえるけど、いい所でした〜!
また運命上書きしに行きたいよ!

【熊野・遙か巡礼記I】最終日〜大斎原編


さてさてまた熊野旅行記。


本宮大社からてくてく歩き始めて大鳥居をめざします。
田んぼの奥にどーんと立ってて、遠景には山に朝霧が立っていて。
大斎原は元々長年本宮大社があった場所。周りは熊野川に囲まれています。
川の中洲にたっていたらそれは災害被害も凄かったでしょうし、現在の移築もうなずける。
現在のは明治の熊野川氾濫による水害で移築再建されたもの。
鳥居はそのまま残してる感じですね。

日本一高い鳥居だそうで!
八咫烏の紋があります。
なんとなく平安神宮の鳥居の方が大きいイメージあったんですが確かに高い。
あっちは幅がひろいのかな?


望美達が来たのはこっちなわけで、いよいよあっつんと手を繋いで本宮大社なんだと思ったら本宮大社を参拝した時よりほんとに切なくなってきて。
早朝だった為、人気はまったくなく、小雨も降ってて、朝霧が立ちこめていたのもあってものすごく厳かに感じました。

中は跡地やいくつかの碑だけであとは整備された芝生と木が植わっているだけなんですが、今の移築された綺麗な社より大斎原の方が神聖に思えてしまった。

熊野川に出る道があったので行ってみると本当に遙かの世界で皆ここを通ったのか…と思ったらこの旅で一番感動して泣けました。
人いなかったからいいものの、マジで泣いてた私。
大斎原、すごくいい所だった。

鳥居から出ると9時を回ったからかパラパラ人が増え始め、人がいない時にいけてよかったな〜と。


本宮周辺が綺麗になっていて(建て替え関連で綺麗なお土産屋等も出来た様子)、そこでかき氷vv
葛餅が入っている抹茶味ー!!

さらにそこでしか売ってない“もうで餅”をお土産に買ったんですがこれがめちゃくちゃ好みの味だった!
つきたての餡子のおもちにきな粉がまぶしてあるんですがまた食べたいなぁ。


観光資料館があったのでそこで熊野古道の資料みたり。
世界遺産に登録されている道は熊野古道と、サンティアゴ・デ・コンポステーラだけで。
どちらも巡礼路ですね。
2つを踏破した人の記念写真とかあってすごいなぁと。
いつかものすごく時間とお金が出来た時に熊野古道踏破してみたい…いや中辺路だけで死にかけた私には無理だろうけど。
それに大峰ルートは女人禁制だから全踏破は無理、なのかな(調べ不足)

湯の峰の小栗判官伝説や和泉式部の伝説も読めて楽しかった〜


そしてバスへ!
名残惜しいながらも本宮を後に新宮駅を目指します。
一時間以上乗ってる長旅です。
でもひたすら熊野組メドレーをきいてバスの一番後ろで泣いてたわたし←


途中川沿いに泳いでたりテント張ってキャンプしてる人を見て新鮮な気持ちになりました。
私は川でキャンプ…というかそもそもキャンプした事ないので^^;


忠度殿生誕の土地も通ったよー!




そして行きの道とほぼ同じなのでずっと熊野川沿い!
色も綺麗だし見ていて本当に飽きません。
それにこういう長い川を延々と見るのって実は初めてかも?

バスから撮った熊野川!
リサイズ以外加工してないでこのエメラルドブルー!!
写真のタイミング的に水量少ない所のですが、本当はもっとなみなみとした水量の川です。
時間があれば瀞峡も行きたかった。


本宮周辺は本当にいい所でした。


新宮駅に着いてからは電車で次なる目的地、串本に向かいます!



潮岬編へ続く→

【熊野・遙か巡礼記H】最終日〜本宮大社編



そして13日!
旅行最終日です。


【13日旅程♪】
湯の峰温泉 発

本宮大社

大斎原

新宮駅

串本駅

潮岬

串本〜新大阪〜東京



朝もお風呂に入ってごはん(*´∀`*)

温泉で炊いたという黄色みがかったお粥がめちゃうまで。
さらに食後に温泉で入れたというコーヒーも頂いたんですが、飲みやすく面白い味がして美味しかったです!


この後、大斎原に行った時すごく思ったんですけど、本宮前にここに泊まれてよかった。
花火が見たかった後悔でずっとホテル浦島二泊すれば〜〜って思ってたんですが本宮前に、上品なご飯や部屋やお湯に入れていわゆる禊的な気持ちになれたなと。
(勿論浦島が品がないとかそういう事ではなくあっちはエンタメ感溢れるすごく楽しい場所だったからまた趣が違う)


ご飯食べたあとは、バスの本数問題で大急ぎでチェックアウト。
仲居のお姉さんにごあいさつしたかった…(T_T)


それと湯の峰温泉には『つぼ湯』というお湯の色が1日に7回色が変わると言われている世界遺産にも指定された日本最古のお湯があるんですけど、そこにも入りたかった…(小栗判官蘇生伝説とかあります)
来た時も、帰る時も、超バタバタしてしまったので…残念(>_<)


事前に決めていた旅の予定では宿で少しゆっくりして、もう一本後の一時間後のバスに乗る予定でした。
何故なら観光ブックや旅行ブログを見たら本宮大社周辺は見るものが少なく一時間で回れると書いてあったから!
でも!結論的には寝呆け眼でも早い時間のバスにしてよかったと思います。
遙かで行く方だったら絶対一時間じゃすまないよ!



さてさてつきました本宮大社ー!
神域の為、境内は撮影禁止。
(今回の旅で、かなり撮影に気をつけていたんですが、もし禁止区域を撮影してたらご指摘下さい)

ここも石段きつい…!


宝物殿も見たかったけど時間が早朝すぎて開館してなかったので断念。
でも宝物殿の前に御行幸記念か何かのボートが置いてあったんですが、その名前が“かもめ号”でちょっとテンション上がりました(笑)
熊野で見た唯一のかもめ!

社は新しく建て替えになったものだったんですが、移築なので、あっつんが望美に苦しみを和らげてもらう階段がまんまあったりで感動しました。


完全にゲーム通りというわけではないけれど、大回りしてようやく着いた感動があって。
ちなみにこんな看板を見つけて泣きそうに。

古来、熊野は黄泉に続いてるとされ、熊野でまた甦っていくとされた地。

なんだかあっつんの事を思ってむしょうに切なくなりました。あっつんの蘇りと、熊野で育った話はここからも来ているのかもしれません。
幼い頃と違う身でまた熊野に来た敦盛が一度本宮に拒まれ、また戻ってきた所に、このおかえりの文字。


この辺から脳内に半夏生と枷鎖が流れ初めて涙腺がやばい事に。


そして幸運にも見つけたコインロッカーに荷物を預けて大斎原へ。
大斎原は本宮大社の目と鼻の先です。


【大斎原編へつづく→】

【熊野・遙か巡礼記G】12日〜那智の滝編



そしてついに辿り着きました!
眼前に那智の滝!!!!



那智の滝を遙かで知ってから数年。
そもそも熊野を知ったのも遙かでした。
足を滑らせて将臣君が助けてくれた那智の滝。
そんな場所に将臣君の誕生日当日に来られてよかったです。


夜には敦盛さんとも来るよ!
そして紅の月を直前に観ていったせいで、懐中時計も持っていきました。
紅の月ではここで懐中時計をもらいますね。ああ将望…!


今回、雨が長いこと降らず、現地の人が言うには滝の水量が少なかったそうですが、普段滝を見る機会のない私は大きな滝(しかも息も絶え絶えに歩き切った先にある)は涼しくて神聖なものに思えました〜!

近くによったり、延命水という水を汲む事ができます。


で、ここで写真を撮りまくる私達。
この時点である事を悟っていました。


それはバスの時間。
実は那智まで戻って新宮駅に行き、バスに乗らないとその日の宿がある温泉地に辿り着けない事態だったんです。

東京と違うわけですし、バスが一日数本しかない。
最終を逃したら行く術がない状態に。
事前に作っていった旅のしおりにも『絶対!!!このバスは!!乗り逃すな!!!』と赤い太字で書いてありました。


しかし熊野古道の道をナメてたせいで思った以上に時間がかかってしまい、さらに那智大社と滝で写真撮りまくって完全にバス間に合わなくなってしまったんです。

まあとりあえず、荷物を取りにコインロッカーを入れた那智までUターン。
観光案内所できいたり、宿に連絡を入れたところ、やはり残された手はタクシーしかないとの事。


出費が痛いのはもちろんの事、乗用車に乗り慣れていない私は車に乗ると最近酔いやすくなってしまい、さらに一時間半くらい乗らなきゃいけないとのこと!


あ〜昨日と同じホテル浦島に泊まっておけば、電車で帰れたし、今日の花火も見られたのにな〜
唯一八葉全員揃う、ひとときの那智勝浦の花火(;_;)(;_;)
もっとスケジュール詰めておけば…!


と思いつつ、仕方がないのでタクシーへ。
これから本宮大社近くの湯の峰温泉に向かいます。
(距離考えるとまじで望美達は那智からあんなに軽々と本宮いけないよ!)

しかし今思えばタクシーも次のお宿も正解でした!
まずタクシーの運転手さんがものすごくいい人だった。
事情を説明して大変だねって長距離走って下さって、しかも軽快に通り過ぎる町の説明してくれて。
あまり話しかけられるの好きではない私でも、へぇ〜って楽しく聞けました。
途中でトイレや酔いの心配までしてくれて。
最後にはメーターを途中で止めて頂いたりしました。
この運転手さんだったからこそ、長旅もあっという間に感じられました。
本当にいい人にあたってよかった…!
感謝してもしきれません〜。


ちなみにこの時、車窓に和歌山に来て初めてコンビニをみました(笑)

あと、途中から熊野川沿いに走ったんですがびっくりする程エメラルドブルー!
えっこんな熊野川ってきれいな色なの!?っていう。
新宮で見た時とは違う、山沿いに流れる熊野川の景色はゲームにも似た感じですし、まさに風光明媚という景色でした。
熊野川見てて飽きなかった〜!


おかげで酔う事もなく湯の峰温泉到着。
ここは日本最古の温泉といわれる場所で(有馬とか道後とか諸説ありますが)本宮参拝の人の湯垢離の地でもあります。


本当に辿り着くまではホテル浦島への未練たらたらだったんですが、来てみたらすごくいいところでした!
そもそも雑誌に載ってたいいお宿。
小さな山間のひっそりとある温泉地の小さな宿なのですが、ものっっっすごい接客が素敵でした。
しかも仲居さんがめちゃくちゃ優しいお姉さんだった。


辿り着いた時にすでに汗だくのぼろぼろ状態だったんですが夕食の時間ギリギリに着いてしまったので部屋付きのシャワーだけ浴びてご飯。


地元の野菜や肉、魚をふんだんに使ったご飯。
泊まった宿で最もご飯が美味しくて、ぱくぱく食べられました〜!


そして温泉(*´∀`*)
ここも源泉掛け流し。
勝浦のしょっぱく、硫黄くさいお湯より、龍神温泉のつるっとした感じに近かったかな。(そもそも龍神温泉に近いし)

蒸し風呂があったから試しに扉を開けてみたらこもりすぎててこれは死ぬ!(入り口から息ができなかった)と思ってやめました(笑)


広くきれいな部屋で外からは静かな虫の音しかしなくて、のんびりと夜を過ごしたのでした。


【ついに本宮大社編に続く→】
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