長楽館1【アフタヌーンティー食べ歩記B】




三段の様式美にをして、
食べ巡る時はティータイム
〜長楽館編〜



(このレポは今年の桜の季節に京都の長楽館に行った時のものです。)




アフタヌーンティーを巡ろうと決めた時、私はいくつか条件をつけようと思った。
ある程度、絞り込む事で回りやすくなると思ったからである。
条件は二つ。
@3段であること。
A都内であること。

しかし、今回訪れたのは都内ではない。
桜見物で賑わう古都、京都のアフタヌーンティーである。

大きな桜で有名だった円山公園にタバコ王で有名な旧村井氏邸として、一つの洋館がある。
それが、【長楽館】

今は洋館の雰囲気そのままに、一階がカフェとなっている。
京都には何度も訪れており、長楽館でもランチやスイーツを何時か食べてきた。

しかし、最近になって長楽館に3段アフタヌーンティーがある事を知ったのだ。
この春、せっかく京都に行くことだし、これは長楽館に行かねばというわけで円山公園にむかった。


八坂神社を抜けて、円山公園に出るとしだれ桜が見えてくる。


昔はJR東海のCMにもなるほど、大きな枝ぶりであったがカラス被害によってかなり小さくなってしまった。
私は大きい時も、枯れかかった時も見たことがある。
もう円山公園の綺麗な桜姿は見られないだろうと思っていたが、保存会の方の尽力か、上の方は小さくなっているが今年は中々見事であった。


今年は、寒さゆえか開花が遅い。
しかしだからといって春休みも長くなるわけではなく、あまり咲いていなくとも京都は大混雑。
しかもその日は日曜日。

しだれ桜を横目に長楽館に着いたが、なんとアフタヌーンティーはもう満席と言われてしまった…!!!


アフタヌーンティーが別部屋で出される事もリサーチ不足で知らなかった。
京都の目的の一つがアフタヌーンだったので、ショックを受ける私。

東京に帰るのは翌日だったが、9時という遅い新幹線だったので、長楽館にダメ元で聞いてみたら翌日の予約が無事取れた!


そんなわけで、翌日。
仕切り直して、また長楽館に訪れたのである。