クラフトエヴィング商會のおかしな展覧会



最近、翌日にブログ書く事が多い気がする。


昨日も出歩いてました。
ほんとは午前中に卒業証明書を取りに行かなきゃいけなかったのにうっかり午前中に起きた為、やばい状態に。
どうしよう、出かけなきゃ親に取り逃した事もバレてしまうし…と思ってたら行きたかった展覧会が30日までだった事も思い出し、30日はゆかりで行けないからとりあえずここに行こう!と。

そんなわけで行ってきました世田谷文学館『クラフトエヴィング商會のおかしな展覧会』

吉田篤弘の小説が好きで、クラフトエヴィング商會も好きで。
以前クラフトエヴィング商會の本を友達に誕生日にプレゼントしたら彼女もこの展覧会に行ったみたいで、誘ってよ!って言ったら、え、好きだったの?って言われて根に持つ位に好きです。好きじゃなきゃプレゼントしないわー!笑

しかし久しぶりに杉並区に行ったけどサブカルの匂いというか、なんかたまに行くといい雰囲気。
初めての街に1人で行く時はやっぱり少し緊張します。でも遠出の散歩な感じもして楽しい。
そんなわけで世田谷文学館に行ってきたんですが混んでた…!

展示品を列になって一歩一歩見なきゃいけない感じで。
お客さんの会話的にクラフトエヴィングを知らないで来てる人もいたみたいで、普通に展覧会として賑わってました。

今回はクラフトエヴィング商會の棚卸しと称して、商品が展示してありました。
この世にないものを売るクラフトエヴィング商會の品物はどれも架空の、すごく欲しくなってしまうものばかりで。

望永遠鏡やキューピッドの矢や星屑膏薬などがものすごいテンションあがる。

自分から一番遠い場所は自分の背中であるといったのは寺山修司だったか、この望永遠鏡なら自分の背中をも見る事が出来る…といった感じに。

個人的にツボだったのは、でぶのパン屋のチラシ。
dbベーカリーのセンスにやられました(笑)

この展覧会の図録…というか普通に本屋さんに並んでる本があるので気になった方は是非。

私はお金なくて買わなかったから今度本屋さんで買います。
なんか書いてあった吉田篤弘のメモにこのアイディアはすごい!と思ったやつがあったんだけど、思い出せない〜〜


企画展でやってた旅についての断章も面白かったな〜
知ってる一章節だと思ったら学校でやってるやつだったり。
(私は宿命的に放浪者である/林芙美子『放浪記』)
物語を箱の中で見せるからくりもスゴかった。
それと私はいい加減、森茉莉と幸田文を読もう。


時間がなくてこんなギリギリに行く羽目になったけど、もう一回位行きたかったな。
ていうか空いてる時にゆっくり見たかった。
しかももっと早く行けば大学生料金で200円安かった…orz
すごい面白かったです!
やっぱり作家でもあり、デザイナーでもあり、架空のものを実際にあると魅せるクラフトエヴィング商會は好きだなと思いました。

世田谷文学館もいい雰囲気の所だったし。

それから吉祥寺に移動。
ユザワヤが移転でなくなってて愕然。
ルイ君の布を買おうと思ってたのに…!
服が買いたい買いたい言いながら結局ピンとくるものがなく、服は買わずにシャンプーとかしか買わなかった。
吉祥寺も駅工事が完了したらしく、かなり様変わりしていて。
最近来てなかったせいか、その変わりぶりにびっくりしたり。


帰ってきて早く寝ようと思ったらまさかの生さだが朝の五時までだったので、ゆかりに備えて早く寝る事は出来ませんでした。

そんなわけで今日はゆかりライヴ千秋楽!武道館行ってきます!