●響也珠玉*感想
一周目も狙ってたけど、小麦粉がまったく売ってなかったせいでコロッケが作れなかったので二周目に持ち越した人(笑)
響也ルートもうほんと最高によかった!!!!!!!!!
天音は感想で何度も言ってるとおり、他のASのように別方面から見たことのなかったキャラの魅力を掘り下げるというのとは違うんですよ。
何故なら本編シナリオがとてもよくて、完成されていたから。
だからもう一度、恋愛ルートを作るとしたら同じストーリーをなぞるほうがいい。
まさにその通りで!!!
冥加さんや天宮は元々シナリオにボリュームあったけど、響也はそこまでじゃなくて。
フルボイスでどうしても響也に足りなかった何かが補われた気がします。
響也のあのフルボイスでの舞台上で自分の音楽をみつけたスチル大好きなんですが、それがより深く描かれていて!
初っぱな。
長野ではクールといわれモテモテな響也。
クー…ル?
響也は本当に天音の中の癒し。
野沢菜売ってないとか、長野っ子かわいい
転校は、ある意味、予想範囲内でした。それでも辛かったけど。響也に天音は合わない。
でもアンサンブルメンバーがじょじょに仲良くなってたからつらい。
そして。
今のところ、もっとも燃えたシーン。
天音に連れていってくれという律。
如月響也は、俺を超えるヴァイオリニストになる。
って冥加に静かに言った瞬間、流れる、疾走感のある少年は鮮やかに決意する!!!!!!
泣きました。
律、怒ったんだね。
マジお兄ちゃん。
コーエーの兄弟愛の描き方ほんと好き。
今まで律側からの響也への期待はちらほら出てて、イベントのドラマでもいっぱいあったけど、他人に明確に響也の話をしたの初めてじゃない!?
静かな怒り、最高でした。
そして阿蘭。
ここに来てこんな風に、阿蘭の株が上がるとは。
冴香様大好きだけど、阿蘭もいい子〜。
公式に提示されるまで気付かなかった、阿蘭と響也が似ていたことに。
そこに共感を持って、響也が阿蘭を慰めていましたが。
お互い出来た兄姉を持つと大変だねって阿蘭に対し、響也は微妙な表情でしたが。
冴香様の事をお姉ちゃんって呼ぶ阿蘭かわいい。
響也がいなくて淋しいっていうかなでちゃん可愛かった。
響也のスペシャルドルチェを森の広場の初恋の相手が映る池にした人、天才!!!!!!!!!
まだ全員見てないけど、今までの誰のスペシャルドルチェより好きでした。
フルボイスではなんとなく律が映ったみたいに匂わされてましたが、個人的には冥加さんか響也がいいな〜と思ってたので。
しかも!内容が可愛い!
一緒に覗いてるんだからお互いが映るに決まってんだろ、でもどっちにしろお前が映る………って最高すぎでした。
しかし響也は自分でもツッコんでたけど、マジで何で退学したのに一緒にお昼食べてるんだ(笑)
部長と駄犬コンビで食べたりしてるし(笑)
そのたびに、頭に鳴り響く「ダダダダッダダダダッダッケーン!!!」(笑)
メールネタも楽しかったな〜。
青空の色をかなでのG線開放の色みたいって言う共感覚ネタあったり。
CMでヴィヴァルディの冬が聞こえてきて自分で弾いた曲だとなんか嬉しいよな…って!それネオロマンサー達が律のマエストロフィールドが見える!って騒いでたCMネタwww
響也で最高だったといえば告白シーン。
フルボイス珠玉でも恋人…というより幼なじみ延長戦みたいな感じだったのに!!!!
背景が観覧車の所で、ここて私も撮った事あるー!とか思ってたんですが……
うわああああああああまさか響也から幼なじみの境界越えてくるとは!!!
しかも、知らなかったのか?もうずっと前からお前が好きだったんだぜっていうしっかりした告白。
まさか響也が夜の観覧車でかましてくるとは思っていなかったので萌えました。
響かな瞬間最高風速。
ネオロマはキスきただけでも大事件なので、ほんと響也頑張った!頑張ったねえええ!ったなった。
そして。
響也といえばやはり才能の限界との決着でしょうか。
響也が失ってるものはやっぱり自分の才能をみつめる『勇気』とかかな。
個人的にコルダな世界の中でも響也は天才の方にいると思うんですが。
兄と比べられてきて、かなでが神童ともてはやされていたのがそっぽを向かれる過程を見て。
かなでの神童〜才能をなくしていく過程に響也は更に音楽に嫌気がさしていく…っていうのはファンの間では結構語られている設定だったけど、今回初めて公式で明言された気がする。
響也への選択肢で確か諦めないでみたいな事、言うと「お前だって…」ってこれからかなでを傷つける発言をする事を覚悟したじゅんじゅん最高演技の声色で言ってきます。
神童だって、散々もてはやされて、見限ったら物のように捨てられる…そんなかなでを一番近くで見てたからこそ「怖い」んだろうな。と。
マエストロフィールドの種を取られた響也。
ストーリーではマエストロフィールドの種がないせいで…みたいな感じですが、取られても取られてなくても響也にはどの道ぶつかる壁だったんじゃないかな。
練習をしなくなった響也。
ハルちゃんの真面目にやってたと思ってたのに、僕の思い違いだったようですね…って言葉が痛かった。
逃げているようだけど、響也はただ怖かったんだな、と。
努力して、頑張って、そこで自分の才能の限界を知ってしまうのは誰だって怖い。
自分にはその分野しかなくて、その分野が特別で大好きだったならなおさら。
響也はさ、本当はすごく音楽が好きなんだなって。
だって好きじゃなかったら限界を知るのも怖くないはず。
音楽を好きだからこそ、頑張って自分の限界を知るのが怖い。
だって見たいって言ってたお笑い番組を王崎信武が出てるからってチャンネル変えてさ。
こんな風に弾けたら…って言うんだよ。
響也、音楽めっちゃ好きじゃん……。
しかもシベリウス。
目指してたヴァイオリニストを断念した人。
さらにこの協奏曲は従来の技巧に走らないような曲。
響也ルートにぴったりな一曲ですね。
コルダには音楽を本当に愛しているのに自分の限界を知ってしまったキャラ(加地)もいるのが辛いよね。
響也攻略してると、決勝が星奏になって嬉しい。
一周目で函館天音が勝ってショックだったから。
コンクール当日でもまだ心を決めていなかった響也。
でも震えながらも舞台に立つかなでを見て、自分も頑張ろうとする響也。
「
必死にあがくのが怖かった。
あがいてあがいてこれがお前の限界なのだと言われるなら
最初から諦めた方が苦しくない。
だけど…全力であがいた先でしか見えないものがある」
この台詞、本当に感動しました。
何かを目指した事あるすべての人にささる;;;;
月虹の歌詞を思い出しました。
「後悔よりも激しい痛みなんてどこにもないさ」これ如月兄弟が歌ってるんだよ??
やらずに逃げた後悔が一番辛いって言ってるんだよ???
マエストロフィールドスチルすごい綺麗でした。(遙かっぽい)
そしてやりきった響也に、かなでもまた輝きを放つ。
その時の!響也の台詞が!
「
おかえり、かなで」
なの!
一番好きな台詞。
やっぱり響也は昔のかなでの輝きを見ていた1人だったんですね。
冥加はそんなもんじゃない這い上がって来いって言って、律は自分で道を示して、響也は一緒に傷ついて。
それで昔と同じ位、輝くかなでに「おかえり」って言うの。
懐かしい、この瞬間をずっと待っていたような気がしてたって。
エンディングも、一歩先に進んだ響かなですごくよかった。
響かなは公式っぽいのに、本編では何かが足りなくて。
でもASで、辛くて逃げてた響也に更に「才能の限界を知るのが怖い」という描写が追加された事によって完全な物になった気がするー!
AS天音あってよかった。
最初、響也が天音で大丈夫?とか言ってたけど、何かを失ってた響也は天音以外考えられなかった。
そうやって、どこまでもどこまでも遠くへ行こうぜっていう響かな。
これからもずっと音楽の道にいるんだろうな。
すごい完成度の高い、今までのコルダの中でも三本指に入るルートでした。
あ〜でも響かなはやっぱり同じ学校がいいな!笑