彼女のはなしB


そして@の冒頭へ。



11/19
牛鍋食べてきました〜!


三年ぶり位にあった彼女の指には結婚指輪が。
誰とも付き合ってなかった子が次ぎ会った時には人妻というびっくり。


笑えるのが彼女に会うことになって私がまず本気で考えたのが、美容院行かなきゃ服買わなきゃエステ行かなきゃでした。
ありとあらゆる見栄をはらなきゃ会えない友達ってなんじゃそりゃ。
結局時間がなくてどれも出来なかったから切りすぎた前髪、ぼろぼろの服で行ったんだけど。


彼女に誘われたのは新橋の肉割烹屋さん。
予約を入れなきゃ入れない人気店でした。
肉割烹なんて初めて〜!
ちょっと高いけど、式が終わったばかりでダイエットも終わり、とにかく肉が食べたいとの事。
馬刺やら、炙り寿司やら、名物牛鍋やらでお腹いっぱいになるまで肉尽くし!!!
牛鍋は名物なのでお店の人が、だしから目の前でジュウジュウしてくれたvv
すき焼きはあんまり好みではないのですがしっかりした味でした(*^_^*)
すごく美味しかったから今度は大学の友達と来たいなぁ(*´∀`*)


ハワイで挙式をあげ、日本に帰国し、今度は旦那が仕事で行ってるNYに行くとの事でその束の間、会ってきました。


旦那との馴れ初めを聞いたり。やっぱり以前私がチラッと会った人でした。


大学受験に挫折し(といっても最高学府落ちて私大最高峰行ったから私からみれば挫折ではない)、うぇいうぇいなサークルも合わなかった彼女が大学生活楽しくなったのはどうやら旦那と出会ったからだそうで。
いい出会いがあってよかった。

昔の知り合いの現状を聞くと、予想どおりというかなんというか、皆ことごとく誰もが知ってる企業、官庁勤めで、羨望感情一切なく引きました。
みんなまんまのコースかぁ、ていうか中学までの知り合いって芸術系というかオタク系の子いないもんな〜。それが悪いってわけじゃないけど私には合わなかったんだなって。
美味しい物を食べながら、何故かむしょうに泣きそうになって大学の人に会いたくなりました。


話を聞いていたら、彼女の通ってた大学が大学なだけに小中高大…と同じ学校の子がいっぱいで、友情もそのまま延長線上な感じで。
私が彼女の連絡先を消せないでいたのも、どこか私は彼女にとって“特別”なんじゃないかと思っていたんですが、彼女の結婚式にシャンパンをサプライズで贈った友人や結婚祝いにフードプロフェッサーをあげた友人の話を聞いて、私がいない間、それこそ中学の時から彼女は別の子達とどんどん仲良くなってたんだな、と。
あのブルームーンの日ほどではないんだけど、彼女からも感じてしまった。
結局私は途中でドロップアウトした、芸術系に進んだちょっと変な友達に過ぎないのだと。
別に仲のいい友人の1人でいいじゃんってなるけど、その付き合い方をしてまで私は繋がっていたいわけではなく。
この考え方だから重いし、普段は八方美人な友達付き合い方しか出来ないんだろうな。

ちなみに私もお祝いの品を考えたけど引っ越し作業で大変なら何もあげない方がいいんじゃ…と考えすぎて何も渡せなかった。


帰りは食べ過ぎて苦しいので歩こうという事に。
ちょっと歩くだけだったのに、色々話しながら歩いたからお堀の横を通って結局新橋から麹町まで歩いたよ…一時間位?笑
ヒールと黒いトレンチコートで歩きすぎた〜
真っ暗な中で銀杏やイルミネーションが綺麗でした。


当分帰ってこないそうなので、もう一生会わないかなぁ。
でもLINE交換しちゃったし普通に会うのかな。
(それのせいでLINEの名前変えるはめになった〜)

私が旅先から友人に絵葉書を送るのももらうのも好で、いろんな子からいっぱい貰ってる話をしたらビックリして珍し〜って言ってたけど果たしてNYの絵葉書は届くのかな。

でもこれでやっと、最後の最後まで絶ち難かった中学の縁を、今度こそ本当の意味で切れるなと思ったのでした。