・萬城トモセ
有川譲。
で感想終わらせたらめちゃくちゃ怒られそうですね、四人目トモセ君。
いや〜〜めっちゃ譲!一個下の幼なじみで、ずっと主人公が好きで、でも男として意識してもらえなくて守られてばかりが不満で自分が守るといって、そばで守れるから異世界に飛ばされたのが主人公とでよかった、と言う…めちゃくちゃ譲君なんですがちょっと有川は横においといて感想を。
予想通り幼なじみかそれ以上かに重きをおかれて本筋とは外れたストーリーでした。おそらく本筋関係ないから一人目に攻略する人も多いのでは。
本筋から外れるのにいったいどうやってストーリーを盛り上げるのかな?って若干心配してたんですがちゃんと面白かった。シャレマニすごい。
どう盛り上げるのかな?までの序盤の、トモセ君の好きだからわかってくれ態度にもいらいらしたしヒヨリのどっちつかずな態度にもいらいらしたんですが(笑)山場からちゃんと説得力あるストーリーで脚本のよさを実感しました。
捨て身の罰ゲームから、最後のトモセ君の特性を生かした賭け、なるほど〜でした。
シャレードってそういう意味だったんだね!
そういえばトモセ君ルートだと双巳さんがめちゃくちゃ優しいお兄さん面でアドバイスくれたり優しくしてくれるけど、騙されないからね!って気持ちになってしまったから、おそらく双巳さんはトモセ君の後に攻略した方がよかったかな。
トモセ君がプロデューサーでもスポンサーでもないのはまあプレイしてる我々はわかりきってるわけですが、疑ってしまった時のトモセ君の怒りよかったな。
お互いよく知っていて、まず最初にお互いだけは絶対に信頼出来る間柄だったはずなのに、そんなヒヨリから疑われてしまった怒り悲しみやるせなさ、あの激昂はよきでした。
まあ疑われるほどトモセ君の態度が最悪だったからだけどね!!
しかし思春期男子高校生がよくわからない世界に振り向いてくれない幼なじみと飛ばされてキスをしてもいい免罪符ができたら…あの時点でおかしくなってしまうのも無理はないんだな〜。
飛び入り参加イベントでは、おっこれまる拷問キター!!ってなりました(笑)
終始譲くんだなぁ、とか幼なじみあるあるな感じでしたがこのルートも帰還からの希望が見えるエンドだった、かな。
(そういえばそもそも帰還できてない中途半端オチだった双巳さんはともかく、今回だけでなく前回までほぼ全員キャストを救えているの今のところ射落さんだけ、かな?改めて射落さんルートよかったなぁ)
そしてトモセ君ルートによってますます凝部君の謎が深まりました。
おそらく異世界人の感情を変化させてたり実験したり、自ら一人だけやり残したことがあると残ったり。 犯人側ではないと思うし、なぜか前回参加者9人になってる所の10人目な気がするけど…。
凝部君やりたいけどとりあえずいったんおいとこうかな。
一人やるごとに謎が深まるの楽しいです!
・明瀬キョウヤ
おおー斎藤壮馬攻略するのはじめてかも。
明瀬さん。ザ!主人公!みたいな顔と声と性格でまっすぐ皆を引っ張ってくれるキャラ…なのに何故かものすごーーく影が薄く、また明るい正統派っぽいのに不安定なキャラなので印象に残りにくかったです。
めちゃくちゃ正統派っぽいからアイドルだったらセンターだし、戦隊だったらレッドなんだけど、なんでだろ????私の中でずっと影が薄いというかありきたりだったのかな…?
第一印象が双巳ルートのあれだったのもあるかも。
腹黒なわけでも、裏があるわけでもないのに、言ったことをやめたり強引だったり押し着せがましくも感じちゃったな〜。
みんなでがんばろう!といいつつ真っ先に皆を信じられなくてしぬタイプ…。
実際ルートではそれを『傲慢』と語ってたからキャラメイクなんだけど。自分が出来る努力を他人にも求める傲慢さ…嫌いじゃないんだけどな、筋はしっかりしてるのにやっぱり印象うすいな〜〜キャラデザが王道すぎるのかも〜もしくは性格がブレッブレだからあまり理解出来なかったのかも。
はじめての情報収集班!廃寺君のドラマでの再演、情報収集班が一番ハートフルでしたね!!
情報収集班仲いい。そう感じるのはやっぱメイちゃんと明瀬さんが仲いいからかな。あやしいけど。
正体は予想通り。射落さんの部下であろう情報局の協力者でした。
明瀬さんの背景は両親がスポンサー。なるほど。
しかし抱えていたものはそれだけでなく、両親によって妹二人がキャストにされDEADENDになっていたという二段オチ。明瀬さんの両親鬼畜すぎてやばいな……と。野放しにしちゃだめでしょ…捕まえて。
妹たちは双子なのかな。親がやばくなければ和やかな兄妹だったんだろうな〜。
今までのルートでわかってきたスポンサーの話や、記憶も消される等の設定がうまく盛り込んであったのはよかったんですが、情報局のキャラがどちらも肉親が異世界配信でDEADENDになってる……というのはかぶりすぎじゃない!!!??とも。
情報局からくる子が異世界配信に並々ならぬ憎しみを持ってるとかの説明ないとまたかーってなっちゃったよ。
しかしそれもあってか射落さんに続いて明瀬さんも前回キャストを救えてる最後。
飛び入り参加システムをうまく使い、両親への気持ちと向き合うラストでした。
いまいちスポンサーの実態がわからないまま1キャラやるごとになんとなーーく理解してます(笑)
みんなを元の世界に帰したあと、どうしたのかな〜と思いつつおそらくプロデューサーと話し合ったのかなって感じですね。そこの行間がよみたい。
明瀬最後の頼み→ヒヨリが元の世界に戻る→明瀬さん待ち続ける中でバングルの動画思い出す→情報局(射落さ〜ん!)→解決の糸口への流れはすき。
どういう動画だったかの説明ほしかったけど!誰かのルートでわかるかな。
かなり糖度も高いルートでしたが何故か刺さらないキャラでした。
・茅ヶ裂マモル
六人目は茅ヶ裂さん。
まあ凝部君やりたかったけどさすがにここまできたら各班の怪しい子は制限かかってるとわかってたので最後の制限なし、茅ヶ裂さんをやることに。
プレイして思ったのが、スポンサー何人いるんや!!!!!
でした(笑)
正直正体はなんとなくだいぶ前からわかってました。ハーフか異世界人か、異世界人が過去のご褒美で人間にしてもらった?みたいな。あとどっかのルートで誰かハーフが〜みたいに言ってたし。
いや、正体はいいんだよ。
なんでスポンサーなの!?(混乱)
プロデューサー一人、スポンサー一人、で考えたので二人目のスポンサーにびっくりしてしまいました。悪い意味で。
スポンサーが信者みたいなのはわかったし、茅ヶ裂さんが異世界配信側に育てられたのはいいけど別にスポンサー設定いらなくない?しかもヒヨリをさらった犯人って…!冒頭に接触したから双巳さんかと思ってましたよ。
あと参加者の名字の名簿に載ってる率高いな!?
明瀬→親(スポンサー)妹(キャスト)
萬城→なし
獲端→前回参加者
射落→兄(スポンサー&キャスト)
茅ヶ裂→母(キャスト)
双巳→なし
名簿見たらみんなわかっちゃうやんけ〜!!!
茅ヶ裂さんの腕の秘密はほうほうつまり沙耶の唄ですねって思ったり。
オトメイトだしライトなビジュアル設定で異世界人のきもちわるさってわかりにくかったんだけど沙耶の唄みたいなかんじって脳内変換するとわかりやすかった。
正体はだいたいわかっていたものの、情報収集班ルートではじめて起きた罰ゲームイベントは衝撃でした。浪川の演技よかったな〜腕だけは宝物だからっていう意固地な感じが。
あとスポンサー感をまったく隠さない双巳さんな!さらっと不利なことしててひどい!
クライマックスも衝撃というか、あ、異世界配信側を裏切るんだ〜と思ってたら急にディレクターのいる画面になったので結構ビビりました(笑)音がびっくりするんだよ〜
腕だけで返してもらえたんだからご都合主義ふぅ〜!と思いつつ、日常に戻ったキャラではなく先に進んでいくルートでよかったのではないかと。
感情を知る系キャラは過程が丁寧だからいいよね。
茅ヶ裂さんの両親は愛し合っていたか、は難しいですよね。
ていうか妊娠出産してからBADENDなの??前後がいまいちわからぬ!もし妊娠出産してたらかなり長いことキャストだったわけで。
私はおかしくなってしまったかもしれなかったけど、やっぱり愛もあったのかなと思ったり。
茅ヶ裂さんの見た目が好きなのと、久しぶりに穏やかな浪川がはまったのと、過程が丁寧なのでわりとすきなルートでした〜。
さあさてさて、ついに残り三人!
凝部くんからやるぞ〜!