ため息ソーダ

五章富士山でエンディングみたいになって、え！？関ケ原は？ってなったら個別章。
途中で山場のように盛り上がっての一区切りだったので感情が迷子になった。

そういや富士山で白龍がすでにいる…ってのを聞いて、お？これは攻略キャラに白龍いるかも？？
うーん、名前も怪しいし、服の色的にも五月兄さんか！？と疑ったり。勘ぐりすぎ？



さてさて長政。
一番見た目も声も性格も好きかも〜ってなったのが天白虎。私がキャラでまず天白虎ってなったのは６同様だな。

俺様でもなく、神子に覚悟を問いつつ、各々の立場を念頭に行動出来る人。
しっかりした人ですね。
たぶん長政さんは史実をだいぶまじえたストーリーだったから無駄がなかった。その分史実にひっぱられてしまった感もあるけど。

恋愛感全然ないな〜と思ってたら個人章からちゃんとそういう雰囲気になってきた！
長政さんとの個別イベントは全部すきだった。
なんというか二人ともしっかりしてて嫌味がない(まあしっかりしすぎててちょっと物足りなさもある)
温泉スチルとエンディングの藤スチルめちゃくちゃ綺麗でよかった。
７まじでスチルと音楽がいい。

長政さんは帝王学しっかりしてるので、七緒と二人きりになってももしも二人違う立場なら…と強く憂いないところがよかったな。
もしも、と夢想はしつつも割り切ってる強さみたいなのがあったね。

二人でふわラテ飲みながら静かに語ってる感じもいい。
長政さんが割り切ってるのもだけど、七緒もよくも悪くも聞き分けがいいんだよな。(無個性ヒロイン…とまではいわないけどわざと強く個性は描かれてないかな？)
もっとケンカップル的なものが好きなので七つの童女〜ってからかわれてる長七がもっとほしかった。
鞠のやりとりは可愛くてよかった。
がっつり鞠に藤の紋選んでる辺りさすが長政様…。


好感度MAX前に好みの女性のタイプを聞いたらめちゃくちゃ呆れられたけど好感度MAXになってから聞いた時の、｢それを俺に聞くとはさすが、神子殿…酷なことをする｣が好き。

まさかの七緒が関ケ原に突っ込んだときの｢龍神も、龍神の神子も本来、現世の戦には関わらんものだが、俺は龍神の神子をただの女に引きずり落としたか…｣
という台詞にはやばい嫌われたか！？とだいぶギクッとしました。でも前後の流れ的には呆れつつ自分の運命を決めたみたいな感じで。


そういえば７では黒龍の神子が出てきてないので龍神の神子って言われるんだ。
シリーズにおける龍神の神子と呼ばれているか、白龍(黒龍)の神子と呼ばれているかって地味な違いだけど物語のスタンス的に大事。

そして長政さんの台詞通り、七緒って本来は現世の戦いには絡まない(ばりばり現世の勝敗に絡んでた望美との立場の違い)んだよね。
戦闘も七緒の攻撃を指示出来なくて基本的にみんなに指示を出すのがメインだし。
信長(の娘)の采配、的な意味でもあるし、この時代の女は戦いに出ない、という男女観も表れてるなぁ、と。


長政さん、隙のない人だけどあの｢不快｣みたいな顔がめっちゃ好きである(笑)そんな顔でる！？っていう。

あと最後文のやりとりで嫉妬してる長政よかった。
からかってるようでもあり、真面目な関係の長七でした。




はるなな、いや〜とにかくスチルと音楽がいい(三回目)
ゲーム性に不満も多いのですがストーリーの盛りあげを音楽がうまく担ってて正直音楽とスチルの底上げポイントが高い。

ゲーム性の不満は、
�@やはり移動が多くて地理に疎いとちょっと混乱する(私がアホなのもある)
３４５も同じだけどそこまで混乱しなかったのは７が行ったり来たりが多いからかな？
�A基本的に本筋と個別イベで構成されているせいで、淡々と物語が進んでしまう。
いつのまに仲良く！とか、結構日数空いてるんだ…とかが多かった。
もう少し本筋と関係ないどうでもいいわちゃわちゃイベがほしい！！！！！！横のつながりを史実以外で教えてほしい！！！
でもよくよく思い返せば遙かってシリーズ全体が基本的にそういう構成だよね。
余白を！二次創作でだれか埋めてくれ！！！！ってなってしまいました(笑)


わちゃわちゃといえば朱雀戦で、やるぞーって武蔵に大和が｢おまえ同属性だろ｣っていってるのに笑った。


雑感でも言った通り、史実が全面にでてくるシナリオだったのでいまいちハマりきれなかったものの(これどういこと！？この人検索していい？あ、でもゲームのネタバレになっちゃう？を結構繰り返したｗ平島さんとか)、長政さんは好きなキャラでした。
家と背負ってるものをすでに迷うことなくしっかり覚悟して生きている人で。

そう考えると、遙かでは珍しいタイプだよね…だいたいみんな背負ってる運命を受けとめる覚悟がまだ出来てなくて迷ってるのをカウンセリングしてくのが多かった。うーん戦国武将。


コエテクらしい乱世、脈々と感じる遙か、楽しませてもらいました。
見送ろうかいまだに迷ってるCDや、初陣のチケットを買うか…？って気持ちになった。
次はどうしよう、途中までやった大和いこうかな。