21 Mar 0314
寝れなくて
理由なんて、知らない。別に夜更かししたいわけでもないし、遅起きしたわけでもない。強いて言うなら、風の音に惹かれてた。怖い、って言えれば女の子なんだろうけれども、残念なことにそんな子じゃないもので。惹かれるまま、靴はいて、ゆっくり鍵を開いて、車と車の間に立ってみた
やっぱり素敵だった。
広がる星と、ここと星の間で流れていく雲と、夜の静けさと。吸い込めば、冬のまじった冷たい匂い。一瞬の、流れ星。きっと都会っ子は知らないでしょう。掴みたくなるような、会いたくなるような空が、高田にはあるんです
いつか、ご招待しようか
おやすみなさい。呟く夜