2013年1月28日 00:37
花音の不幸×非日常的人生【プロローグ】

今日は朝から不幸だった。 朝起きたら目覚ましの電池が切れて大遅刻をしてあ わてて階段を降りようとしたら一段目から滑って転 んで朝ごはん食べずに行けば弁当忘れて電車を乗ろ うとすれば定期切れてたし、電車は電車で誰かが飛 び降りするから停まったし、この際走っちゃえと思 えば3回転んで6回躓いたり、やっと学校ついたと思 えば行きなり担任に出くわし説教一時間。昼になり 弁当忘れて来たのを思いだし購買に行くもかなり行 列になってて食べられず午後の授業。一番キツかっ たのは午後の授業で一番怖い先生の授業で全部道具 を忘れて来たこと…。

そして今現在の放課後になるわけで…。

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

『…ハァ 』

なんだろうかこの漫画的展開…かなりおいしい場面 なんだろうねこれは…全く最悪な一日だ…。もうこ れ以上なんかあったら死にます。入学してから2週 間。絶対色んな人に名前とか顔とか覚えられた…嫌 なのにな目立つの…

ギシギシ

グキッ

『アッ!』

ガンッ

最悪だ…椅子で遊んでたら地面に足がついたときひ ねってバランス崩して後ろで転んで後頭部強打…。 ワーオ!動きたくないわ痛い。誰もいなくってよか った。

『…ハァー』

ハラリ

『ん?』

上から何かが落ちてきた。転んだ拍子に机からプ リントが落ちたのかな? B5ほどある少し厚みのある紙を手を伸ばして取る 。なんか嫌な予感がする…。けれど取ってしまった 物はしょうがないので読んでみる事にしよう。 2つに折ってある紙を開くと一番最初の文から招待 状!と書かれており次の文章が書いてある。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 【~招待状!~】

あなたは今回の異世界列車の切符を手にすること ができた選ばれた人です。これより切符を駅員が配 るので受け取り速やかに列車の中に入ってください 。

【~ランク~】

ビギナー

【~ルール~】

◆指令が出たら絶対従うこと。 ◆自分の身は自分で守ること(心配ならば保険へ 電話番号 ※※※※ ※※※)

◆自分の世界に戻ったらこの事は内緒にすること 。

以上

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

…なんだこれ。新手の嫌がらせか? 異世界って何。選ばれた人?ふざけんな。それに危 ないならなぜ行かなければならないんだ…謎過ぎる 。顔をしかめる。なぜ私なんだろうか。できれば他 に譲りたい。これも不幸の種か…。とりあえず起き 上がろう。と、体を反転させるとそこはー

私のいた教室ではなくどこかのレトロな駅の切符 売場だった。

『…あれ?』
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