お引っ越し       
2012/03/14 21:15
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話題:引っ越し











今は無き実家を18才で飛び出して今年で8年目に突入しようとしている…


振り返ってみれば色んな事があったけれど、その中でも
大変だったなぁと思い出されるのが
「度重なる引っ越し」の事



まずは
人生初の独り暮しを始めたアパートの1階に住んでいた頃のお話。






昭和の匂いがプンプンと漂う(笑)超おんぼろアパートではあったけれど親から離れる事が出来て快適な日々を過ごしていた


そんなある日


真上の2階の空き部屋に、1人の男性が引っ越して来ました

年齢は当時20代半ばくらいだろうか…会えばちゃんと挨拶もするこの男性が

実は深夜になると豹変
泥酔し大声で喚き散らす、とんでもない輩なのでした




それに初めて気づいたのは男性が越して来てから数日後の事



当時も今と変わらず、夜中に仕事から帰宅していた私は、
自宅へと近づくにつれて
何やら言葉になっていない喚き声も近づいてくる事に気づいた

そして
その声がどこから聞こえくるのかは
開いた窓を、下から見上げてすぐに分かった



この時点で私は「最悪」と思いながら、鍵を開けて部屋へと入ったのだけれど、、、

本当に最悪なのはここからでした





一体、室内で何本ぶちまけたのかと思うほど
天井からお酒やビールが滴り落ちてきているのです

私は慌てて2階へと行き、玄関のチャイムを何度も鳴らしたけれど
奥から喚き声が聞こえてくるだけで、男性は出て来ませんでした




その夜は部屋の掃除が本当に大変で、一睡も出来ないまま朝が来てしまい…
そのまま寝ずに仕事へと向かいました


2つの仕事を掛け持ちしていた私はフラフラになりながら、その日も夜中に帰宅



するとまたあの喚き声が



まさかと思い自宅に入ると、天井からはポタポタと昨夜と同じ悪夢の光景が…




寝不足もあって、ぶちギレた私はもう怒りに任せて男性の玄関チャイムを鳴らしに鳴らし続けた

だけど奥から
喚き声は聞こえてくるものの出て来ないので相手にも話にもならない




翌朝早く私は大家に電話をして事の全てを話すと、間もなく男性の母親が私の所に飛んで来たのでした


申し訳なさそうに
ただただ謝る姿が母と言うよりはお婆さんに見えたのを今でもハッキリと覚えている

そして
そんな母親の苦労も知らずか
男性が大人しかったのはたったの2、3日で
再び深夜の悪夢が始まった



呆れ果てた私は苦情のメモを男性の玄関ポストに入れて帰った

すると翌朝、今度は本人がうちに来た

そして
ただひたすら平謝りに謝って帰って行ったけれど
結局は同じ事の繰り返し…



直る見込み無しと判断した私は
その後1ヶ月ほど我慢して引っ越し先を探し、

人生初の独り暮らしを始めた思い出の、おんぼろアパートから出て行ったのでした











あ、室内に青いビニールシートを敷いて、家の中で傘さして生活していたの…
もう今となっては笑い話ね(笑)




そして普通の生活を求めて引っ越しをした私でしたが…










次の家が、これまた・・・・

          (苦笑)









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