22:36 2021/7/6
【★☆☆☆☆】安全・無害
【★★☆☆☆】少々危険
【★★★☆☆】ふつうに危険
【★★★★☆】かなり危険
【★★★★★】超危険

※危険度は5段階に分けており、あくまで個人的な指標です。

〈21〉『manchester 1-11-2012』
危険度【★★★☆☆】
2012年11月1日深夜、イギリスの都市マンチェスターに位置する某会社にて。監視カメラが、誰も居ない筈の社内で起こる現象を捉えていた。独りでに椅子が動いたり、卓上のパソコンの画面が点滅したり、誰かが扉の取っ手を何度も上下させたり、最早ポルターガイストその物としか思えない現象が立て続けに発生したのだ。最後は怪奇現象が収まって、まるで嘘のように社内は静まり返るのだが…。ここには一体、何が潜んでいるというのだろうか。この様子はYouTubeで閲覧出来る。

〈22〉『01A51CD0』
危険度【★★★☆☆】
YouTubeのチャンネルの一つ。投稿されている動画は何故か題名が逆さまで、不気味な内容の物が多い。動画には大音量の悲鳴の音声が流れたり、蝿が集る動物の死骸が映し出される内容の物が含まれる為、閲覧の際は十分にご注意を。

〈23〉『モンチャイ』
危険度【★★☆☆☆】
不気味でグロテスクな造形の人形『モンスターチャイルド』の略称。通販で販売されており、人形だけでなくキーホルダーやTシャツも揃えられている。興味がおありの方はサイトを訪れてみては如何だろうか?

〈24〉『エボシガイ』
危険度【★★☆☆☆】
流木や船底等に付着して、海面を漂いながら生活する甲殻類の一種。プランクトンを餌とし、6対の蔓脚を自在に伸縮させて捕食しているという。
埋め尽くさんばかりに漂流物に付着した様子は、どこかおぞましく感じてしまうが。

※参考:『バイオハックch』

〈25〉『幸福堂 ツ』
危険度【★☆☆☆☆】
黒背景に薄っすらと人の顔が浮かび上がった、少々怖い雰囲気を醸し出す掲示板。音楽が用意されており、再生ボタンを押せば自動的に流れるようになっている。個人的には背景以外に別段、怖い所はなかったと思う。

〈26〉『ルイ17世』
危険度【★★★★☆】
フランス国王ルイ17世と、王妃マリー・アントワネットの間に生まれた次男。洗礼名はルイ=シャルル。兄のルイ=ジョゼフが夭折してから、ノルマンディー公爵の称号を授与され、僅か4歳でドーファン(王太子)の位に就く。1792年8月10日、パリにて民衆と軍隊がテュイルリー宮殿を襲撃した際家族共々捕えられ、タンプル塔(現在のパリ3区にあった修道院)に幽閉される。当時の待遇は然程悪くなく、父や叔母のエリザベート王女の許で勉学に励み、庭への散歩や遊戯を楽しむ事は出来ていた。そしてルイ16世が処刑された直後の1793年1月に、国王の位に就く。同年の7月にはシャルルは家族から引き離され、『良き市民』となる為の学習を強いられた。教育係にはアントワーヌ=シモンと名乗る靴屋が付いたものの、彼はアルコール中毒の上に不作法でシャルルや両親を罵っては暴力を振るうという、非道極まりない人物だった。こうしてシモンによる再教育が続く中、マリー=アントワネットは同年の10月に処刑台の露と消えた。それからシャルルは再びタンプル塔に幽閉され、健康状態が著しく急激に悪化してしまう。実は同年5月に高熱と脇腹の痛みを訴えたのでマリー=アントワネットが医師に診察を申し出たが、何度も拒否されていた。そして漸く受診する事が出来、熱は下がったものの腹痛は完治せずじまいだったのだ。体調が良好でなく、しかも居住する部屋の環境は途轍もなく不衛生な状態という最悪な環境下に置かれたシャルルは頚部リンパ節結核により、10歳の若さで生涯を閉じた。シャルルは『全てを奪われた子ども』の象徴として、長年語り続けられているそうだ。

※参考:残忍非人道な児童虐待―「すべてを奪われた子供」ルイ17世の悲劇的な末路(Newsweek)

〈27〉『クリープ・ショー』
危険度【★★★☆☆】
1982年製作の洋画。監督は『ゾンビ』(1978年)や『死霊のえじき』(1985年)等を手掛けたジョージ・A・ロメロ氏、脚本は『ペット・セメタリー』や『ミザリー』等を著したスティーヴン・キング氏。ビリー少年(ジョー・ヒル)が読む恐怖漫画誌に掲載された短編作品に沿った形で5つの物語から構成されており、何れも背筋がぞっとする内容になっている。

〈28〉『Nun Ad』
危険度【★★★★★】
2018年製作の恐怖映画『死霊館のシスター』の宣伝動画。漆黒の背景にスマートフォンの音量調整画面が表示され、消音に設定されるが…直後に耳をつんざくような衝撃音と共に、おぞましい形相の修道女が出現するという内容になっている。実は公式でアップロードされた動画はYouTubeの規約に違反した為に削除されたらしく(あまりにも衝撃的過ぎた事から)、こちらの動画は再アップロードされた物との事。ある意味『雪道コワイ』と良い勝負。

〈29〉『ジェノサイバー』
危険度【★★★★☆】
1993年にバンダイビジュアルが製作したアニメ『ジェノサイバー 虚界の魔獣』。『死ぬほど怖いトラウマTVマンガ大全』に、作品に関する記述がある。《超生命体ジェノサイバーと人類の戦いを描くバイオレンスアクションで、とにかく当時から「残酷描写がエグい!」と評判で、トラウマ化する視聴者が続出。男も女も子どもも容赦なく肉塊にしていくスプラッターシーンがすさまじく、アメリカのアニメファンからも「やはり日本人は恐ろしい」との声が上がったほどだ。そのためか、現在では日本ではDVDが発売されておらず、バンダイのインターネット配信でのみ視聴可能となっている。》との事。


〈30〉『見ぃつけた ねたたま』
危険度【★★☆☆☆】
検索すると不気味な笑顔を浮かべながら、狂気を帯びた眼で戸の隙間から睨んで来る女性の画像が表示される。…が、それ以上の恐怖要素は特にない。





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