18:08 2018/11/12
話題:相棒

『相棒』は私がとても好きな刑事ドラマだ。しかし、聞く所によると11/7の放送回(『バクハン』)に登場した、江藤あや氏扮するシャブ山シャブ子が話題を呼んでいるらしい。「迫真の演技だ」との評価は多いようだが、医療関係者からは描写を非難する声も上がっているとか。シャブ子は本編の終盤にて公園のベンチで電話をしていた、百田努刑事(長谷川公彦氏)を背後からハンマーで撲殺する犯行に及んだ覚醒剤中毒者の女性である。事情聴取では「シャブ山シャブ子、17歳です!」と偽名を使った上にサバまで読み(実年齢は43歳の主婦)、髪の毛を振り乱しながら狂ったように応じていた。この演技はたちまちTwitterで採り上げられたが、精神科医や専門家は「露骨なヘイト表現」「偏見と差別意識を強化している」と批判を論じたらしい。確かに、私からしても今回の描写は行き過ぎているのでは…と内心感じていた。実際背筋がゾッとしたのもある。『相棒』にはSeason 3の第7話『夢を喰う女』が欠番された事実が存在するので、二の舞は避けられたとはいえども今後描写の仕方には注意して頂きたいと思う。

欠番扱いの理由(Wikipediaより抜粋)
閲覧者の個人情報を図書館の司書から聞き出す場面に対して、日本図書館協会から「地方公務員法(第34条。守秘義務)違反になりかねない」「警察においてもこのようなことは現在ほとんどしていない」 という意見が、他にも世田谷区の図書館など図書館関係者からの指摘が寄せられた為、欠番となっている(図書館の自由に関する第3宣言違反の行為。捜索差押許可状以外は「捜査関係事項照会書」も認められない。)。 テレビ朝日は、2004年12月15日付で日本図書館協会などに「令状を見せる場面を省略したことは不適切だった」とお詫びを表明したほか、謝罪テロップを放送している。 このストーリーについては、オフィシャルガイドブックに「season3 第7話は欠番です」と記されているのみで、再放送や番組販売は行われていないうえ、DVDにも収録されておらず、事実上の封印作品となっている。また、season3テレビ朝日公式サイトの粗筋のバックナンバー一覧からも削除されており、ノベライズ3上巻末の放送リストでも触れられていない。





-エムブロ-