海外ものを洋物と言えば、マニアックになれるかしら?

おはようございます、彼方です(*´∇`)

最近、眠気と戦う戦士になり下がっています。

先月、薬を飲むペースが乱れたのがいけなかったのかなぁ(;´・ω・`)

でも眠いから寝てしまうし、寝るとまた薬を飲み忘れてしまう。

精神科のMドクターからは「暫く塗り絵塗ってて下さい」と言われました\(^o^)/

「塗り絵にハマってます」と話したからですが…(汗)

そういう訳にも行かないでしょ、と思いはしましたが、塗り絵が楽しいのは事実。

今日は購入した塗り絵の一部をご紹介します(`・ω・)ノ

***



フラワーフェアリーの塗り絵です(^-^)♪

海外もの。

子供向けで、線画がはっきりしています。

塗り易さ重視だけど、塗り方に因っては、かなり綺麗な出来映えになりそうな、奥の深い塗り絵。

アルファベットのA〜Zまでの頭文字を持つ花と、妖精が収められています。

見本はありません。

***



誰もが知っている名作、『不思議な国のアリス』の塗り絵です。海外もの。

安いし、子供向けですが、ページを開くとその侭テニエルの挿絵が白抜きで載っていて、洋書の『Alice in Wonderland』に色が付いていない感じです。

文章も載っていますから、彩色すると、世界で1冊の『Alice in Wonderland』が出来上がります(・v・)♪

64ページの厚みで、この価格は偉いなぁ…。

見本はありません。

***

ラスト。



ピーターラビットの塗り絵です。海外もの。

線画が太くて塗り易いです。

そして、アリスと同じくこれも1冊の本になっています(≧ω≦)

見本は一部あり。

私は見本が無い塗り絵や、見本が不十分だと感じたら、検索して画像を出して、それを見て塗ります♪

にしても作者名(((゜Д゜;)))

突っ込みどころのある名前だったのね…(汗)





今回は以上です。

海外ものばかり買っている気がする…。

子供向けは安いから(爆)

隕石誘拐(鯨統一郎/光文社文庫)



名作『銀河鉄道の夜』の幻の第五次稿にはダイヤモンドの隠し場所を記(しる)す暗号があった……!
妻と息子が誘拐された!童話作家修業中の中瀬研二(なかせけんじ)は、誘拐犯の思惑(おもわく)を探る。狙(ねら)いは、妻・稔美(としみ)が、亡き父から在(あ)りかを知らされていたらしいダイヤモンド!?
誘拐犯たちに先回りして家族を救出するため、研二は賢治童話の謎を探り始める。
注目気鋭(きえい)の第一長編、登場!

***

「鯨さんの小説が面白い」

というと、多分「馬鹿ミスが面白い」と言っている様に捉えられると思うのですが…緊迫した作品です。第一長編のせいか、物凄い気迫を感じます。

働きながら童話作家への夢を諦めきれず、公募に応募を続ける研二。
貧乏に悩まされながらも夫を支えて頑張る妻の稔美。

稔美の亡き父は宮沢賢治の研究家であり、独自の調査で『銀河鉄道の夜』の幻の第五次稿を発見していた、という設定です。

※『銀河鉄道の夜』とは岩手県の作家・宮沢賢治が死の直前まで改稿を繰り返した、永遠の未完の傑作です。

『銀河鉄道の夜』どころか宮沢賢治の作品は殆ど読んだ事の無い研二が、仲間達とこの謎に立ち向かいます。警察に「宮沢賢治がダイヤモンドの鉱脈を発見していて、その在処をしる妻と息子がさらわれた」と話しに行くのですが一向に相手にされず、

研二は自分に思いを寄せる宮沢賢治に詳しい同僚や、頼りになる隣人、昔から悪友仲間の友人達と手を組んで誘拐犯に立ち向かいます。

誘拐犯はどこにいるのか?

稔美や息子は無事に帰って来るのか?

有りもしない鉱脈の話に惑わされているのでは無いのか?

宮沢賢治は本当に鉱脈を発見していたのか?

鉱脈があるとすればどこなのか?

そして幻の原稿に書いてあった言葉とは?

謎があり過ぎるのですが、研二は持ち前の頭の良さで1つ1つ謎解きをして行きます。

***

『邪馬台国はどこですか?』や『九つの殺人メルヘン』、『みなとみらいで捕まえて』とは比べ物にならないシリアスタッチな物語で、先ずそこに面食らいました。

いつもの鯨さんの物語は、とぼけたボケ役と気の強いツッコミ役が必ず、と言って良い程配置されているのですが、見当たりません。

おまけに稔美はさらわれて痛めつけられるわ、研二は警察から信用されないわ、早くしないと稔美は殺されるかもしれないわ、で読んでいて心が痛みます。

勿論宮沢賢治の原稿に対する推理も絡んで来るのですが、2時間サスペンスがお好きな方なら喜んで受け入れられる種類の骨組みです(2サスよりずーっと深いですが)。

犯人も“意外な犯人”で、宮沢賢治に興味の無い方でもこれは評価の大きい作品なのでは無いか、と思います。

…興味の無い方でも評価は大きい、ですが歴史や本、史実を媒体にしたミステリー小説を書かせたら、鯨さんはやっぱり天才だと思います。

しっかり理詰めなので、宮沢賢治に興味のある方だといちいち頷いてしまう推理ばかりだと思います。





(宮沢賢治が七色のダイヤモンドの鉱脈を発見していたなどということに、信憑性(しんぴょうせい)がはたしてあるのだろうか)

フレーム結びのネックレスと余り糸の冬ブレスと小さながま口。

こんにちは、彼方です(*´∇`)

材料ばかり揃えて、作らない毎日を過ごしております。

というか、母の友人のオーダーがあまりにも理不尽で、やりたくないのにやらされていたり…。

キャスケットを編んで欲しい、派手な毛糸で、安くて可愛いヤツでね、頭小さいから小さくしてね、

と言われ、本物と全然別物の毛糸でキャスケットを編まされました。

“頭が小さい、かなり小さい”との事でしたが、人間はそうそう大きく頭のサイズが違う方はいないもので、体重が私より10kg軽い方だとしても、精々1cm違うか違わないかな、という所です。

だって、成人女性で私の2倍、体重がある方がいたとして、頭も2倍大きい方とか見た事がありません。

いくらそう説明しても、小さいんだ、かなり小さいと騒ぎますから、一般女性の頭囲56cmに対して、49cmまで縮めて、被って貰いました。

「ぴったりだよ(゜∀゜)!」と言われたので、そのサイズで仕上げまで編んで、お渡しして…被ったら、

「小さいんだけど(゜∀゜)!後、つば小さい!付いてんだか付いてないんだか解んない(゜∀゜)!大きくしてよ(゜∀゜)!」



………

…………





温厚な筈の私も、イラッと来ました(^-^;)

あなたがジャストサイズだとおっしゃるから、そのサイズで仕上げたのに、文句あるなら作り上げる前に被った段階で言ってよ…。

毛糸は絡み易く、解き難いモヘアで、編み直しは難しいです…(溜息)

どこまで解けば良いんだか…。

そんな物を作らされて、半泣きです(苦笑)

解いて、やり直さなくちゃ…(´;∀;)

愚痴になりました。

作品を少し、UP致します。

***



フレーム結びのネックレスです♪

ピンクのヘンプでカメオを囲み、端にソロバン型ビーズを通して、長さ調節可能にしました。

母評「やだー、留め具まるでソロバンじゃん!w」

そうだねー、母には絶対あげないから安心して良いからねー(´`)



こちらはオードリー・ヘップバーンのカボションをフレーム結びで囲み、ネックレスにしてみました∩・x・∩

自分用にしようかな(悩)

***



余り糸で百均のレースを縁編みして、黒レースと花を付けたお手軽冬ブレス。
母の友人から依頼された作品の余り糸です。

友人さんは、この糸で編んだネックウォーマーを私と同年代の息子の嫁にあげた筈だし、これも嫁に行く可能性が高いので、色とかは妹に訊いたりして、決めました。

私より若い感性の持ち主ですからね(汗)

私「KTさんにこれ、どうかな?余った糸で作ったの」

母「おー、かわいんじゃね(゜∀゜)?」

私「○○(妹)に訊いたら、真ん中はピンクが可愛いっていうからピンクにした。如何にも○○(妹)らしいよね(笑)」

母「何か送ってやる時に一緒にやれば喜ぶよ(゜∀゜)!」

私「KTさんにはもう何もやらないよ…(汗)」

母「えっ、これKTの?じゃあ、あげちゃ駄目じゃん!」

私「何で?折角作ったのに…」

母「だってさ、人の糸で作ったモンを、そーやって…」

私「^^#これ、KTさんが嫁用にオーダーした糸の余りで作ったのね?KTさんにあげて、何か悪いの?」

母「えっ、KTにあげるの?だって、今、○○(妹)にやるって言わなかった?」

私「…KTさんはピンクは嫁用にしたんだよね。ならピンクの余り糸作品は嫁に行くかもだよね?だから、若い○○(妹)に若い子はどんなのが好みかな、って訊いて、真ん中にピンクの花付けたんだよ。○○(妹)にあげるとか言ってないでしょ?(イライライライラ)」

母「なーんだ、そうなんだ〜(゜∀゜)」

最初に言わなかったかな、私…(;´_ゝ`)

***



ラストは小さながま口です。

飴ちゃん入れにしています(≧ω≦)

内布は茶色のドット柄です♪

母評「アンバランスじゃね?桜にレースとかwタグとかw」

うん、田舎のおばちゃんにはそう見えるんだろうね〜…(溜息)

フリルが付いた浴衣とか、見た事無いんだもんね…(-_-)





今回は以上です♪

がま口、あまりにも難しくて半泣きでした…布は縫えましたが、口金付けが難しい!

1度、プロが縫い付けたがま口を、自分の目で見てみたいなぁ。

紙紐を入れるタイプも作りましたが、やはりプロが作った物を見てみたい。

落ち穂拾い。

おはようございます(*´∇`)

流行に遅れながらも大人の塗り絵にハマった彼方です。

セリアの塗り絵を塗ったら、面白い。

という訳で、セリアの塗り絵を塗って行く様子を載せてみます。

***



ミレーの「落ち穂拾い」の人物2人を塗ってみました。

実は、叔父に完成作品を見せたら、画材が解らないと言われました(;´`)

貧乏人なんだから、普通に12色の色鉛筆だよ(汗)



色鉛筆でも重ね塗りすると意外と立体的になるもので、

「こんな色重ねて良いのか?」みたいに思える色も、私は重ねます。

肌に黄緑とか塗る。

別にピッコロさんにしたい訳では無いのですが、塗ると肌色が明るくなる。

黄緑の前に、オレンジやピンク、茶色も重ねてあります。

2枚めの画像は丁度、後ろに小さく描かれている落ち穂拾いしている人々を塗ろうとしている所ですね(・v・)



完成品。

携帯で撮影したら全てフレームに入りませんでしたが、こんな感じになりました。

「落ち穂拾い」は、兎に角、黒色と茶色を沢山使った気がします。

セリアのお手本より、鮮やかな色合いにしてみました。

ネットで画像を探したら、セリアのお手本と色調が違い、ずっとずっと鮮やかだったのです…(;´・ω・`)

今、この絵は小さな額に入れられて、私の部屋に飾ってあります♪





母にも見せてはみましたが…

私「見て見て!これ、額に入れて飾っても良いよね(´∀`)♪」

母「ん〜、まぁ、いーっちゃいーんだけどさぁ」

何が不満なんだっヽ(*`Д´)ノ

ズブの素人が、見れば「落ち穂拾い」と解るレベルまで塗る事が出来たのだから、もう良いじゃないの!

母はいつでも完璧を求めます。

テストなら、学年で1番。

5段階評価の成績表なら、5じゃないとうるさい。

親が親なんだから、仕方無いと思う…瓜の蔓になすびはならぬ、育てた様に子は育つのだから、

天才を育てたかったら、石川遼の親みたいな親になる努力程度はしようよ。

気持ちが一気に萎みましたが、取り合えず部屋に飾りました。

カウンセリングのR先生に「最近塗り絵が楽しくて♪」と話して、画像を見せたら、

「塗り絵というから平面的な物を想像していましたが、まるで油絵ですね」と言って下さいました。

担当医のMドクターは「暫く塗り絵だけ塗っていて下さい」と(笑)

そういう訳にも行きませんが、塗り絵は新しい趣味になりました(^-^*)

かもめのジョナサン/リチャード・バック/新潮文庫



重要なのは食べることではなくて飛ぶことだ。いかに速く飛ぶかということだ――飛ぶことの歓びを味わうために、自由と愛することの真の意味を知るために、光り輝く蒼穹の果てまで飛んでゆく一羽のかもめジョナサン・リヴィングストン。群れを追放された異端のジョナサンは、強い意志と静かな勇気をもって、今日もスピードの限界に挑戦する。夢と幻想のあふれる現代の寓話。

***

かもめに大層な名前が付いています。

ジョナサン・リヴィングストン。

上に書いたあらすじは裏表紙に書いてある物ですが、文字通り“寓話”として、人間に置き換えて考えると少し敬虔な気持ちになれる物語です。

***

ジョナサンは普通のかもめとは考え方の違うかもめで、食べる事より速く飛ぶ事を考えて自分の限界に日々、挑戦し続けます。

人間の世界でいう所の“変わり者”です。

やがて考え方が違い過ぎて自分のいた群れを追放されますが、改めて見るとやっぱり人間を見ている様です。

人間というのは愚かな生き物で、仲間が自分に理解出来ない行動を取ると、途端に仲間を非難します。

仲間がどれだけ弁解しても、聞きません。

ジョナサンも速く飛ぶ素晴らしさを説くのですが、長老に因って追放されてしまいます。

やっぱり古い考え方の人間ばかりが幹部にいるべきでは無い、と思わされました。

伝統を重んじる事も、新しさを取り入れる事と同じ位大切だと私は思いますが、そのバランスは上手く保たないと生物は進化というか、進歩出来ません。

***

ジョナサンが終盤近く、悟り切って自由と愛を語る様子は、悪い意味では無く、宗教活動みたいだと純粋に思いました。

仏教の釈迦が苦行の末に悟りを開き、説法(宗教活動)している様子を連想してしまいました。

そして結局それは人間の全てが行(おこな)っている活動なのかもしれない、と思いました。

誰かと衝突し、自分の生き方を熟考し、その考え方を反芻した上で、誰かにそれを伝授して行く。

それが説教じみていて嫌だという方もいらっしゃるかもしれませんが、内容と相手に因る所もあるかもしれません。

ジョナサンは優等生過ぎる、と思わないでもありませんが、確かに何か大切な事を教えてくれる物語です。

***

ページの端々にかもめの写真が載っていて、それをジョナサンや群れの皆だと思って読むと臨場感があります。

アメリカ西海岸のヒッピー達が回し読みしていたという逸話も印象的。





「そうすれば、お前は過去と未来を自由に飛行できるようになる。そしてそこまでゆけば、お前は最も困難で、最も力強く、かつ最もよろこばしい事柄のすべてと取り組む用意ができたといえるだろう。そしてお前はそのとき、より高く飛びはじめ、また優しさと愛との真の意味を知りはじめる用意ができたことになるのだ」
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