Apr23
 ::無題























ピッコマにて、
中卒労働者から始める〜て漫画を読んでてね。

事情があって両親いない代わりに、
妹のために就職した主人公がさ。
従兄弟に性的虐待受けてるお嬢様助けて、
警察署から帰るときにさ。

俺だってふつうが良かった

て言ったの。

私の言葉か!
てくらい腑に落ちた。

私だって本音は泣き喚きたいよ。
何で普通に産んでくれなかったのかって。
言ったところで何も変わらないし、
親を否定することになるから、
墓場まで持ってく気持ちなんだけどね。

変わらないから苦しいし恨めしい。
どれだけ努力しても人並みが遠い。
頑張るだけの土台がしっかりしてもいない。
すぐに気持ち折れちゃう軟弱っぷり。

全部自分が悪いんだし、
頑張れないのも自分なんだけども。

そうやって私は私を追い詰めて、
何回死のうと思ったんだろう。
支えて欲しくて伸ばした手は、
いつも正論で振り払われてきた。
だから私しか私の気持ちを肯定してやれない。
誰かに肯定してもらうのは諦めた。

つらいなら逃げればいい。
誰かを犠牲にしても。
私が死ななければそれでいい。

って。

彼さんだけはね、
私の言葉が強がりだって知っててくれるの。
実の親でも知らないのに。

何度も別れ話するのは、
私が寂しくてつらいからでもあるけど、
それ以上に寂しさをぶつけて
彼さんを困らせたくないからなんだよね。
私の気持ちで、
誰かを振り回しちゃいけない。
私は人を傷つけちゃうから、
だから1人で生きていかなきゃって、
ずっとずっと思ってきた。

彼さんが、
本音を言っていいんだよって。
感情ぶつけていいんだよって。
根気よく諭してくれるから、
私もワガママ言えるようになってきて。

でもやっぱりね、
ふつうに産まれたかったって。
ふつうに生きたかったって。
ふとした瞬間に思っちゃう。

私しか私を肯定してやれないのに。

…つらい。

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