話題:読書



すっごい何年も積んでた本。
おかげで前作「プシュケの涙」の内容ほぼ忘却の彼方。彼方ですよ彼方。


アーティスト布施正道を追ってとある町にやってきた美大生の春川。そこで、同じ美大に通う由良と出会う。由良もまた布施正道に会いにこの町へ来たという。
果たして布施正道とは……?





いきなりネタバレ全開で語る。















まあ、予想通りハルくんの父でしたね。
で、前作で亡くなった吉野彼方の父親。
三年前に彼が亡くした大切な女性ってのは娘の吉野彼方。彼が描いたスペードのクイーンのモデルは吉野彼方。

謎なのは、どうしてこの由良がスペードのクイーンを託されたかって事なんだよなぁ。
渡す相手は別れた妻(吉野彼方の母親)だったのかね。
そこのところがはっきりしなかったからなんとなくもやっとする。

あと、後半の話は微妙だった。
グラビアモデルAと由良兄弟の話。
Aの名前も出てこなかったしね。



つうか、年クうとラノベの文体がけっこうキツい。今ならスレイヤーズとか読めないと思う。
若かった頃も読んだ事ないけど。