12/05/04 04:02 (:映画)
モンスターズ/地球外生命体


 




『MONSTERS』

*2010年
*イギリス
*SF/エイリアン
*94分
*主演:スクート・マクネイリー
*監督:ギャレス・エドワーズ


*評価
★★★★★★☆☆☆☆
[10/6点]


【ストーリー】
地球外生命体のサンプルを採取したNASAの探査機が、大気圏突入時にメキシコ上空で大破。その直後から謎のモンスターが増殖し、メキシコの半分が危険地帯として隔離される。

それから6年後、メキシコでスクープを狙うカメラマンのアンドリュー・コールダー(スクート・マクネイリー)は、上司から現地で怪我をした社長令嬢のサマンサ(ホイットニー・エイブル)を、アメリカ国境まで送り届けろとの命を受ける。

2日後にはアメリカ軍が国境を閉鎖してしまうというなか、コールダーとサマンサは、モンスターたちを避けながら国境を目指すのだが・・・・・・。






英TV界でVFXの仕事に携わってきた新鋭ギャレス・エドワーズ監督が、製作費わずか1万5,000ドル(約120万円)で作り上げ、長編監督デビューを果たした事で話題となったSF怪獣映画。



※ネタバレ注意※






【感想】
イマイチだった。エイリアンというより怪獣と呼ぶほうが相応しい謎の地球外生命体の正体が、どう見たって“イカ”なんだよね。そこに尽きる。

SF、とくにUFOやUMA、宇宙人・エイリアン。未知の存在を主軸に描かれた映画に僕が求めるものは1つ、その“ビジュアル”だ。それも想像を遥かに超えた斬新で画期的で刺激に溢れた、それまでに見たことがないデザインを見れるかもしれないと、ほとんどソコだけを楽しみに観るというのに、その期待に応えてくれる作品は滅多にない。それにしたって“イカ”はないだろうと思う。心底落胆した。

ブレるカメラ、乱れる映像、まるでセミ・ドキュメンタリーを思わせる臨場感があり、しがないフリー・カメラマンと社長令嬢とのちょっとしたロマンスもあるけれど、いかにも安っぽいイカのせいで台無しだった。

少しグロい。



おしまい。













 


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