信号待ちの列へたどり着く頃に
ハンドル奥の辺りで
聞いてはいけないよぉな
何かがとんできた音を
聞いてしまった。



これは、見てはいけないやつだ
と、思ったもののそうはいかない。


確かめなければ。



そして、確認。




そして、絶叫。




奴は、奴は、

どこから現れた！



何で、こんな車の中にいるんだ！





恐怖でしかない。


隣に座っていたママが
びっくりする。




そして、信号もすぐにかわり
進まなければならない。



同時に動き出す奴。




そして、絶叫！！


はっきりいって
運転どころではない。


ちょうど
信号の所にコンビニがあったので
絶叫しながら入る。


駐車場に頭から止めようと思ったら
今度はジャンプする奴。


絶叫。



はっきりいって
駐車どころじゃない。


駐車しきれず、限界。


ママが捕まえようとする。


ジャンプする奴。


絶叫する私。



また捕まえるママ。


今度はフロントの右端に
移動する奴。


そして、
ママが運転席へ回って
ドアを開け
逃がそうとする。


そしたら、運転席の
足元へ、やってきた。




やめてくれ、

近すぎだ。




そして、奴は
やっと、外の世界へ。


田舎から
突然コンビニで下ろされた
奴。

そんな事は関係ない。



なぜ、車の中にいたんだ。


絶対に、もう絶対に
現れないでください、








カエルよ。















そして、絶叫しすぎて
涙が出た。




今日の、恐怖体験。