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信じる信じないで測れないなら




私はもう純くんのことを心の底から信じて、好きになって、
言葉を鵜呑みにして隣にいることはできないと思う。
でも、それが別れることを選ぶ理由にはならないんだ。

馬鹿だって言われるかもしれない。
遊ばれてるって、騙されてるだけだって、
利用されてるだけなのかもしれないなんて私にもわかる

でも、そもそも1から10まで、全部を信じて人と付き合っていくことなんてできないと思うんだ

私には少なくとも出来ない。
友達ならまだしも、恋愛感情なんて一過性のものだし、
いつ変わってしまってもおかしくないものだって思う。

人が人を好きになるのに理由はないし、きっかけなんて誰にも分からないこと。
本当に些細なことから人を好きになったりするんだから。

だから最初から信じられるものじゃないの。

たとえばこれまで一度も浮気をしたことがなくて、
心が動いたことがなくて、
一人のひとを本当に大切にしてきたひとであったとしても
それはあくまで過去の話。
これから先のことなんて誰にも保証できない。
約束なんて意味がない。

相手を信じられない、でもそれが何だっていうの。
私にしてみれば、それは当たり前のことだよ。



すごく好きで、愛していて、
だからこそ欠陥ごと受け止めたいと思って傍にいるのか、
呆れて、物が言えなくて、
諦めながら訊くことをやめてしまったのか、
正直今の自分がどちら側なのかぜんぜんわからない。

ただ、いなくても生きていけることは分かっているし、
時間は掛かるかもしれないけど、
私ならまた誰かを好きになることができるとも思う。
プラスにしていく力を私は持ってる。
過去を肯定して、受け入れていくことができる。

だから怖くないんだ。
たとえばまた裏切られて、私は悲しくて、
また泣いて、傷ついたりしたとしても。
そんなの分かっていたことだから
覚悟はできていたのよ



信じる、信じないが別れることの理由に出来ない私は、
これからあの人とどうやって接していけばいいんだろうな


会っちゃったんだぜー



学内セミナーの日、棚卸しだったから無睡眠で具合が悪かったのは本当。でもそれより普通に会いたかったんだと思う。ルール違反だって思ったけど。

5ヶ月振りに、部屋に入った。
あの人がこの部屋にいるってこと自体がとても懐かしくて、離れるのが惜しくなって。ずっと離れなかったのはそのせい。
可愛いと思われたくて、愛しいと思わせたくて、必死になったんだよ。放したくないって思ってもらわなきゃ私はいらない子になるんでしょ?


今でも葵さんとは普通に会ったり連絡取ったりしてるんだろうと思うし、会ったならやることだってやってる。そんなの分かってる。
それを辛いと思って離れるなら、とっくに、岩崎さんの時に離れる選択をしてる。
辛くないと言ったら嘘になるけど、耐え切れないわけじゃない。

タイトルなし

ダイゴのできそこない

タイトルなし




あなたでなきゃ駄目なんてことはないけれど、でもやっぱりあなたがいいな。
甘やかすことはしないけど、甘えさせてくれるあなたがいい。

私は一番じゃないのかもしれないけど、ゴロゴロして、ぎゅうってして、砂糖漬けみたいにはちみつ漬けみたいに甘く甘くしてくれるこの時間が好き。

タイトルなし



「猫みたい」って言われるのが嬉しくって、そのあと撫でてくれる手がとても好きだから、わざと猫みたいな仕種をしたくなるんだよ。こんなことを考えてるって気づかれたくなくて必死で隠すけど、ぜんぶお見通しなんだろうなあ。




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