2014.8.26 17:36 Tue
[ラノベ感想]
彩雲国物語 藍より出でて青
会試直前の王都に、天才・藍龍蓮がやってきた! 自由人な彼のキテレツな振る舞いに、兄の楸瑛は大迷惑。しかし周囲の声なんて気にもせず、龍蓮が「心の友」(=秀麗と影月)のために巻き起こした大騒動とは!?(「王都上陸 龍蓮台風!」)ほか、恋する男女が想いを伝える「秋祭り」に起こった不思議な事件、龍蓮の茶州トンデモ観光案内で、秀麗たちもおおわらわな新作書き下ろしを収録。超人気シリーズ、お得感満点の外伝登場。
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影月編が一区切りついたところで、外伝です。
<王都上陸 龍蓮台風!>
会試の裏話です。
本編でも試験のときに龍蓮が色々やらかしてくれたことについて、秀麗がこぼしていましたが…
くそ笑った。
やはり天才と変人は紙一重ですね。
<初恋成就大奔走!>
克洵と春姫の恋愛物語です。
もう相思相愛と言ってもいいですね。
良く言えば心優しい、悪く言えば気弱な男・克洵と、出来すぎる嫁・春姫。
ある意味バランスのとれた夫婦でしょうか。
<心の友へ藍を込めて>
本当なら『愛』とくるところが、『藍』になっているのは、言うまでもなくこの巻が藍龍蓮のための本だからです。
前巻までの邪仙教事件からシリアス展開が繰り広げられていた本編。
暗い雰囲気を纏っていましたが、それを払拭してくれるようなほっこりしたお話でした。
<夢は現に降りつもり>
劉輝のお話です。
と言いつつも、秀麗の身体のことに触れていたり。
秀麗の母親が子を産みにくい身体だったことにも関係するのでしょうか。
短編集だった割りには、かなり中身の濃い本だったかと思います。
さすが龍蓮本だっただけはありますね笑
2014.8.26 17:35 Tue
[ラノベ感想]
彩雲国物語 光降る碧の大地
女性州牧の紅秀麗は、流行をみせる奇病の解決 と、姿を消した影月を探すため、急遽茶州へ戻ることに。しかし茶州には、秀麗が奇病の原因だという「邪仙教」の教えが広まっていた!「もしも自分のせいなら、私は―」密かに覚悟を決める秀 麗。そんな彼女を、副官の燕青や静蘭も必死で守ろうとするけど!?迫り来る病、そして邪仙教との対決は!?影月編、全てはこの衝撃の結末へ…!!超人気・極彩色ファンタジー第8弾。
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影月篇の完結です。
若い医官が頑張ってる姿とかね。
胸が熱くなる思いでした。
これまであまり明かされなかった陽月の心情とかもあり、影月のことを思う気持ちが伝わってきます。
また、限られた命がつきかけようとしている影月に、彼のもとへと向かう香鈴の姿にも目がはなせません。
この二人、なんとか幸せになってほしい…。
今回の事の顛末には、自害したはずの朔旬の影があり…縹家との関係について、今後の物語の足掛かりになるような要素が伺えました。
本当に目がはなせない巻でした。
2014.8.26 17:32 Tue
[ラノベ感想]
彩雲国物語 心は藍よりも深く
久々の王都で、案件を形にするため大忙しの紅秀麗。飛び交う縁談もそっちのけでガンバル彼女を、王様・紫劉輝も、縁談相手のアノ人もフクザツだけど応援中!しかしそんなとき届いた手紙で、秀麗は茶州で奇病が流行っていることを知る。他にも衝撃の事実を知り、いてもたってもいられない秀麗だけど…。恋をしているヒマもない!?風雲急を告げまくる、超人気・極彩色ファン タジー第7弾。
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もはや影月編と言っても良いでしょう。
残された数少ない時間を、苦しむ人々のために捧げようとする影月の姿に、胸が締め付けられるような思いがしました。
もうそんなことより香鈴とくっついてしまえばいいのに。
縁談相手は、まさかのあの人ということで…
まぁ、紅家的にはあの人を指名したのは自然ちゃ自然のなりゆきなのかもしれませんが。
あの人的には、王の気持ちも知っているし、自分の教え子であるやけであるから、すごく複雑な気持ちなんだろうなと。
かたや秀麗は、官吏達に啖呵を切るという、かっこいい一面を見せてくれました。
州牧として仕事に奔走する秀麗ですが、女ということもあってか、快く思っていない人もおり…
そんな逆行にも負けない秀麗の強さというか。
頑張れと応援したくなるような巻でした。
2014.8.26 17:31 Tue
[ラノベ感想]
彩雲国物語 欠けゆく白銀の砂時計
新年の朝賀という大役を引き受けた、女性州牧の紅秀麗は、もう一人の州牧・杜影月に茶州を任せ、王都・貴陽へと向かう。久しぶりに彩雲国国王・紫劉輝と再会した秀麗。相変わらずの甘えん坊…かと思いきや、しっかり王様している劉輝は、昔とは少し違っていて。一方秀麗の知らないところで、な、なんと意外なアノ人との縁談が 進行中―!?どうなっちゃうの!?恋も仕事も波瀾万丈、超人気の極彩色ファンタジー第6 弾。
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新章突入です。
というわけで、秀麗の州牧としての仕事が始まりました。
工部の二人が言っていたように、秀麗は特別扱いされすぎじゃ…という意見が出ていましたが、なんやそのへんが今後の展開を匂わせていましたね。
秀麗は秀麗なりに努力をしたが故に、今の地位を勝ち取ったようなものなのですが。
久しぶりに会った劉輝は、なんだか少し大人びていて、成長したなーと思いながら読んでました。
あらすじにもありますが、恋に仕事に忙しい新章であります。
目がはなせません。
2014.8.26 17:28 Tue
[ラノベ感想]
彩雲国物語 朱にまじわれば赤
即位間もないダメ王様・劉輝の側近に抜擢され た、文官の絳攸と武官の楸瑛。けれど肝心の劉輝には逃げられてばかりで目通りすら叶わず、不毛な日々を送っていた。そんな折、城内に幽霊が出るというウワサが立って…?(「幽霊退治大作戦!」)ほか、杜影月との出会い、風邪ひき秀麗の周囲で繰り広げられる珍騒動など、彩雲国の裏に隠された4編の秘密のストーリーを収録。大人気・極彩色ファンタジーに待望の外伝登場。
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ついに出ました外伝。
長編のシリーズものときたら、これを楽しみにせずにはいられませんね。
1作目は本編一話より前の話。
2作目は官吏登用試験直前の話。
3作目は熱で寝込んだ秀麗にみんながお見舞いに来る話。
4作目は薔薇姫の話でした。
もう壮大に笑った。
秀麗が風邪を引いた話では、黎深おじさんが大暴走してしまって…
秀麗、愛されてますね。
薔薇姫の話は、どうも実話らしく。
というのも、薔薇姫=英姫…というのはネタバレですね。サーセン。