[ことりだま]
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2019.10.12 21:41 Sat [文庫感想]
砂糖菓子の弾丸は撃ち抜けない






その日、兄とあたしは、必死に山を登っていた。見つけたくない「あるもの」を見つけてしまうために。あたし=中学生の山田なぎさは、子供という境遇に絶望し、一刻も早く社会に出て、お金という“実弾”を手にするべく、自衛官を志望していた。そんななぎさに、都会からの転校生、海野藻屑は何かと絡んでくる。嘘つきで残酷だが、どこか魅力的な藻屑となぎさは序々に親しくなっていく。だが、藻屑は日夜、父からの暴力に曝されており、ある日―。直木賞作家がおくる、切実な痛みに満ちた青春文学。



タイトルの可愛さを裏切るかのようなストーリーに、読んだ後のずんとのしかかる重さがあった。
嘘という砂糖でまぶした弾丸を放つ藻屑だったが、次第に彼女の境遇や言葉の裏側に潜んでいた真実をなぎさは知ることになる。
人は親を選んで生まれることはできない。
実弾を持たない子供たちが、砂糖菓子で包まれた弾丸で大人…社会に対抗していく姿が、今を生きる少女たちを映しているかのようで深く考えさせられた。



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2019.10.12 21:38 Sat [アニメ感想]
未来のミライ






ある日、甘えん坊のくんちゃんに、生まれたばかりの妹がやっくる。妹に両親の愛情を奪われ、寂しさいっぱいのくんちゃん―。そんな時、くんちゃんは家の庭で未来からやってきた妹・ミライちゃんと出会う。ミライちゃんに導かれ、時をこえた家族の物語へと旅立つくんちゃん。果たして、くんちゃんが最後にたどり着いた場所とは。ミライちゃんがやってきた本当の理由とは―。小さな男の子の成長と、過去と未来をつなぐ家族の物語。



若き日のひいじいちゃんが唯々カッコよくて興奮した。



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2019.10.12 15:25 Sat [アニメ感想]
借りぐらしのアリエッティ








スピラーが服の中にバッタの足を入れている野生児感が好きだったりする。

欲にくらむ家政婦に一泡吹かせたのも気持ちよかった。





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2019.10.12 15:23 Sat [アニメ感想]
ゲド戦記






目が虚になっている魔女が怖すぎる。
手嶌葵の歌声にぐっときた。




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2019.10.12 15:23 Sat [アニメ感想]
猫の恩返し






バロンの紳士的な振る舞いに、猫なのに悔しいくらいかっこよかった。

ジブリ作品だけど、今までの作風とは少し変わった雰囲気のような気がする。
ほっこりしたいときにまた見たい。



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