15:11 2015/9/9 (0)
最近ニコ生で、ヒカルの碁名局鑑賞会という放送がされ、再びヒカルの碁熱がぶわっと・・・

対局には実際対局されたものをゆかり先生(ヒカルの碁監修の女流棋士)がテーマに合わせて選んできていたと。
佐為と塔矢名人の対局。佐為が勝ちましたが、逆転の一手をヒカルが見出だすシーン。
このヒカルに未来の光を見て、佐為は、この対局をヒカルに見せるために現世に蘇ったのだと悟る、大切な場面。

この場合を再現する棋譜を、ゆかり先生はさがしだしたわけです。誰も思い付かず後からわかった、逆転の一手がある棋譜を‥‥
すごいなあと感心。
最終回のヒカルVSアキラは早打ちでしたが、それめ実際に早打ちで打たれた一局から選ばれたとか・・・

そういう背景を知って観るとさらに楽しめるなあ。ただいまアニメを見なおしてます。

大きくなった今観るとヒカルがかわいい←
佐為とヒカルのシンクロして喜んだり、一緒に苦笑いしたり怒ったり
体操をやったり・・・ヒカルはいやいややってましたが 笑
ヒカルと佐為のじゃれあう姿は微笑ましいし、後半ヒカルに嫉妬する佐為や、佐為になんとか打たせてあげたい、でも自分も打ちたい、と悩むヒカルの姿に切なくなり・・

最後は消えてしまう佐為を、必死に探すヒカル。打たせてやればよかった、もう俺は打たないから戻ってきてくれ!と涙するヒカルにこちらも涙

そして自分の打つ碁の中に、佐為を見つけた。自分が打ち続けることが、佐為に唯一会う方法だと悟る。

絶対的な強さを持つ、師匠であり友であった佐為はもう側にはいない。だけど受け継がれたものは確かにあった。佐為が笑っていることを願い、佐為の求めたものに答えるため、一人立ちをしたここからが、『ヒカルの碁』になるわけです。

わたしは師弟ものに弱いです。ダレンシャンのダレンとクレプスリーとか・・・師弟じゃないけどドラクエ5のパパスと主人公とか・・・
俺の背中を越えて行け!的に姿を消してしまう展開は共通しています。主人公は涙を流して悲しみを受け入れ、越えられない、だけど目指す先にある存在を追い求める・・すきな展開です。
親からの巣立ち、は成長に必要なイベントですもんね。

ただ、北斗杯編は確かにもやもやする終わりですね。
ヒカルは結局中国にも韓国にも勝てなかったわけで、観にきた母親もたしか周りのヤジにショックを受けて帰っちゃったような。
フォローをしてくれた下りには帰っちゃったからいなかったし、母親のフォローも欲しかった。息子さんは大健闘でしたよって。

ただどっちかには勝って欲しかったな〜
ヒカルは今まで格上には勝てない法則があったから、最後もそうだったのかもしれませんが・・・
塔矢は勝ったわけだし。
社もぽっと出で負けてなんだったんだよと。

ライバルの塔矢にも、佐為にも勝てずに終わっちゃいました。ヒカルは大事な局面は負けのが多いかも。

だからこそ、未来へと繋げる・・希望の見える終わりでもありましたけど、やっぱ北斗杯一勝はして欲しかった強くなった描写があるのだから!現実の日本は中国にも韓国にも歯が立たないのはわかりますが、少年漫画だから!笑


続編今さら希望してます。最近まではあの終わりでもいいとおもってましたが。

佐為が蘇りべつのだれかに憑き、ヒカルの前に再び現れる・・・展開を希望される人が多いみたいです。佐為はあれでいい気もしますが、一度だけ、進藤ヒカル本因坊となったヒカルと戦うために小学生に憑依して、指導碁教室か何かでひょんなことから打つことになってしまう展開で。
どうしても互先で打ちたいと頼む子供になにかを感じ、周囲の笑いを制して打つことにするヒカル。持ち方も初心者そのもの、なのに手筋や
伝わってくるオーラは・・・!

『佐為、おまえ‥‥なのか?』

佐為がたった一度だけ、ヒカルとの対局のために蘇る。

佐為と対局し、涙するヒカルの前に、憑かれた小学生が今度は、自分が進藤ヒカル本因坊と戦いたい‥‥!こんな名局を打ちたい!と棋士の道を歩み始めるのです。熱い!笑

なんなら門下に入って師弟愛ものストーリーになってもいいです。いずれあの扇子がヒカルから手渡され‥‥神の一手を極める道を繋ぐ‥‥!

まあないでしょうが 笑

ヒカルには是非本因坊のタイトルを桑原のおっさんから奪って欲しいです。他にも緒方さんや倉田さん、森下先生など倒して欲しかった人たちは沢山いた。倒していくヒカルを見たかった。
いつか塔矢ともタイトル争いをして欲しい。そしてタイトルを塔矢からも奪ってほしい。名人のタイトルは塔矢から奪って欲しくて‥‥。

塔矢に勝つ話も、みたかったな。ライバルに勝たないジャンプ漫画って今考えたらすごいよなあ。

ヒカルの真価はこれから問われる。問われて、認めれ、その先の話をずっとずっと待ってます。ほった先生!





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