11:22 2008/11/16 (0)
『ねぇ、ラグナス』
『な、なんだい…』

それはとある日の朝。

池の周りをジョギングした後、水を汲みに行き、そこにセリリが偶然居たので挨拶をしようとしたら『いじめに来たのね!!』と大泣きされ、焦っている時にすけとうだらがやってきて、その気持ち悪い身体に吹っ飛ばされた勇者ラグナス(長い)

飛ばされた先はアルルの家の前だった。

『…何してるかは敢えて聞かないケドさ』
『いや、待って、聞いてくれ!!』
『…遠慮しとくよ』
『頼む!今すごく話したいんだ!というか俺の面目を保たせてくれ!』

この勇者、必至である。


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『俺はまず朝のジョギングをしていた…』
『あ、その格好で』
『勇者は常に動けなければならないからさ』

勇者、妙にカッコがつかない。

『しかしそこにうんぬんかんぬん』

アルルがかなり面倒いと感じたため、割愛する。

『つまり、さ』
アルルが真剣な面持ちで、カーバンクルからパンを奪いながら言った。

『勇者じゃないんじゃないかな、キミ』
『言うな』


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『じゃあさ、キミの面目を一新させてあげるよ』
『本当か?』

アルルはカレーを流し込みながら言った。

『闇の変態魔導師を倒して欲しいんだよね』
『え、あのヘンタイ?』
『そう、あのHENTAI』

ラグナスは不快、いや、深い溜め息をついた。

そして勇者らしく言った。

『勇者として変態に関わるのはちょっと』
『キミ本当勇者じゃないんじゃないかな』




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向こうに載せるギャグ書いてたらシュールになった(爆)
いや、ラグナス愛してるんですよこれでも。






-エムブロ-