スポンサーサイト



この広告は30日以上更新がないブログに表示されます。

摂食障害の話


社会の歪みがありありと表出している病気。



普通に考えて、人間は他人の体形なんてほどんど気にしていない(本当にどうでもいい)



そんな暇もないという事を 本人も頭では知識として分かっている。




この病気は 見た目がどうのこうのという話ではなく



本人の自我や自立の問題。



自分が何が好きで 何が嫌いで どういう人間か



全く分かっていない。自信がないから、とりあえず痩せて認めてもらおう



関心を向けて欲しい 愛してほしい・・・



自分を取り戻す事が課題だと思う。




治療の方法という方法は 確立されていないが



まず 自分の中のうっぷんを出す 書いたり、聞いてもらう。自分の感じている事を把握する



半年くらいすると 愚痴を言うのに疲れて、周りへの憎悪から



自分の内面に関心が行くようになる。



そして、自分がこれまで 周りのニーズに振り回されて生きてきた事に気付く。



自分のニーズを満たすような生き方に変わって行く。



時間はかかるけど 自分のペースや強みを取り戻す作業をする。




問題行動は必要が無くなればやらなくなるもので、



自信がついたり 自分の事を優先できるようになると



随分良くなってくると思う。




本人の内面はとにかく荒れていて 混乱しているが



アドバイスされた事は 落ち着いている時に思い出したりするので



その時は分からなくても 良くなってくると ああ、そうなのか


と思えるようになる。



安全な場所を確保したり、自分と向き合う時間をとって



じっくり取り組む病気だと思う。



これという方法はないけど、本人が自分のために動き出す事が必要。



自分の生きやすい方法を 時間をかけて探していく。そんな病気だと思う。








続きを読む

解離性同一性障害の話


一昔前は多重人格という病名で知られていた病気。




この病気は本当にあるのかと ただの演技だと思われるかもしれない。




考え方によっては、




一方の自分のイメージがあり、(か弱い女性)それを崩せなくなっているか、




それを崩したくないけども、それではストレスが溜まるので



一方で本音やうっぷんを晴らすための暴力的なキャラクターを自分で作り、



それを別人格と言って、都合のいい時に呼び出している場合もあると思う。



当事者とウソをついている人の違いは、苦痛が持続しているかどうか。




病気、障害の特徴はどうしようもない苦痛があるもので、




とてもじゃないけども、楽しむ余裕などない状況だと思う。




抑えられない、出てしまう、迷惑をかけているが自分ではどうしようもない



そういうものだと思っている。



どちらにしても、



そうする必要があるという事で、普通ではない。



フリにしろ本当にしろ、まともに生きていけるなら演技をする必要もないのだから。



頭のおかしい人 という目で見られても、それを止められない



そういうものだと思う。



続きを読む

発達障害の話



発達障害は 得意不得意が極端で、社会生活や人間関係を作るのが難しい障害なんだけど




思うに、定型の人が察してしんどい思いをする事が「ない」こともある



それは大きな強みだから、不得意な事を正すより、得意な事を徹底的に伸ばしてあげる方がいい。



実際、定型の人が投げ出すような根気のいる作業が延々と出来たりする。




障害は、怒ったりしつけたりして治るものではないから



周りの大人が頭を使わないといけない。



本人の特性をつかんで、道を作ってあげること。



就職する際も、会社側に得意な事を提供できるようであれば




理解も得られて生活がしやすくなる


分析が最優先の障害だと思う。







続きを読む
前の記事へ 次の記事へ
カレンダー
<< 2024年04月 >>
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30