〜愛しい我が子に会えるまで〜


思い出す…続き2
2012.11.30 03:47

話題:悲しい気持ち



全く想像つかなかった自分の子供。



おっかなびっくり覗き込んだら

可愛くてビックリした。

しかも性別を知らせない病院だったので、勝手にみんなで男の子だと思っていたから



「女の子ですよ」


と言われてなぜか凄くビックリした。


え?女の子?という感じ。



女の子だったんだー
可愛い!


その場で私達はメロメロになった。


抱っこしたら重かった。


正確には2100グラムくらい。


赤ちゃんって重いんだー


そう思った。


病室でずっと待っていてくれた旦那のお母さんに

ぜひ赤ちゃんを抱っこしてほしくて


看護師さんに呼んできてもらった。




お義母さんは手術室に入ってくるなり泣いていた。


娘を抱っこして

目を開けてよと泣いていた。


私はその様子を見て

なぜか

「どうしてそんな悲しいこというの?こんなに可愛いのに!」


と思った。



余談だが、担当したくれた助産師さんにこんなことを言われた。


「もしかしたら今後、旦那さんやお身内の方との間に

気持ちのズレが生じてくるかもしれない。


いつまでも悲しんでいたり、 すぐ立ち直る人もいる


でも感じ方は人それぞれだから何を言われても気にするなって。


だから、もし周りにどう言われようと 充分気がすむまで悲しんでください」

そんなような事を言ってくれた。



この助産師さんの言葉が 今後うちの親や 義両親に対する


私達との気持ちのズレを許せるようになる。



『感じ方は人それぞれ』


いくら、ちょっとそれはないんじゃない?

と思うような事を言われても

この言葉が救いとなった。

それは相手じゃなくて、
私にとっての言葉だったのかもしれない。


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