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第46話 見付かった大病

夢をみた

子供の頃の写真を見ている自分を上から見ている場面

布袋と海外旅行をし、トンネルを潜った夢など沢山みた

起きたら少し首回りに寝汗を感じ、時計を睨み付けると5時少し前だった 何故かあまりいい気分ではなく、タバコに火をつけた

7月にたまたまトイレで母の血便を見付けた 家は汲み取り式のトイレだからだ
検査は29日に決まり 痔からの出血かと考え一応肛門科へ連れて行ったら、裂肛 切れ痔と診断され、血便の原因は痔からの出血とされた
母は安心していた

ただ、俺はある疑いが頭から離れなかった

29日、大腸内視鏡検査を行い、医師の診断は大腸がんだった

「診断結果を申し上げると大腸がんです」

母の嗚咽を聞こえると同時に俺は口を開いた

「ステージは?他臓器への転移は?」

CT をやらないとわからず検査をしその日は帰宅した

次の日、胃カメラをしCT の診断結果を聞き、他臓器への転移は無かった

希望の光が差し込んだ瞬間だった

大きい病院を紹介され手術の為の検査が行われた 心エコーで嫌な時間の長さを感じた

診察室に呼ばれ医師から伝えられたのは

「心臓に重度の大動脈弁狭窄症の可能性があり、全身麻酔は厳しい 先に心臓の治療が必要かもしれない」

差し込んだ光は閉ざされ、まるで暗闇の中にいるようだったが俺は一ミリも諦めなかった

心臓の検査入院をし精密検査が始まった
色々検査をし、心臓カテーテルの結果は

中等度〜重度の間で全身麻酔は可能と診断された

8月25日 入院
8月27日 手術

立ち合いは俺一人 9時に手術室に入り13時に出てきた

医師からの説明があり、無事手術は成功した 内科での診断はステージ1だったがとった感じは暫定ステージ2だろうとの事だった

ICU で母と面会した 意識はあるがあまり会話は出来なかった

俺は笑顔で、手で丸の字を浮かべ上手く行ったよ と合図をした

母は頷いた

次の日から歩くリハビリが始まった
コロナであまり面会は出来なかったが毎日病院へ行き看護師に容態を聞いた

9月6日 退院

久し振りに二人で過ごした

なんだか懐かしい

病理の結果が出て、リンパ節への転移はなくステージ2が確定した 医師は抗がん剤の治療はやってもやらなくてもいいとの事だったが、一応再発防止の為17日から抗がん剤の治療をしている

次は大動脈弁狭窄症の手術が控えている

本当にたまたま見付かったガンだった

あの時、俺が血便を見なかったら大腸検査もしなかったと思う。半年、1年後を考えると転移などもあったかもしれない

本当に良かった

第45話 人の死

軽く自己紹介をすると

ジギーと申します。あたいの事は、ジギーと軽々しく呼んで頂きたい

生年月日も世界一のギタリスト、布袋寅泰と同じく58歳

故に自分もこの年齢になりながらもギターを弾き始めました。最近やっと”G“コードを押さえる事ができ喜んでいます

ギター教室に通おうかと思いましたが、やっぱりCDを聞きどんな風に弾いているのか一音一音を拾って弾いた方が上達は早いと思います


最近は死についてよく考える場面があります
祖母95歳が腎臓ガンを患い、年齢的にも外科の手を加えるよりも経過療法として見守っていて、肺にも水が溜まりはじめている。
先月、施設の方へ行き面会してきた。コロナの影響で中へは入れないが顔を見て話す事ができ、幸せだった

いつかは必ず訪れる人の死

あたいは最近思う

何故、自分は生きているのか?

最近、その答えがわかりました

「使命と運命」だったんだと思い知らされた

それは、近い内に綴りたいと思う


《続く》


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